1月7日(木)東京・目黒区の株式会社ワールドビクトリーロード(以下WVR)本社にて、SRC(センゴク・ライデン・チャンピオンシップ)の記者会見が行われた。会見には稲村角雄・営業統括本部長、飯田広報が出席。
大みそかに開催された『Dynamite!!』で石井慧(アイダッシュ)との“柔道金メダリスト対決”を制し、「次の試合が決まれば、最後になるんじゃないかと思います」と次回が引退試合になることを示唆した吉田秀彦(吉田道場)の引退試合について聞かれた稲村営業統括本部長は、「次の試合が最後と取りざたされていますが、SRCで闘うかどうかも話し合いはしていない」と返答。
昨年11月にWVR取締役から解任された、國保尊弘氏が代表取締役を務めるJ-ROCKがマネージメントする吉田道場所属のこれまでSRC戦極を主戦場にしてきた瀧本誠、小見川道大、中村和裕らに関しても「今の状況であればSRCのリングに上がることはないと思います。現時点ではありませんし、私どもとしては交渉していくつもりはありません。我々としてはそこ(J-ROCK)との交渉をもつ用意はない」と、絶縁宣言ともとれる発言をした。
これにより、当初は大みそか有明コロシアム大会(Dynamite!!との合体で大会は中止)で実現する予定だった金原正徳VS小見川道大のSRCフェザー級タイトルマッチ、ダン・ホーンバックルVS瀧本誠のSRCウェルター級タイトルマッチは白紙となった。また、吉田道場所属選手として試合に出場していた戦極育成選手・大澤茂樹は「所属を変更してそのままSRCに参戦します」とした。
現在、吉田道場所属の選手はWVRとの契約は切れており、フリーの状態。選手たちがどこのリングに上がるのか、吉田の引退試合がどこで行われるかが気になるところだ。
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