1月22日(木)東京・原宿にあるFEGの会議室にて、『DREAM』の笹原圭一イベントプロデューサー(以下EP)が囲み会見を行った。
海外のインターネット媒体で報じられた、アリスター・オーフレイムとセーム・シュルトがゴールデン・グローリーのマネージャーであるバス・ブーン氏とUFCとの会談を持ったとの件について聞かれた笹原EPは、「ゴールデングローリーは抱えている選手が多いので、DREAMやK-1で全部の選手と契約しているわけではない。登場していない選手がUFCに出るのはありだと思います。シュルトはDREAMでも使っていきたい選手ですし、UFCには120kg以上は出られないので難しいんじゃないですか。アリスターはヘビー級の新しい顔になるので、今年は積極的に使っていきたい。また、立ち技であれだけ出来るのかという印象が残っているので、K-1の舞台は彼がよりメジャーになっていくための有効な手段だと思います。両選手共にDREAMで今年も使っていきます」と、両選手のUFCへの移籍を否定した。
ミルコ・クロコップに関しては「5月か7月くらいからと考えています。術後の経過も良好と聞いています」とのこと。
大晦日を前日に負った怪我で欠場したライト級チャンピオンのヨアキム・ハンセンについては、「すぐノルウェーの自宅に戻って静養中です。脳のダメージなので普段の生活はおくれているようです。大丈夫だとのドクターのお墨付きをもらってから戦線に復帰してくると思います。ただ、欠場が1年以上続くのであれば暫定王座も考えていかないといけない」と心配はいらないと説明し、「ライトのトップコンテンダーは青木選手。青木選手が今年どういうスケジュールなのかはまだ分かりませんが、第一挑戦権は彼が持っていると考えています」とした。
また、大晦日にデビューしたキン肉万太郎に関して「この先、そのまま万太郎でいくのか素顔に戻るのかは決まっていませんが、彼はヘビー級の日本人の主役になっていただきたいので、今年はDREAMのリングで試合を組んで行きます。ひょっとしたら、別のマスクマンになるかもしれない」と語った。
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