7月7日(月)東京・日本武道館で開催される『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship
Tournament FINAL8』及び7月21日(月・祝)大阪城ホールで開催される『DREAM.5 ライト級GP2008決勝戦』のプロモーションイベントとして、6月30日(月)〜7月6日(日)の1週間、東京・赤坂の新名所「赤坂サカス」にて観覧無料の格闘技イベント『K-1
WORLD MAX & DREAM Presents AKASAKA FIGHT FESTIVAL』が行われている。
その4日目となった7月3日(木)イベントの第1部を飾ったのは、K-1
MAXに出場する佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/フルキャスト)と城戸康裕(谷山ジム)の二人。二人は公開練習を行う前に、それぞれ別々にマスコミの囲み取材に応じた。
今大会でブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)と3度目の対戦に挑む佐藤は「仕上がりは最高です。体調もバッチリ。やることは全てやって、本当にいい練習が出来ました。勝つ自信があります」と、キッパリ勝利宣言!
「ブアカーオに勝つためにすべてのことをやった。常にブアカーオに勝つためにどうすればいいのかを考えていた」という佐藤はこの試合に向けてこれまでにない練習に着手した。
その一つが自分の戦いにリズムをつけることだ。「自分は淡々としたリズムで戦っていて、印象が悪くて判定で負けたことがある。今までの自分の戦い方+ダッシュ力があったら、負けていた試合も勝ちになっていたと思う。勝負どころではもっとバンバンいかないといけない」という佐藤。
アンディ・サワーに判定負けした試合を例に出し「あの試合は僕もサワーも攻撃を当てた回数は同じだったと思う。
ただしサワーの方が攻撃を連打で出して、そこで僕が下げさせられてしまって、判定負けになったんですよ」と説明する。
この教訓を活かし、佐藤は自分の攻撃のリズムやテンポを上げることを意識して練習を続けてきたという。
また「今回は量よりも質。練習量は減らしたけれど、意識的に自分を追い込んで練習しました」と、今まで以上に試合に集中した練習が出来たと語る。
昨年から取り組んでいるウエイトトレーニングに関しても「ようやく効果が出てきましたね。ずっと積み重ねてやってきたものが、自分の動きとして出せるようになってきましたし、今までで一番、減量がきつかったんですよ。今週に入ってから一気に体重は落ちたんですが、普段から節制して体重が75kgは超えないようにキープしていました」と、動きだけでなく体重という数字になって効果が現れている。
「もうブアカーオに勝つことのみしか考えていません。負けたらどうしようとかそんなの考えてないですよ」という言葉からも分かる通り、佐藤は打倒ブアカーオにゆるぎない自信を持っている。
「ブアカーオと1回目に戦った時は自分が舞い上がっていて、自分の力を出せないまま、力の差を見せ付けられて負けました。
それで2回目は冷静に戦うことが出来て、技術的には互角だって分かりました。あの時に負けたのは勝負強さの差だったと思うんです。だから今回は執念をかけて勝ちます。
僕は歴代王者に経緯を評していますけど、多少なりとも胸を借りるつもりがあったのかもしれません。ブアカーオのことは尊敬していますけど、自分の方が強いという気持ちを持って練習してきたし、毎日それを積み重ねてやってきました。2年連続でベスト8に終わって、もう優勝するしかないですよ。ブアカーオに勝つ確率?100%です。潰しにいきます」(佐藤)
ブアカーオ超えを果たせば、その先には念願の魔裟斗戦の実現の可能性もある。佐藤は魔裟斗戦に向けて「当たり前なんですけど、今は目の前のことしか考えてないです」という佐藤だが「(魔裟斗と)戦うプランは考えてますよ。ただ僕の中で一番の敵はブアカーオ。ブアカーオに勝てれば魔裟斗選手にも勝つ自信があります」と話している。
囲み取材後、公開練習を行った佐藤はいつもの「愛を知る県、愛知県から来ました佐藤嘉洋です」で挨拶をすると、試合に向けての意気込みを一通り話し、シャドーボクシング1Rとマススパーリング1Rをファンに向けて披露。
佐藤はマフィア青木(※名古屋JKファクトリーの後輩。佐藤のブログにたびたび登場している)を相手にしたスパーリングではロー、ミドル、ハイとバランスよく蹴りを出し、さらに飛びヒザ蹴りなど大技も繰り出し、集まったファンを多いに楽しませた。佐藤は3度目の正直でブアカーオ超えなるか? そして魔裟斗戦の実現に前進することが出来るか?
FEG
「K-1 WORLD MAX & DREAM Presents
AKASAKA FIGHT FESTIVAL」
2008年6月30日(月)〜7月6日(日)東京・赤坂サカス内‘Sacas広場’
http://sacas.net/access/index.html
・7月4日(金)
19:00〜20:00 K-1MAX:ブアカーオ、アンディ・サワーらMAX最強外国人軍団の公開インタビュー、チャリティオークションなど
・7月5日(土)
13:00〜15:00 DREAM:秋山成勲ほかDREAM7/13SP公開収録(勝俣州和、青木裕子ほかゲスト出演)
16:00〜20:00 K-1MAX:スペシャルマッチ、ムエタイ、空手演武
・7月6日(日)
11:00〜 K-1MAX:公開計量
12:00〜13:00 K-1MAX:公開直前記者会見
FEG
「K-1 WORLD MAX 2008
World Championship Tournament FINAL8」
2008年7月7日(月)東京・日本武道館
開場16:30 開始18:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) K-1
WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準々決勝戦 3分3R延長1R
魔裟斗(シルバーウルフ/2003年世界王者)
VS
ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME/2006世界3位)
▼セミファイナル(第9試合) K-1
WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準々決勝戦 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004・2006年世界王者)
VS
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2005・2006日本王者)
▼第8試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
VS
レミギウス・モリカビュチス(リトアニア/リングス・リトアニア)
▼第7試合 K-1ライト級 60kg契約 3分3R延長1R
大月晴明(AJKF/WPKC世界ムエタイ・ライト級王者)
VS
デビット・ドゥージャ(フランス/ファウコンジム)
▼第6試合 K-1ライト級 60kg契約 3分3R延長1R
大宮司進(シルバーウルフ/ISKA世界スーパーフェザー級王者)
VS
コンスタンティン・トリシン(ウクライナ/キャプテン)
▼第5試合 K-1ライト級 60kg契約 3分3R延長1R
上松大輔(チームドラゴン)
VS
エディ・ユアザパビュチス(リトアニア/トルネード)
▼第4試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準々決勝戦 3分3R延長1R
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005・2007世界王者)
VS
ウォーレン・スティーブルマンズ(南アフリカ/ボスジム/2008ヨーロッパ王者)
▼第3試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準々決勝戦 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山ジム/2008日本王者)
VS
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ/2007年世界3位)
▼第2試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament敗者復活戦 3分3R延長1R
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002年世界王者)
VS
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club/2007年世界ベスト8)
※勝者は10・1のトーナメントリザーブ選手となる
▼第1試合 3分3R
大渡博之(正道会館)
VS
MASAKI(TARGET)
▼オープニングファイト第3試合 3分3R
アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チーム・スーパープロ)
VS
マーク・ヴォーゲル(ドイツ/ゴールデングローリージム)
▼オープニングファイト第2試合 K-1
YOUTHルール 3分3R
才賀紀左衛門(大誠塾)
VS
タイロン・ヴァン・ウィック(オーストラリア/ファイブリングス道場)
▼オープニングファイト第1試合 K-1
YOUTHルール 3分3R
卜部弘嵩(西山道場)
VS
デニス・テリシャ(ベラルーシ/チヌック)
<チケット料金>
SRS席 23,000円/SS席 14,000円/魔裟斗応援シート 14,000円(特典つき)
S席 10,000円/A席 6,000円
<チケット発売>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
<チケットに関するお問い合わせ>
株式会社キョードー東京 03−3498−9999
<大会に関するお問い合わせ>
FEG 03−3796−5060
●K-1
WORLD MAX 2008年間スケジュール(国内)
7月7日(月)東京・日本武道館「世界一決定トーナメント FINAL8(準々決勝)」
10月1日(水)東京・日本武道館「世界一決定トーナメント FINAL(決勝戦)」
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