12月21日(月)東京・目黒にあるパンクラス事務所にて、2月7日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2010 PASSION
TOUR』の記者会見が行われ、追加対戦カードとしてミドル級暫定キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ、近藤有己(パンクラスism/暫定王者)VS佐藤豪則(Laughter7/同級1位)
が発表された。
今年は現ミドル級王者の金井一朗に判定勝利し、元同級王者の竹内出とは引き分け、国内トップクラスの実力があることを証明した佐藤。
今回、暫定王座ながら2度目のタイトルマッチが組まれたことについて「竹内選手とのタイトルマッチに続き、暫定王座のタイトルマッチを組んでいただいたパンクラスさんに感謝しています。また戦極で情けない試合をしたにも関わらず、評価していただいたことをうれしく思います」と喜びを語る。 対戦相手の近藤の印象を「バランスが良くて、打撃が綺麗で強い。スタミナもあるし、不動心の言葉通り、感情を表に出さない選手でかっこいいなと思います。年齢を重ねるとスタミナは落ちると思いますが、それを補うテクニックや経験があると思いますし、若い頃とはまた違った強さがあると思います」と話した佐藤。 実は佐藤にとって近藤は「格闘技ファンだった中学生の頃から、雑誌やテレビで見ていた選手」。「そういった選手と闘えることを光栄に思います。自分は桜庭(和志)さんはもちろん、パンクラス、リングス、Uインターも見ていて、近藤選手は好きな選手のベスト5には入っています。まだ自分が地元の秋田にいた頃なんですが、近藤選手とマリオ・スペーヒーの試合は凄いなと思ってテレビで見ていました」と近藤と闘うことには特別な感情があるようだ。 さらに佐藤は「自分と同世代の金井一朗選手がチャンピオンになり、今が世代交代のチャンスだと思います。これからは若い選手が頑張らないといけないと思うし、世代交代をテーマに頑張ろうと思います。桜庭さんに教わっていることがたくさんあるので、それを次の試合でも出したいと思います」と世代交代を堂々と宣言。 「桜庭さんにもよく言われるのですが『もう休ませてくれ』と。30代後半から40代の選手がトップだとすると、その後の世代の選手がいない。だから僕らが頑張って早く上の世代の選手を楽にさせてあげたいと思うし、自分の同じ年のバダ・ハリやゲガール・ムサシがバリバリに活躍しているのを見るとジェラシーを感じます。自分ももっともっと上を目指して行きたいと思います」と近藤越えを誓った。 そんな佐藤とは対照的に「佐藤選手は若くて強い選手だと思います。一生懸命に闘いたいと思います。タイトルマッチはどっちでもいいことで、一生懸命に闘いたいです」と静かに意気込みを語った近藤。 キャリアでは大きく佐藤を上回る近藤だが「トータル的に強い選手だと思います。打撃も強くて、グラウンドも出来る。素晴らしい選手だと思います。(印象に残っている試合は?)金井とやった試合ですね。金井はすごく調子が良くて、いい状態だったと思うんですが、完封されたなという印象を受けました」と佐藤の実力を冷静に分析する。 また桜庭の弟子である佐藤がパンクラスを代表する選手である近藤に挑むという図式には、ドラマティックな要素もあるが、近藤は「あんまり何も考えてなかったです(笑)」と全く意識はしていなかった様子。佐藤の世代交代宣言についても「そういう時が来ていると思いますよ(笑)。僕は一生懸命やれれば、それでいいかなと思います」と多くを語らなかった。 この試合の勝者と正規王者である金井との統一戦は必至。もし近藤が勝利すれば2002年2月以来、約8年ぶりのパンクラスism同門対決が実現することになるが、近藤は「次の試合に勝ってから考えます。正直、同門対決は出来ることならやりたくないです。普通に練習もしていますしね」とコメント。 一方、これに勝てば、過去に勝利を収めている金井に挑戦する形になる佐藤は「複雑な心境はありますけど(苦笑)、金井選手の強さはよく知っているし、もう1回、金井選手に挑戦できればなと思っています」と話している。
2010年最初のディファ有明大会で暫定王者となり、正規王者・金井との統一戦に駒を進めるのはどっちだ!?
パンクラス 「PANCRASE
2010 PASSION TOUR」 2010年2月7日(日)東京・ディファ有明 開場15:00 開始17:00
<追加対戦カード> ▼ミドル級暫定キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
近藤有己(パンクラスism/暫定王者) VS 佐藤豪則(Laughter7/同級1位)
▼ウェルター級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
鈴木槙吾(ALLIANCE/同級1位) VS 宇良健吾(Team ura-ken/同級4位)
▼バンタム級 5分3R
川原 誠也(パンクラスP’sLAB横浜/同級1位) VS 赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級2位) ▼ウェルター級 5分2R
渡辺大介(パンクラスism) VS 窪田幸生(坂口道場 一族) ▼フライ級 5分3R 廣瀬 勲(ストライプル/同級2位)
VS 石井拓麻(ALLIANCE/同級3位) ▼ミドル級 5分3R KEI山宮(GRABAKA/同級3位) VS
久松勇二(和術慧舟會 TIGER PLACE/同級4位) <決定対戦カード>
▼フライ級キング・オブ・パンクラス
タイトルマッチ 5分3R 砂辺光久(TEAM reversaL/初代王者) VS 清水清隆(SKアブソリュート/同級1位/挑戦者)
<チケット料金> SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円
※当日券は一律500円増し。 <一般チケット発売日> 2010年1月1日(金) <チケット発売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051 チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−040) ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード:33242)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999 書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011 レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237 フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646 チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080 バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ> パンクラス=TEL:03-5725-7051 パンクラス
「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」 2010年1月10日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場14:30 開始15:30 <内容> ネオブラッドトーナメント予選&プロ昇格トーナメント
<チケット料金> SS席3,000円 A席2,000円 立見1,500円
※SS席、A席は椅子席。当日券は一律500円増し。 <一般チケット発売日> 2009年12月25日(金)
<チケット発売所> パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051 <お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5725-7051 パンクラス
「第16回西日本アマチュアパンクラス&第12回西日本パンクラスゲート2大会」 2010年1月17日(日)P’s
LAB大阪 開場・選手集合・計量開始・競技用具チェック13:00〜13:45 開会式・ルール説明13:45〜 試合開始14:00〜
<試合形式> 共にワンマッチ <試合会場> P’s LAB 大阪大阪市浪速区大国1丁目5−4 MKビル2F
(地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」5番出口より南に徒歩1分)
<参加資格> アマチュアパンクラス:16歳以上の心身ともに健康な男性 パンクラスゲート2参加資格:格闘技歴2年以上で18歳以上の心身ともに健康
な男性 <階級> アマチュアパンクラス:60kg以下、70kg以下、80kg以下、80kg以上 パンクラスゲート2階級:56.7kg以下、61.2kg以下、65.8kg以下、70.3kg以下、77.1kg以下、83.9kg以下、83.9kg以上
<参加料金> アマチュアパンクラスルール:3,000円(P’s LAB会員は2,500円)
ワンマッチ:3,000円 <申込締切> 2010年1月8日(金)消印有効
<申込書取寄せ方法> オフィシャルサイト内にあるhttp://www.pancrase.co.jp/pslab/index.htmlからプリントアウト、または直接P’s
LAB大阪の受付でも入手可能。 〒153−0042 東京都目黒区青葉台2−19−10
6階 (株)パンクラス 「西日本大会」係
<お問い合わせ> パンクラス=TEL:03-5725-7051
●パンクラス2010年度興行日程 1月10日(日)ゴールドジム大森(ネオブラッドトーナメント予選大会 予定)
2月7日(日)ディファ有明 3月22日(月・祝)大阪・アゼリア大正ホール 4月4日(日)ディファ有明 4月29日(木・祝)ディファ有明
5月16日(日)ゴールドジム大森 |