1・18『ムエローク』の興奮も冷めやらぬ内に、日本唯一のムエタイイベント『M-1』がまたしても豪華ラインナップで大会を開催する。3月1日(日)東京・ディファ有明で開催される『M-1』でWPMFの二大世界タイトルマッチが決定した。
ダブルメインイベント第1試合では、デッートサムット・チョールークサムット(タイ=写真右)の保持するWPMF世界ライト級王座に、元・全日本ライト級チャンピオンの増田博正(スクランブル渋谷)が挑戦する。
増田は昨年5月6日、JMC横浜主催興行で現役ラジャダムナンスタジアム認定ライト級チャンピオンのグーピー・ウォー・スティラー(タイ)に判定勝ちする快挙を成し遂げ11月にはWBCムエタイルールのランキング戦でルンピニー&プロムエタイ協会1位&ラジャダムナン2位&WBC11位のタイトップ選手トゥワントーンに挑んだ(49−48×3で判定負け)。
タイのライト級で一番の長身を誇るトゥワントーンには苦戦したが、今回は心機一転、WPMF世界タイトルを奪取出来るか?
そして、“打倒ムエタイ”路線をひた走るWMAF世界フェザー級チャンピオンの駿太(谷山)が、なんとあのアヌワット・ゲーオサムリット(タイ=写真右)の保持するWPMF世界フェザー級王座に挑戦が決定!
ムエロークでファンにアンケートを行った結果、ファンの要望が多かったラジャダムナンの絶対王者アヌワットが待望のM-1リング初登場。パンチを主体とするスタイルで、持ち前の強打でKO勝ちも多く、タイのトップスターであり日本にもファンの多いムエタイ戦士だ。
1998年10月31日の深津飛成戦(5R0分56秒、TKO勝ち)、2005年10月29日の小野寺力引退試合(2R1分28秒、KO勝ち)に続き、今回が3度目の来日。これまでラジャダムナンスタジアムのミニフライ級、ライトフライ級、スーパーフライ級、フェザー級王座に就き、ルンピニースタジアムでもフェザー級王座を獲得。2004年と2005年にはタイ国スポーツマスコミ協会選出ムエタイ部門最優秀賞とタイ国スポーツ協会選出ムエタイ部門最優秀選手賞を2年連続で受賞している。
対する駿太は2007年9月24日にM-1でVS日本人無敗を誇ったコムパヤックを判定で撃破、昨年5月6日にはWBCムエタイ世界フェザー級15位のセーンチャイ・ジラグリアングライも判定で破り、9月15日にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級チャンピオンのトーン・ルークマカームワーンと引き分けた。
12月22日には敵地へ乗り込み「ラジャダムナン・スタジアム生誕63周年記念興行」のビッグマッチに出場し、デンダナイ・PKステレオとWMC世界フェザー級王者決定戦を争ったが、判定で敗れている。1・18『ムエローク』ではノンオー・シットオーとの対戦が決まっていたが、足の負傷で試合をキャンセル。今回が復帰戦となる。
アヌワットは最近、歴戦のダメージから打たれ弱くなっており、駿太が快挙を達成する可能性は十分にある。大注目のタイトルマッチになるといえるだろう。
M-1MC
「M-1」
2009年3月1日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00
<決定対戦カード>
▼ダブルメインイベント第2試合 WPMF世界フェザー級タイトルマッチ
アヌワット・ゲーオサムリット(タイ/王者)
VS
駿太(谷山/WMAF世界フェザー級王者/挑戦者)
▼ダブルメインイベント第1試合 WPMF世界ライト級タイトルマッチ
デッートサムット・チョールークサムット(タイ/王者)
VS
増田博正(スクランブル渋谷/元全日本ライト級王者/挑戦者)
<チケット料金>2月9日(月)〜発売
SRS席12,000円 RS席10,000円
S席7,000円 A席5,000円
<お問い合わせ>
M-1MC株式会社=TEL:03−6802−1011
●M-1ムエタイチャレンジ2009年度のスケジュール
3月1日(日)東京・ディファ有明
6月21日(日)東京・ディファ有明
9月13日(日)東京・ディファ有明
11月8日(日)東京・ディファ有明
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