1月1日(木・祝)都内ホテルにて、昨日大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催された『Dynamite!!〜勇気のチカラ2008〜』の一夜明け会見が行われた。
会見には、K-1・谷川貞治イベントプロデューサー(以下EP)とDREAM・笹原圭一EP、そして大会で勝利を収めた青木真也(パラエストラ東京)、アリスター・オーフレイム(オランダ)、川尻達也(T-BLOOD)、桜井“マッハ”速人(マッハ道場)、セーム・シュルト(オランダ)、HIROYA(フリー)、アンディ・オロゴン(ナイジェリア)、中村大介(U-FILE
CAMP)が出席した。
まず谷川EPは「昨日はとてもいいイベントになったと思います。大会が終わって年越しパーティーをやってDJ
OZMAとアゲアゲしずぎて2日酔いで頭がクラクラしています(苦笑)。昨日はK-1ファイターが負けましたが、今年のドラマになりますし、競技的にも技術革新のいいきっかけになったと思います。再び日本に格闘技熱を戻して世界に発信していきたいですね」と大会を統括した。
日本だけでなく世界中が注目したエディ・アルバレス(アメリカ)との一戦を勝利した青木は「昨日はみなさんのおかげで勝つことができました。UFCにはBJペンという頂点がいます。日本にも“SHINYA
AOKI”という1つの新たな頂点ができたことを証明できたと思うので、これからは海外の選手が集まってくると思います。2009年は世界と闘っていきたいです」と今年の抱負を力強く語った。
なお、今大会の視聴率について谷川EPは「毎年1月2日に発表されます。瞬間最高視聴率は1月5日になるのですが、視聴率は試合が長いほど上がっていき、短い試合が多かったので、どうかなという気がします。いいイベントだったので、あまり気にしていませんけど」と語っている。会見に出席した選手のコメントは以下のとおり。
●アリスター・オーフレイム
「去年立てた目標を達成することが出来ました。今年も達成できるように頑張ります。チームのみんなの力があったからここまで来られたと思います」
●アンディ・オロゴン
「昨日のような大会に参加できてありがとうございます。昨年はいい一年でした」
●HIROYA
「昨日の大会では反省点ばかりでしたが、勝てて嬉しかったです。他の三人も気持ちが強くてギリギリで勝てました。魔裟斗選手と約束していた優勝ができたことが良かったです。これからはタイでもどんどん闘いたいですし、大人の人ともやっていきたいです」
●桜井“マッハ”速人
「2008年はいろいろなドラマがありましたけど、2009年にはトーナメントもあるんで、2008年以上のドラマを作りたいです」
●中村大介
「これからが勝負だと思っています。昨日の大会を観て日本のライト級は凄いと思ったので、自分もそれに入っていけるように、日本の格闘技界を盛り上げていきたいです」
●川尻達也
「2008年は最初からつまんない試合をしたり、ふがいない闘いばかりでした。昨日は気持ちのいい勝利ができて、終わりよければ全てよしだと思います。途中で投げすに続けてきてよかったと感じました。青木くんが昨日衝撃的な勝ち方をしてくれたので、2009年は僕と青木くんでDREAMのライト級を盛り上げていきたいです。今年は勝負の年になると思うので、DREAMで昨日以上の盛り上がりを見せられたらいいと思います」
●セーム・シュルト
「2008年はいい年でした。実は自分の息子が生まれたんです。残念なことにK-1のタイトルを防衛できなかったですけど、来年はK-1のタイトルを獲りたいと思います。自分にはその資格があると思っています」
★12・31Dynamaite!!の試合結果はこちら
|