4月18日(金)都内にあるワールドビクトリーロード(以下、WVR)事務所にて、5月18日(日)東京・有明コロシアムで開催されるWVR主催『戦極〜第二陣〜』の記者会見が行われ、中尾“KISS”芳広(TEAM
TACKLER)VSBIG・ジム・ヨーク(ニュージーランド)、マイク・パイル(アメリカ)VSダン・ホールバックル(アメリカ)の2カードが発表された。
戦極への参戦を表明し、吉田秀彦(吉田道場)や藤田和之(藤田事務所)への挑戦をぶち明けている中尾。戦極初陣となる今大会の相手には総合戦績9勝1敗、全試合がKOもしくは一本という超アグレッシブファイターのヨークに決定した。
会見に出席した中尾は「1年ぶりの試合という形で緊張もしているし、楽しみにもしています。早く大きな舞台の緊張感を味わって楽しみたいですね」と挨拶。「パッと見た感じ、いい男を見つけてきてありがとうございます(笑)」とKISSネタで笑いを誘いつつも、「相手は体も大きいし、エキサイトな試合をしたい。進化した自分を見せたいですね」と意気込みを語った。
昨年4月のエジソン・ドラゴ戦以来、約1年ぶりの試合となる中尾だが、この間に自らがリーダーを務めるTEAM
TACKLERを結成。これはアマレスラーを中心として作られたヘビー級のチームで8名が在籍しているという。さらにコーチ役としてあの高阪剛の指導を受けており「高阪さんの練習はえらいキツいんですよ。特に練習に取り組む意識として、高阪さんは練習を休むなと言うんです。
鼻血を出して休んでいる選手がいると『輸血して来い』と(笑)。やはり仕事として格闘技があるという考え方だし、練習で余力を残さずにやる、そうすればいい試合が、いいファイトが出来るという教えですから。
メニューとしては補強がとてもキツくて、これがあるかないかで練習内容が変わります。でもこれだけ練習しているから大丈夫だという信念にもなりますよ」(中尾)と、かなりいい練習が続けられているようだ。
さらに一年間試合がなかったとはいえ「確かに色々とありましたけど、その分を練習にぶつけることが出来た。試合はなかったけれどそれは関係ないし、常に戦う気持ちを持ってやってきました。技術的にはタックルと打撃のコンビネーションが一番伸びてます」と中尾。試合間隔が空いたことをプラスに捕らえているようだ。
対戦相手のヨークについては中尾は「打撃も寝技も出来て、自分とはかみ合う相手だと思います。115kgもあって、あれだけ動けて実際に勝っているわけだから、レベルも高いでしょう。面白い、いい試合になるんじゃないですかね」と分析。
会見ではヨークの「今回のこの戦極が自分のプロ格闘家としての一番大きなステージです。オーストラリアのヘビー級代表としてエキサイティングな試合展開でいきますので、楽しみにしていてください。今回は必殺技も特訓しています。応援よろしく!」というコメントが読み上げられたが、「必殺技? 全然気になりませんよ。別にいきなり飛んでくるわけでもないでしょうし」と中尾は意に介さず。
逆に「僕はドラゴ戦から数段レベルアップしているし、今はもうすべての技が必殺技。何でも相手を倒せるし、自分のすべてを見てもらいたい」と、自らの武器に絶対の自信を見せた。
さらに中尾は「理想の戦い方は僕が全部タックルを切られて、もう打撃しかないという状態で右フックでKOですかね。
僕はタックルには自信があるんで、それをディフェンスして僕に打撃を出させてくれるような相手と試合したいんですよ。
ヨーク選手は運動神経も高そうだし、そこで自分のパンチを見せたいですね」と、俺に本気の力を出させてくれと言わんばかりの余裕のコメントも残している。
自信満々の中尾に対して國保尊弘広報は「ヨーク選手は打撃も寝技も出来て強い選手。決して中尾選手にとって楽な相手ではない」とする一方で「昨年はいい勝ち方をしたにも関わらず、1年間のブランクが空いてしまった。
これからはもっと定期的に試合をして中尾“KISS”芳広の強さを見せて、『中尾“KISS”芳広、ここにあり』をアピールしてほしい」とエール。さらに「これから1戦1戦勝って、ヘビー級で一歩前を歩いているジョシュ・バーネットへの挑戦者になって欲しいですね」と期待をかけている。
「僕はリングと共に生きていく人間なんで、今年は頑張っていきたいと思います」と中尾。戦極ヘビー級戦線の台風の目となるか?
またこの日発表されたパイルVSホールバックルは格闘技マニアにはたまらない一戦。特にパイルは“神の階級”UFCウェルター級最強とも目されているジョン・フィッチに一本勝ちし、他にもアンドレ・シモノフ、グスタボ・シムらを撃破。
元修斗世界王者ジェイク・シールズとも好勝負を演じている、いわゆる“未知の強豪”。さらにあのランディ・クートゥアが師匠という情報もあり、日本ではまだ知られてないものの、楽しみな選手だと言えるだろう。
株式会社ワールドビクトリーロード
「戦極−第二陣−」
2008年5月18日(日)東京・有明コロシアム
開場14:30 開始16:00
<追加対戦カード>
中尾“KISS”芳広(日本/TEAM TACKLER)
VS
BIG・ジム・ヨーク(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
マイク・パイル(アメリカ/エクストリーム・クートゥア・ジム)
VS
ダン・ホールバックル(アメリカ/McVicker’s Martial Arts Academy)
<決定対戦カード>
北岡悟(日本/パンクラスism)
VS
イアン・シャファー(オーストラリア/ファイブリングスドージョー)
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
VS
イ・グァンヒ(韓国/Tuhon Jeongsim Gym)
佐々木有生(日本/GRABAKA)
VS
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
<出場決定選手>
ホジャー・グレイシー(ブラジル/ホジャー・グレイシー柔術アカデミー)
ケビン・ランデルマン(米国/ハンマーハウス)
<チケット料金>
VIP席50,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席25,000円
戦極シート(S席)15,000円(特典付)
S席15,000円 A席 7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット一般発売所>
イープラス http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード811-831)
チケットぴあ http://eplus.jp/sengoku/
ファミリーマート
サークルK・サンクス
ローソンチケット ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33717)
全国ローソン店頭Loppi http://l-tike.com/
CNプレイガイド=0570-08-9999(10:00〜18:00) http://www.cnplayguide.com/
ampm
セーブオン
CNステーション
<問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03-3369-2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<出場予定選手>
藤田和之(藤田事務所)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<プレイガイド先行発売>
4月14日(月)12:00〜4月22日(火)18:00まで
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
4月14日(月)12:00〜4月23日(水)11:00まで
電子チケットぴあ インターネット先行抽選(プレリザーブ受付)4/24(木)当選発表
4月25日(金)12:00〜14:00 PIAカード会員エントリーBOX先行電話受付
4月25日(金)14:00〜18:00 PIAカード会員プレミアム先行電話受付
4月14日(月)12:00〜4月24日(木)23:59まで
ローソンチケット プレリクエスト抽選=http://l-tike.com/
4月23日(水)19:00〜22:00
CNプレイガイド=TEL:0570−08−09922
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
|