4月15日(水・祝=現地時間)タイ国チョンブリ県パタヤの南タイ・タイ・レームバーリーハーイ特設リングで開催のランシットスタジアム認定ムエタイイベントが、タイの情勢悪化に伴い延期となった。同大会では元DEEP女子ライト級チャンピオンの渡辺久江(フリー)が約1年4カ月ぶりの復帰戦を行うことが決定していた。
11日にタイ国政府が発令した“戒厳令”の通達により、大会の延期をランシットスタジアム役員が11日に決定。これにより全てのコンサートや大会、イベント、旧正月のお祭りなどが中止になった。主催者側は「日時はまだ未定だが、中止ではなく延期で協議中」と、同大会に選手を派遣したニュージャパンキックボクシング連盟に通達している。
同大会では渡辺がインターナショナル女子ムエタイ・ライトフライ級王座決定戦を行うはずだった他、AZUMAや山田純琴(共にy-park/NJKF)、高田結(峯心会/全日本)など日本人女子キックボクサーが多数出場する予定だった。
外務省は13日、事態が鎮静化するまでの間、在留邦人に対して外出しないよう注意喚起する渡航関係情報を出した。渡辺は自身のブログにて13日付けで、復帰戦が延期になったことをファンに伝えると共に元気な様子を伝えている。
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