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【K-1MAX】3・27コスプレ長島と対戦する小比類巻「一番やりたくない相手とやることになった」

2010/02/19



 2月19日(金)都内ホテルにて、3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜』のトーナメント抽選会が行われた。

 今年のK-1MAXは例年通りに日本代表決定トーナメントからスタート。まずはトーナメント出場選手として昨年の世界ベスト4の山本優弥(青春塾)、日本トーナメント王者の小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI)、城戸康裕(谷山)、日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)、長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)、TATSUJI(アイアンアックス)、中島弘貴(バンゲリングベイ)、龍二(リアルディール)の8名が発表された。抽選会に先立ち、トーナメント出場選手がそれぞれ挨拶。

「誰と当たろうが、どこの枠に入ろうが、全員ぶっ倒して優勝します…と景気のいいことを言いたいんですけど、それは本心じゃなくて、去年はいい経験をさせてもらいました。抽選から一生懸命にやって、一回戦のことだけを考えます」(山本)

「めちゃめちゃ緊張しているんで、大好きな酒があればその緊張も取れるかなと。それは置いておいて、僕は4月に子供が出来るので、トーナメントで優勝して2つの祝いの酒を飲みたいと思います。僕が優勝すれば九州の居酒屋が盛り上がると思うので、面白い試合をします」(龍二)

「トーナメントは本当にいいメンバーだと思うんですけど、絶対に負けないです。そういう練習をしているし、僕は世界を目指していて、世界で戦いたい相手がいます。だからここじゃ負けないです」(日菜太)

「言うことは考えてなかったんですけど、誰と当たっても強い相手だと思っています。自分の持ち味を100%出したら、いい結果が出ると思うので、それがアニメ普及につながると思います」(長島)

「去年のトーナメントでは優勝したんですけど、今年も優勝して、世界の選手と戦いたいと思います」(小比類巻)

「毎年トーナメントに選んでもらって感謝しています。結果を残したいので1試合、1試合戦って、トーナメントを制したいと思います」(TATSUJI)

「誰が相手でもぶっ倒します。優勝して暴れまくります」(中島)

「今年は運気がいいらしいので、それにあやかります。でも今年は本当に強いですよ。みんなが『城戸はこのくらい強い』と思っているよりも強い。そうやってハードルを上げていますけど楽勝です」(城戸)

 抽選会はまず最初に事前にくじで決まった順にナンバーボールを引き、そのボールにかかれた番号順にトーナメントの枠を選手が選ぶシステム。K-1ではお馴染みとなっている抽選方法だ。事前のくじでナンバーボール引く順は挨拶順になっており、それに沿って選手たちはナンバーボールを引き、壇上から所定の位置への移動し、枠組みを決める抽選がスタートした。

 まず(1)のボールを引いた中島はE(第3試合赤コーナー)を、続いて(2)のボールを引いた龍二はA(第1試合赤コーナーを)選択し、別ブロックに分かれる形となる。(3)のボールを引いたTATSUJIは龍二に「決勝でやりましょう」と言ってF(第3試合青コーナー)を選び、最初のカードとして中島VSTATSUJIが決定。

 ここで(4)のボールを引いたのはくじ運の悪さを自らも認めている城戸。自ら龍二との対戦を選ぶか。もしくは他の枠を選び、残りの4選手に対戦カードをゆだねることにするのか。決断を迫られた城戸だったが、龍二の隣=B(第1試合青コーナー)を選択。これで中島VSTATSUJIに続き、龍二VS城戸のカードが決まった。

 (5)のボールを引いた山本は中島VSTATSUJIがいるブロックのH(第4試合青コーナー)を選択。そして(6)のボールを引いた小比類巻は龍二VS城戸がいるブロックのC(第2試合赤コーナー)を選び、(7)のボールを引いた選手が最後の対戦カードの決定権を持つことになる。

 残る日菜太と長島のうち(7)のボールを引いていたのは日菜太。小比類巻と山本のどちらかを選ぶことになった日菜太は迷わず山本の隣=G(第4試合赤コーナー)を選択! これで(8)のボールを引いた長島が自動的に小比類巻の隣=D(第2試合青コーナー)に入り、トーナメントの対戦カード・枠組みが全て決定した。ここで全選手が対戦カード決定を踏まえて、改めてコメントをする。

「最初の抽選でも2番を引いて、ナンバーボールでも2番を引いて、Bを選ぼうと思ったんですけど、青コーナーもどうかと思ってAにしたら、城戸選手が隣に来ました。城戸選手は実績もあってワクワクしています。僕は蹴りの選手じゃないけど、バチバチ行くんでよろしくお願いします」(龍二)

「くじ運が悪いんですけど(トーナメント表を見ながら)どうっすかね。いいんじゃないですか。対戦相手が初リアルディールなんですけど、ローキック? でも多分、僕が勝てます。勝ちます」(城戸)

「去年の時点から一番やりたくないと思っている選手とやることになりました(苦笑)。実力があるし、強い選手なんで、しっかり仕上げてトーナメントを取りたいと思います」(小比類巻)

「小比類巻選手は前からやりたかったんですよ。今年は山本君ともやりたかったんですけど、僕的にはラッキーかなと。なぜなら某掲示板のやつらが(小比類巻と)やれって言うからさ!」(長島)

「TATSUJI選手は前からやりたかったので、僕のところに来てくれてよかったです。バチバチに殴り合ってぶっ倒したいと思います」(中島)

「1回戦はとことん打ち合いたくて、中島選手を選びました。1Rから足を止めて打ち合いたいです。それで日本トーナメントを制覇します」(TATSUJI)

「山本選手とは最初からやりたいと思っていました。相手は世界ベスト4の選手なんで、ダメージなくやりたかったです。胸を借りるつもりで頑張ります」(日菜太)

「僕は小比類巻選手にリベンジしたかったんですが、抽選で選択できなかったです。ここで優勝して1番になれば自信を持てると思います。日菜太選手は僕としてはやりやすい相手だと思います」(山本)

 その後、8選手は記者との質疑応答に応じ、城戸が龍二を選んだ理由、日菜太が山本と戦いたかった理由を説明する。

「1回戦で最初に試合をして休みたかったというのもあるし、今回はパンチャーとやりたかったんです。意味深発言をしますけど、今回はパンチャーとやりたいんです。まあこれも作戦の一つです」(城戸)

「山本選手は世界ベスト4の選手だし、日本で一番いい成績を残している選手とやりたかった。それが山本選手を選んだ理由です」(日菜太)

 そして8選手が誰を決勝の相手として予想しているか、質問が挙がった。

「どの選手ともやってみたいんですけど、ライズの初代チャンピオンの日菜太選手とやって、もう一度、勝ち負けを決めたいです(※龍二はライズで日菜太に判定負けしている)」(龍二)

「日菜太VS優弥の勝った方だと思います。それで日菜太選手にリベンジ…あっ、俺はどっちにも負けてるから、どっちが来てもリベンジじゃん(笑)。だからどっちでもいいです」(城戸)

「決勝は練習したことがあるTATSUJI選手とやりたいです」(小比類巻)

「決勝でやりたい相手と予想も含めて山本くんです」(長島)

「城戸選手か小比類巻選手が上がってくる気がします」(中島)

「小比類巻選手が上がってくると思います。一緒に練習したこともあるので、いい試合をしたいです」(TATSUJI)

「龍二選手と城戸選手が潰し合いをして、小比類巻選手がひゅひゅっと上まで来ないように、長島選手、頑張ってください」(日菜太)

「誰が上がってくるかは分からないですけど、長島選手がやりたいと言ってくれたんで、長島選手とやりたいです」(山本)

 そして最後の質問で、小比類巻に「一番戦いたくない相手とやることになった」心境を聞くと「全く試合を見たことがないんで、これから帰って研究しようと思います」と微妙なコメント。

  このコメントを受けた長島は「それってツンデレでしょ? 最後は僕とやりたかったと言ってくれると思います!」と小比類巻とは真逆の発言をして、長島ワールドを展開した。

「魔裟斗が引退したことを忘れて、8選手が今後は頑張ってやっていくと思います。そんな試合をしてくれると思います。すべて初対決で、ここまでいい組み合わせになるとは思わなかったです」と谷川貞治K-1イベントプロデューサー。「個人的には第4試合の日菜太VS山本優弥がポイントになると思います」と注目カードを挙げている。

TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」

2010年3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場15:00 開始16:00

<決定対戦カード>

▼日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者

▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
城戸VS龍二の勝者
VS
小比類巻VS長島の勝者

▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
中島VSTATSUJIの勝者
VS
山本VS日菜太の勝者

▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/2008日本トーナメント優勝)
VS
龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)

▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI/2004&2005&2009日本トーナメント優勝)
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)

▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush 70kgトーナメント2009優勝)
VS
TATSUJI(アイアンアックス/RISE DoA TOURNAMENT’05優勝)

▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
VS
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者)

▼スーパーファイト 3分3R延長1R
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/K-1 WORLD MAX 2009優勝)
VS
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本トーナメント優勝)

▼スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー/プロボクシング第52代日本フェザー級王者)
VS
DJ.taiki(Team Nakano/2002年全日本アマチュアシュートボクシング中量級優勝)

▼スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
小宮山工介(北斗会館/2008年RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)
VS
村浜TAKE HERO(大阪ファイティングファクトリー/K-1 フェザー級GP 1997優勝)

▼オープニングファイト 大渡博之引退試合 3分3R延長1R
大渡博之(正道会館)
VS
松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 70kg級トーナメント優勝)

▼オープニングファイト 3分3R延長1R
小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)
VS
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)

<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円
A席6,000円

<チケット販売>
デジタル先行発売 2月24日(水)10:00〜
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo! ケータイ K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト

一斉発売 2月27日(土)10:00〜
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド 0570-08-9999
キョードー東京 03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS,CATVからの電話接続は不可

<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060

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