2月17日(火)東京・岩本町にあるPHOENIX
StadiumにてK-1デビュー戦を迎える元プロボクシング日本フェザー級王者・渡辺一久(フリー)が公開練習を行った。
渡辺は2月23日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるFEG主催「K-1
WORLD MAX 2009〜日本代表決定トーナメント」のスーパーファイトでISKA世界ライト級王者の上松大輔(チームドラゴン)と対戦する。 ボクシング時代の反則行為、参戦発表会見で見せた狂犬キャラで、注目を集めている渡辺。この日の公開練習ではPHOENIXジムの加藤督朗会長を相手に2Rのミット打ちを披露。
ボクシング仕込みの鋭いパンチを見せる一方、加藤会長の指示の下、ミドルキック、ローキック、前蹴り、ヒザ蹴りと積極的に蹴り技を繰り出す。さらには変則的な動きから繰り出すパンチや蹴りを見せて、試合への仕上がりが順調なところを見せた。 公開練習後の囲み取材で渡辺は「体調はいいっすね。いつも通り、普通な感じ。減量にも慣れてるし、減量に失敗しないようにするのも仕事」と、現在のコンディションについてアピール。 ボクシングの試合から数えても、実戦の舞台から1年以上も離れているが「自分は試合を楽しむことを大事にしてるんですよ。だからすごいワクワクしてる。それは緊張とは違う。試合は楽しんだもん勝ちですから」と、ブランクに対しての不安は全くない。 現在の練習場所はPHOENIX、BLUE
DOG GYM、ケルベロスジムの3カ所で、「俺は意味がないところには行かない。自分の中でその3つのジムで練習することが大切だと思っているから、そこで練習している。技術的なことはもちろん、ジムの雰囲気とかも含めて3つのジムを選んだ」(渡辺)。 ボクサーがK-1に転向するにあたり、最大の壁となるのがローキックを始めとする蹴りへの対応だが、PHOENIXで加藤会長から蹴りを教わっている渡辺は「蹴りは自分なりには上手くなっていると思いますよ。ただ蹴りを本格的に始めて2,3カ月だし、キックのチャンピオン級の選手と蹴りで勝負するのは違うじゃないですか。 そこまで甘くないと思っているし、(K-1を)舐めているわけじゃない。俺は違う方法で倒しに行きます。その中で蹴りがあるルールだから、蹴りもやらなきゃいけないってことっすよ。まあ右ローはみんな『強い!』って言ってくれるんですけどね」と自らの蹴りについての考えを話す。 記者会見や公開練習では上松が「パンチで勝負する」という内容の発言もしているが、渡辺は「向こうは蹴りをやらないって言ってるから、蹴りの対策をやる必要がないかなって。
だから蹴りを出さないと信じているんで、お願いします……っていうのは冗談で、ちゃんと対策はやってますから(笑)」と冗談を交えながらも、ローキック対策を進めていることも明かした。 対戦相手の上松については「もともと自分の中で相手のことをイメージするタイプ。事前に相手の映像は見ないし、リングに上がってグローブを合わせた時、瞬時に頭の中に相手のことが思いつく。だから今回も彼(=上松)の研究は全然やってない」と渡辺。 そして「前も言ったけど、俺は彼を目指してやっているわけじゃない。だから彼のために時間を費やすことがムカつく。将来、格闘技でどうなりたいのかを考えて練習しているだけだから、彼のための練習なんてやりたくない」と上松を一刀両断。 普段はモデルとしても活動している上松が試合後にファッションショーを控えていることを伝え聞いても、渡辺は「それ見に行くのにいくらかかるんですか? 俺も客として行きたい(笑)。モデルやるんだったら、顔を殴っちゃいけないっすね。ボディで倒すことにします。 (上松がモデルをやっていることについて)頑張ってるんじゃないですか。俺には出来ないからうらやましい。というかあんなに格好よかったら、格闘技なんてやらなきゃいいのに」と、ほとんど上松のことを相手にはしない。 では上松を完全無視し、渡辺が考える「将来、格闘技でどうなりたいのか」というビジョンは何なのか? 「俺の将来の野望? まずは俺の試合が面白えなと思って欲しいっすよね。ここは強さを競う世界だけど、それだけじゃない。どれだけ人を魅了できるか。俺はそういう試合をしていこうと思う。今回は俺の地元から500人くらい応援団が来るけど、最初はそれでいいんっすよ。そこから始まって、みんなに好かれる存在になる。それがプロでしょう」(渡辺) ボクシング時代の反則行為がクローズアップされることも多い渡辺だが「反則はやっちゃいけないことだし、絶対にやらない。俺がボクシングで反則をやっちゃった時もやりたくてやったわけじゃないし、あの時は俺もガキだった。もう3年も前の話で、あの反則で俺は応援してくれる人たちをガッカリさせてしまって、それが痛いほど分かったんです。 だから俺は絶対に反則をやりません。練習していてカッーとすることはあるけど、それ以上の一線を越えてプッツンしないようにしている。カッーとなることは格闘技では大事だし、気持ちはカッーと頭をクールに戦います」とクリーンファイトを誓う。 さらに渡辺は「俺が一番面白い試合をする自信? ありますね。次の試合で俺が勝つか負けるかは分からないけど、今後のK-1のことを考えたら、俺はK-1に必要なファイターの一人。
そういう意味でも俺は自分がメインだって気持ちで戦います。強さとかそういうのは佐藤(嘉洋)さんとかトーナメントの人に任せて、俺は盛り上げ隊長になる。 絶対に俺の試合は面白いし、本当に面白い試合をしますよ。いっぱいリスクを背負って、楽しい試合をするから。俺は判定で勝とうなんて思わないし、負けてもいいから面白い試合をする。それだけは約束します」と大会の主役獲りを堂々と宣言した。この言葉通り、渡辺はK-1MAX、そしてK-160kgの主役になることができるか?
FEG 「K-1 WORLD MAX 2009〜日本代表決定トーナメント」
2009年2月23日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館 開場16:00 開始17:00(いずれも予定) <決定対戦カード> ▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/NJKFスーパーウェルター級王者) VS HAYATO(FUTURE_TRIBE/2008日本準優勝) ▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
TATSUJI(アイアンアックス/2006・2007日本準優勝) VS 山本優弥(青春塾/全日本キックボクシング連盟ウェルター級王者) ▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/2008日本王者)
VS 日菜太(湘南格闘クラブ/R.I.S.E. 70kg王者) ▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R 小比類巻太信(BRAVI
RAGAZZI/2004・2005日本王者) VS アンディ・オロゴン(チームオロゴン/2008日本ベスト4) ▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
長島×HAYATOの勝者 VS TATSUJI×山本の勝者 ▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R 城戸×日菜太の勝者
VS 小比類巻×アンディの勝者 ▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長2R 準決勝の勝者 VS 準決勝の勝者
▼スーパーファイト 3分3R延長1R 佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2006・2007日本王者) VS
セルゲイ・ゴリアエフ(ロシア/アクションフォース/MMA武士道) ▼スーパーファイト 3分3R延長1R 上松大輔(チームドラゴン/ISKA世界ライト級王者)
VS 渡辺一久(フリー/元プロボクシング日本フェザー級王者) ▼スーパーファイト 3分3R HIROYA(フリー/K-1甲子園2008優勝)
VS 才賀紀左衛門(大誠塾) ▼日本代表決定トーナメントリザーブファイト 3分3R延長1R 尾崎圭司(チームドラゴン/2007日本ベスト4)
VS 白須康仁(花澤/WMAF世界スーパーウェルター級王者) ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R アルバート・クラウス(オランダ・チーム・スーパー・プロ/2002年世界王者)
VS イ・スファン(韓国/KHAN/仁川ムビ/2003年韓国ミドル級王者) ▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R 我龍真吾(ファイティングマスター/WMAF世界&M-1ミドル級、UKF世界ライトミドル級王者)
VS 大渡博之(正道会館/全日本空手道選手権軽量級4度優勝) <チケット料金> SRS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売所> K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイ K-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト チケットぴあ=TEL:0570-02-9999
ローソンチケット=TEL:0570-084-003[Lコード:33300] CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999 キョードー東京=TEL:03-3498-9999
イープラス=http://eplus.jp ※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:03-3498-9999 <大会に関するお問い合わせ> FEG=TEL:03-3796-5060
「K-1 MAX イケメンファイター アルバート・クラウス&城戸康裕と楽しむ♪
東京お花見in屋形船ツアー!!」 2009年3月21日(土)東京都内23区内の屋形船乗船所(参加決定者のみ詳細をお伝えします)
17:30集合 18:00(出航)〜21:00 <料金> 1名様27,000円(会員1名に付きお友達3名の参加が可能)
※別途チケット発送手数料500円がかかる。 <出演予定> アルバート・クラウス、城戸康裕、ボンバー森尾(司会)
<イベント予定内容> ・3ショットポラロイド撮影 ・レアグッズゲットの抽選会 ・選手が各席回ってのトークタイム
・全員参加の集合写真撮影 ・質疑応答などあるトークショー ・参加者全員に直筆サイン入りグッズプレゼント <注意事項>
※料金には、食事(舟盛り、天ぷらなど豪華料理)飲み放題(ビール、お酒、ワイン、焼酎、ソフトドリンク)と、乗船料、クラウス選手・城戸選手との3ショットポラロイド撮影などが含まれる。)
※イベントの内容が、若干変更になる場合あり。 ※未就学児で、お食事・お席がなく膝上での抱っこでのご参加であれば、無料。小学生以上は同一料金となる。
※最小催行人数に達しない場合は、イベントを中止させていただく場合がある。 ※募集定員80名を超えた場合は抽選。万が一抽選に外れた場合は、その旨ハガキにて連絡とともに、返金対応となる。
※未成年の方の飲酒及び喫煙は、法律で禁止。 ※選手各テーブルを回るので、選手の席へ来たり、トイレ等など以外で、お席を立ったりしないこと。 ※ご自身のカメラ及び携帯カメラでの撮影は、禁止。乗船時に3ショットポラロイド撮影を行うので、ご了承ください。万が一見つけた場合は、データの消去及び、フィルムの回収等行う。
※イベントの写真は、随時専属カメラマンが撮影。後日オフィシャルサイトにて販売予定。 ※イベントの妨げになる行為や、他の方の迷惑になる行為等は、絶対にしないこと。
※船は時間厳守で出航。17:30の集合受付時間を過ぎた方は、ポラロイド撮影及び、乗船できない可能性があり、必ず時間厳守。万が一、遅れて乗船できない場合でも返金は応じられない。
※船は揺れて船酔いをする可能性があるので注意すること。 ※桜が咲いてない場合でもイベントを決行。 ※雨天の場合でも開催。 <応募方法>
郵便振替口座にて、必要事項を記入の上、期間内に入金。振込用紙は郵便局備え付けの用紙を利用すること。 ●口座番号 00160−8−427043
●加入者名 K-1 PREMIUM FAN CLUB ●金額 1名様27,000円 ※会員1名につき、お友達3名まで参加可能。
※別途チケット発送手数料500円を追加で支払うこと。 (例)会員様+お友達2名での参加希望の場合 →チケット代金27,000円×3名+チケット発送手数料500円=81,500円
●お名前 ●住所(チケットの発送先) ●電話番号 ●備考欄に必ず 「クラウス・城戸 屋形船パーティー」 お申し込み人数 ○人 ※合計金額の他に郵便局での払込手数料が必要。
※入金確認後にチケットの発送。 ※万が一、募集人数を超えた場合は、抽選。当選にもれた場合は返金対応となる。 ※申し込み一口につき別途チケット発送手数料500円を追加で支払いこと。
※チケットは、3月17日(火)までに配達記録郵便にて発送。万が一チケットが届かない場合は、K-1 PREMIUM FAN CLUBまで連絡を。0570−000578(受付時間:平日のみ13:00〜17:00) <募集期間>
2月18日(水)〜3月8日(日)
●K-1 WORLD MAX2009年間日程
2月23日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館 日本トーナメント 4月21日(火)福岡マリンメッセ FINAL16 7月中旬 日本武道館 FINAL8
10月上旬 横浜アリーナ FINAL
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