6月15日(月)東京・港区にあるスカパーJSAT株式会社にて、8月8日(土)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2009 CHANGING TOUR』の記者会見が行われた。
竹内出VS佐藤豪則、井上克也VS真騎士の2大タイトルマッチ、そして約1年ぶりとなる近藤有己の参戦が決まっている今大会。会見では新たに鹿又智成(パラエストラ八王子)の出場が発表された。
鹿又は2002年に修斗のリングでプロデビュー。2006年からはD.O.G.、CAGE FORCEと国内の金網総合格闘技を主戦場とし、CAGE FORCEの初代ライト級王座決定戦にも出場した。パンクラスフロントの坂本靖氏によれば、パンクラス参戦は鹿又サイドから申し出があったもので、さらにライト級からフェザー級に階級を落としての参戦になるという。
坂本氏は「パンクラスを新天地に選んだことをうれしく思います。鹿又選手は今年で30歳。そろそろベルトなり何か形が欲しい年齢だと思います。鹿又選手と同門の金原選手もパンクラスのフェザー級に出ていますが、鹿又選手の参戦でよりフェザー級が混沌として盛り上がると思っています」と鹿又のパンクラス参戦を歓迎した。
そして坂本氏の言葉を受けて鹿又が挨拶。パンクラス参戦を決めた理由を熱く語った。
「今まで自分はずっとパンクラスとは接点が全くなくて、パンクラスのリングに上がらせてもらえる日が来るとは思っていませんでした。昨年、CAGE FORCEでエリヤ選手と試合をしたのですが、その時に初めてパンクラスの選手と戦わせてもらいました。
実はあの試合の時、僕はものすごくモチベーションが上がったんです。そして接点がない選手と戦うことはこんなにモチベーションが上がることなのかと思い、モチベーションが戦う上で大事なものだと感じました。
僕は前回CAGE FORCEで不甲斐ない試合をしてしまいました。そこで心機一転しようと思っていた時にエリヤ選手と試合をした時のことを思い出し、パンクラスで戦えるのならぜひやってみたいと思いました。そこで(パンクラスに)相談をしてみたところ、快くそれを承諾してもらいました」
その後の質疑応答ではフェザー級に階級を落としたことについて鹿又は「それもモチベーションの問題があって、僕は普段から72kgくらいしかなくて、ライト級で試合をするとほとんど減量が必要ないんですよ。体重的には1階級下でも十分に落とせるし、それならやってみようと思いました。
減量は辛いものだとは思うのですが、それがモチベーションになる部分もあると思うんです。だから減量を楽しんでやることが出来れば、プラスになると思います。なのでパンクラスに出ること、そして階級を下げること。2つの心機一転になります」と説明。
また鹿又は「フェザー級で勝てる保障はないですが、自分のパフォーマンスが上がるのであれば、この階級でやっていきたい。フェザー級でどの程度、自分のパフォーマンスが出るのか楽しみです」と話し、今後はフェザー級での試合がメインになっていきそうだ。
パンクラスで戦いたい相手を聞かれた鹿又は「やっぱりチャンピオンですね。パンクラスのフェザー級には絶対王者的な選手がいるんで、やってみたいです」と戦極にも出場している王者マルロン・サンドロ(ブラジル)との対戦をアピールし、「あのカッコいいベルトを巻いてみたいです。そのためには誰とでも戦っていきます」とタイトル挑戦を宣言。
そして「パンクラスのファンには自分の色々なところを見てもらいたいですけど、僕は修斗とCAGE FORCEで試合をしてきて、どちらのデビュー戦も熱くなる試合をしてるんですよ。だからパンクラスのデビュー戦も熱くなる試合が必ず出来る。僕はパンクラスではルーキーですけど熱くなる試合をしますので、そこを見てもらいたい」とデビュー戦での激闘を予告している。
鹿又は入場曲として北島三郎の「祭り」を使用しており、「鹿又選手には祭りのような試合をして欲しいですね。パンクラスで演歌が流れるのはおそらく初めてだと思います」と坂本氏。それを聞いた鹿又は「問題がなければ、パンクラスでも『祭り』を使わせてもらいます(笑)」と笑顔で答えた。
パンクラス
「PANCRASE
2009 CHANGING TOUR」
2009年8月8日(土)東京・ディファ有明
開場15:00 開始17:00
<追加対戦カード> ▼ミドル級キング・オブパンクラス タイトルマッチ 5分3R 竹内 出(SKアブソリュート/第7代同級王者) VS 佐藤豪則(Laughter7/同級1位) ▼ライト級キング・オブパンクラス タイトルマッチ 5分3R 井上克也(和術慧舟會RJW/第2代同級王者) VS 真騎士(戦極育成選手/同級5位)
<決定対戦カード> ▼ネオブラッド・トーナメント ライト級決勝戦 5分2R 矢島雄一郎(禅道会総本部/チームZST)
VS 清水清隆(SKアブソリュート) ▼ネオブラッド・トーナメント バンタム級決勝戦 5分2R 佐々木亮太(BAD
ASS 13) VS 吉武伸洋(パンクラス稲垣組) ▼ネオブラッド・トーナメント フェザー級決勝戦 5分2R 内山重行(GRABAKAジム/予選優勝)
VS 齊藤 曜(パラエストラ仙台) ▼ネオブラッド・トーナメント ライト級決勝戦 5分2R 富山浩宇(パンクラスP’sLAB横浜)
VS ISAO(TEAM坂口道場) <出場予定選手> 近藤有己(パンクラスism/暫定ミドル級王者)
鹿又智成(パラエストラ八王子) <チケット料金> SS席10,000円 A席8,000円
ハイブリッドチケット(前売りのみ、Tシャツ&1ドリンク付き)6,000円 B席6,000円 C席5,000円 ※当日券は各席500円増し。ハイブリッドチケットはパンクラスストア及びパンクラスのみでの販売。 <チケット発売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5986−2260 チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード 594−040) ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード
35102) イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999 書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011 レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237 フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646 チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080 バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223 <お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5986-2260 パンクラス
「パンクラスゲート2009」 2009年7月26日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス 開場14:30 開始15:00
<決定対戦カード> ▼フライ級ワンマッチ カツオ(K太郎道場)
VS 松永義弘(禅道会新宿道場) ▼フライ級ワンマッチ
山中 剛(和術慧舟會 東京本部) VS 田沼良介(リバーサルジム横浜グランドスラム/チームZST) ▼バンタム級ワンマッチ
杉島大輔(和術慧舟會 東京本部) VS 板谷一樹(GRABAKAジム) ▼バンタム級ワンマッチ
沼倉雄太(TRIAL) VS ベン・ヘンリー(AACC) ▼ウェルター級ワンマッチ 草ホンマン(TEAM
TACKLER) VS 川和 真(禅道会新宿道場) ▼ライトヘビー級ワンマッチ アニマル安西(TEAM
TACKLER) VS 佐伯 裕司(和術慧舟會トイカツ道場) <出場決定選手>
▼フェザー級プロ昇格1DAYトーナメント(ネオブラ予選ルール) 小倉健市(KIBAマーシャルアーツクラブ) 高藤正和(高田道場) 寺島友貴(和術慧舟會GODS)
野口岳人(TRIAL) 長谷川雅彬(KRAZY BEE) 増田良太(GRABAKAジム) 他2名 ▼ライト級プロ昇格1DAYトーナメント
出場決定選手(ネオブラ予選ルール) 小宮山雄寛(ストライプル行徳) 佐久間 亮(パラエストラ古河) 下山大介(和術慧舟會TLIVE)
高橋克典(GRABAKAジム) 他4名 <チケット料金>
SS席3,000円 A席2,000円 立見1,500円 ※当日券は一律500円増し。 <チケット販売所>
パンクラス=TEL:03-5986-2260 パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com(パソコン・携帯共通) <会場へのアクセス>
大田区山王2−4−1大森駅前ビル7F ※JR「大森」駅西口より徒歩1分 <お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03−5986−2260 ●パンクラス2009年度興行日程
7月26日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス 8月8日(土)東京・ディファ有明 ※第15回ネオブラッド・トーナメント決勝戦
10月25日(日)東京・ディファ有明 11月8日(日)大阪・アゼリア大正ホール 12月6日(日)東京・ディファ有明 |