1月10日(土)東京・大久保のDEEP OFFICIAL GYM IMPACTで記者会見が行われ、2月10日(火)東京・後楽園ホールで『新春!DEEP&CMAファン感謝祭2009』の開催が発表された。会見には佐伯繁DEEP代表、諸岡秀克CMA会長、ミノワマン(フリー)、高橋和生(フリー)が出席。
このイベントは総合格闘技ルール、キックボクシングルール、U系ルール、プロレスルールなどの試合に、エキジビションを含めて全8試合を予定。その他にもトークショーやプレゼント付きビンゴ大会などが行われる。ファン感謝祭ということで、チケット料金もVIP席5,000円、自由席3,000円と格安だ。
佐伯代表は「2月なのに“新春”でいいのだろうか?」とイベント名に疑問を投げかけたが、「旧正月だから全然大丈夫。日本も元々そうだった」という諸岡会長の一言で納得。
ミノワマンは「今回はファン感謝祭と言うことで、元々みんなで練習していた仲間たちがバラバラになってしまったので、今まで応援してくれたファンに感謝を込めてまた同じリングで闘う姿を見せたいと思います」と挨拶。高橋と会うのはパンクラスを辞めて以来とのことで「緊張します」と笑った。
高橋は「僕はDEEPで1回も試合をしてないのになぜ? というところもありますが、DEEP以外ではお世話になっていたので、このお祭りに少しでも貢献できればと思い参戦しました。お祭りを盛り上げられるように頑張ります」と語った。
現在のところ、両選手以外の出場選手や対戦カードは未定だが、佐伯代表は「いろいろ豪華な方が出てくると思います。僕や諸岡会長の知り合いの選手も参加するし、一大イベントになる。絶対に損はさせない」と、DREAMなどで活躍する選手たちもイベントに参加することを匂わせる。
佐伯代表が「普段は見られない、考えられないルールでやってくれませんか?」と問いかければ、高橋は「出ると決めたので、旧UFCルールだろうが今のUFCルールだろうが、PRIDEルールだろうがDREAMルールでも戦極ルールでもなんでも構わない」と言い放ち、「ミノワマンも同じだと思いますが」と問いかけるとミノワマンは素直に「はい」と同調した。「旧パンクラスのルールでもいい」とも。悪乗りした佐伯代表は「じゃあ、蛍光灯デスマッチやサソリデスマッチは?」と提案したが、諸岡会長に一蹴されている。
両選手はDEEP公式戦で試合をする予定で、「予算の関係で外国人は韓国からしか呼べない」(佐伯代表)とのことから、対戦相手は2人とも日本人になるという。
諸岡会長によれば「パンクラスを離れた選手は半分が参加する」、佐伯代表も「現パンクラスの選手にも声を掛ける」とのことで、パンクラス同窓会的な趣旨もあるようだ。
高橋は「一緒にメシを食った美濃輪(ミノワマンの本名)が大人になった感じがする。その分、自分がトシをくったということですが。お互いにまだ現役選手で、同じリングに参戦出来るのは幸せ。まだまだ昔一緒に練習した仲間と、同じリングに立ったこともある選手もいればいない選手もいるので、今回このお祭りで僕と美濃輪が同じイベントに参加出来るのは凄いことだし、感謝しています」と語り、「船木(誠勝)さんには参加してもらいたいですね」と呼びかけた。
「鈴木(みのる)さんにも富宅(飛駈)さんにも、パンクラス旗揚げメンバーにはみんな参加してもらいたい」とし、さらには「朝日(昇)さんとか中井(祐樹)さんとか、初期の総合格闘技界の選手たちにも出て欲しい。元パンクラスに限らず垣根を越えてお祭り騒ぎが出来ればいいと思います」と、総合の歴史を彩った名選手たちにも参加を呼びかける。
ミノワマンも「最初に名前が挙がるのは、船木さんに参加して欲しい」とやはり船木の名前を挙げ、「いま一緒に練習している柳澤(龍志)さん、窪田(幸生)さんとかパンクラスを出たメンバーだったり、今のパンクラスの選手が参加してくれたら面白いと思います」と希望した。
また、諸岡会長は「韓国から身長190cm、体重77kgの選手を招聘する。これは強いです。噂ではキム・ドンヒョンに匹敵するということなので僕も見たいし、どのくらいのレベルか試したい。上手く行けばDREAMや戦極に送り込みたい」と“秘密兵器”を投入することを明らかにした。
DEEP&CMA
「新春!DEEP&CMAファン感謝祭2009」
2009年2月10日(火)東京・後楽園ホール
開場18:30 開始19:00
<出場決定選手>
ミノワマン(フリー)
高橋和生(フリー)
<チケット料金>
VIP席5,000円 自由席3,000円
※当日券は各500円増し。
<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303
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