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 3月10日（月）東京・巣鴨にあるマッハ道場巣鴨支部にて、桜井“マッハ”速人（マッハ道場）が公開練習を行われた。
マッハは3月15日（土）さいたまスーパーアリーナで開催されるFEG主催『HEIWA DREAM.1
ライト級GP2008 開幕戦』にて門馬秀貴（和術慧舟會A-3）と対戦する。
DREAM参戦を前にマッハに強力な助っ人が現れた。吉田道場でトレーナーを務めていた石井大輔が2月からマッハ道場の新コーチとして就任、マッハとマンツーマンで練習に励んでいるという。マッハは石井のトレーナー就任の経緯についてこう説明する。  「もともと僕のトレーナーだった千島トレーナーが痛風になったんですよ。酒を飲むなと言っていたんですけど、酒を飲まないと生きていけない体質みたいで。
そしたら酒の飲みすぎで歩けなくなってしまって、試合前なのにどうしたらいいのかなと（笑）。それで知り合いを通じてトレーナーを探していたら、石井君がフリーになったというのを聞いて、指導してもらうようになりました」
自らも総合格闘家としてのキャリアがある石井について「手は合いますね。体が大きいので僕の当たりにも体が壊れないし、すごく真面目でMMA（総合格闘技）の経験もあって教え上手。
MMAというものをすごく考えているし、みんなで強くなろうという意識も持っている。気持ちと技術面が前に出る感じがしますね」とマッハ。 昨年は巣鴨支部の開設と試合の時期が重なるなど、なかなかトップコンディションで試合に臨めなかったマッハだが、公開練習でTシャツを脱ぐと見事にシェイプされた肉体を披露。
 試合の度に減量が話題になっていたものの、すでに体は80kg前後まで絞り込まれており、少し体を動かしただけで汗が吹き出るなど、コンディションはかなりいい様子。実際にミット打ちやスパーリングが始まると、キレのあるパンチや蹴りを次々と繰り出していった。 「去年よりは調整や準備は出来ていますよ」というマッハは「道場もそうだけど、去年は試合があると言われていてなかったり、全体的に気が抜けていたんですよ。
でも大晦日の試合からは気持ちも入るようになって、とりあえずここじゃ負けられないよね」と精神面でもすでに臨戦態勢だ。 対戦相手の門馬とはかつてグラップリングルールのタッグマッチで対戦しているマッハ。（＝2003年7月13日、DEEP
11th IMPACT）「すごく手足が長くてつかみどころがない選手」としながらも、その後の門馬の試合についてはほとんど見たことがないとのこと。  「何かものすごい減量して70kgで試合をしたのは知ってます。対戦相手は誰だったんですか？ カルバン？ よくカルバンと試合したなあ。僕は70kgまで減量するのは無理だから、彼が（70kgで試合を）やったことは凄いと思いますよ」と語るにとどまっている。
その一方で対戦相手が二転三転したことに言及したマッハは「このままドリームの試合がなくなるのかなと思っていたんで、門馬君が試合を受けてくれたことについてホッとしてます」と門馬に対してリスペクトの言葉を述べた。 門馬と言えばガードからのサブミッションが得意技の一つ。マッハは格闘技専門誌で三角絞めやオモプラッタの外し方を見たことを明かしつつ、「もちろん（関節技には）気をつけますよ」。  公開練習に同席したDEEP佐伯繁代表から「関節技で一本負けしたことあるっけ？」と聞かれると「（クラウスレイ）グレイシーに腕十字やられました。（＝2004年10月14日、PRIDE武士道）
でもあの時は長南の真似したんですよ。僕の試合の前に長南がニュートンの腕十字で腕が伸びたのに逃げたから、俺もやってみようって。試合で練習をやっちゃいました（笑）」と笑い飛ばした。
ドリームという新イベントではPRIDEVSHERO’Sという見方もされているが「試合になればそれはあるかもしれないけど…門馬選手も1回しかHERO’Sに出てないし、そもそも僕の階級に選手がいないじゃないですか」と気にはしていないマッハ。 むしろマッハにとって追い風となっているのは、ウェルター級（76kg未満）という体重設定。これまでPRIDEでのマッハは増量しての83kgか、大幅な減量が必要な73kgで試合を続けていた。76kgはマッハにとってベストウエイトなのだ。マッハはこの階級についてのこだわりを話す。  「ウェルター級は世界で一番層が厚いんですよ。日本では70kgがベストなのかもしれないけど、世界的に見ると小さい。日本人は極端なのが好きなのかな、小さい選手か大きい選手か。世界的にみてその中間にいる人間が一番多いのに、体重を上げたり下げたりしないといけないから大変でしたよ（苦笑）。
だからこの階級で試合が出来るのは僕にとってチャンスです。（UFCでもウェルター級が神の階級と言われているが）そりゃそうですよ、やっている人間が一番多いんだから」
対戦カード発表記者会見と同じように、ウェルター級でのタイトル戦やGP開催に向けても意欲を見せたマッハ。新天地ドリーム、そしてベストウエイトでの戦いに期待がかかる。
FEG
「HEIWA DREAM.1 ライト級GP2008 開幕戦」
2008年3月15日（土）さいたまスーパーアリーナ
開場14：00（予定） 開始15：00 ＜決定対戦カード＞ ▼ライト級GP 1回戦
J.Z.カルバン（ブラジル/アメリカン・トップチーム）
VS
青木真也（日本/パラエストラ東京）
▼ライト級GP 1回戦
川尻達也（日本/T-BLOOD）
VS
ブラックマンバ（インド/フリー） ▼ライト級GP 1回戦
宮田和幸（日本/フリー）
VS
ルイス・ブスカペ（ブラジル/ブラジリアン・トップチーム） ▼ライト級GP 1回戦
朴 光哲（日本/KRAZY BEE）
VS
ヨアキム・ハンセン（ノルウェー/フロントラインアカデミー）
▼ライト級GP 1回戦
アンドレ・ジダ（ブラジル/Universidade Da Luta（U.D.L））
VS
エディ・アルバレス（アメリカ/Fight Factory）
▼ライト級GP 1回戦
永田克彦（日本/新日本プロレスNEW JAPAN FACTORY）
VS
アルトゥール・ウマハノフ（ロシア/SKアブソリュート・ロシア）
▼ライト級GP 1回戦
石田光洋（日本/T-BLOOD）
VS
チョン・ブギョン（韓国）
▼ウェルター級戦
桜井“マッハ”速人（マッハ道場）
VS
門馬秀貴（和術慧舟會A-3）
＜参戦決定選手＞
ミルコ・クロコップ（クロアチア/チーム・クロコップ）
ミノワマン（日本/フリー）
＜チケット料金＞
VIP席100,000円（特典：専用入場ゲート・グッズ付）
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
＜チケット販売＞
やれんのか！オフィシャルサイト http://yarennoka.com
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
HERO’Sオフィシャルサイト http://hero-s.com
K-1オフィシャル携帯サイト i-mode Yahoo!ケータイ EZ web
HERO’Sオフィシャル携帯サイト i-mode Yahoo!ケータイ EZ
web
イープラス http://eplus.jp/battle/（パソコン＆携帯）
チケットぴあ 0570－02－9999（Pコード：－）
ローソンチケット 0570－084－003（Lコード：－）
CNプレイガイド 0570－08－9999
他、プロレス・格闘技専門ショップにて
＜OA情報＞
3月15日（土）19：00～20：54
TBS系列28局全国ネット
＜お問い合わせ＞
DREAM事務局＝℡03-5775-5065 ●2008年のスケジュール
3月15日（土）さいたまスーパーアリーナ「HEIWA DREAM.1 ライト級GP2008 開幕戦」
4月29日（火・祝）さいたまスーパーアリーナ 「OLYMPIA DREAM.2 ミドル級GP2008 開幕戦」
5月11日（日）さいたまスーパーアリーナ「HEIWA DREAM.3 ライト級GP2008 2ndROUND」
6月中旬 韓国or神奈川・横浜アリーナ 「OLYMPIA DREAM.4 ミドル級GP2008 2ndROUND」
7月21日（月・祝）大阪城ホール 「HEIWA DREAM.5 ライト級GP2008 FINAL」
9月下旬 さいたまスーパーアリーナ 「OLYMPIA DREAM.6 ミドル級GP2008 FINAL」
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