3月12日（金）東京・大久保にあるDEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、3月22日（月・祝）神奈川・横浜アリーナで開催されるFEG『DREAM.13』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。

　笹原圭一イベントプロデューサー（以下EP）が「エメリヤーエンコ・ヒョードルクラスのヘビー級の超大物が参戦します」と予告していたのは、『PRIDE』崩壊後は『戦極』を主戦場にしていたジョシュ・バーネット（アメリカ/フリー）だった。

　今回の会見では対戦カードも発表する予定だったが、「いろんな方面に話をしましたが、ことごとく“ジョシュとは……”という返事をいただき、ジョシュとはそういう選手だと身を持って実感しました。実力者なので、闘う選手にしてみれば準備する時間がないことを差し引いても、どの選手も名前を聞いて身構えてしまう。いま心当たりのあるところへ話を続けているので、決まり次第発表したい」と、笹原EPは対戦相手選びが難航していることを明かした。

　それでも対戦相手の候補は3人に絞られたと言う。「そこに到るまでにありとあらゆる選手に声をかけて全部ダメでした。3人の候補は全員外国人です」

　記者からはアリスター・オーフレイムの声も上がったが、「アリスターは谷川さんに取られちゃいました（笑）。ただ、アリスターはどこかのタイミングでDREAMヘビー級王座決定戦をやってもらうので、その相手がジョシュになるのか分かりませんが、対抗馬としてはこれ以上の選手はいないと思います」と、近い将来にジョシュVSアリスターで初代ヘビー級王座決定戦が行われる可能性を示唆した。

　ジョシュは継続参戦する予定で、笹原EPは「まずアリスター、その先にはヒョードルがいる」とヘビー級世界最強への道が敷かれていると語る。また、ジョシュは2009年8月1日、アメリカの総合格闘技イベント『アフリクション』でヒョードルとの対戦が決定していたが、試合前のドーピング検査で陽性反応が出たため出場停止となったことも。その件について笹原EPは「DREAMで規定の薬物チェックはちゃんとやります」とした。

『DREAM.13』はジョシュのカードが決定すれば全7試合で行われる。

＜お問い合わせ＞
DREAM事務局＝TEL：03-5775-5065


「ストライクフォース」
2010年4月17日（土・現地時間）アメリカ・テネシー州ナッシュビル・ブリジストンアリーナ

＜主な対戦カード＞

▼STRIKEFORCEライト級タイトルマッチ　5分5R
ギルバート・メレンデス（アメリカ/シーザー・グレイシー柔術アカデミー/王者）
VS
青木真也（日本/パラエストラ東京/挑戦者）

▼STRIKEFORCEミドル級タイトルマッチ　5分5R
ジェイク・シールズ（アメリカ/シーザー・グレイシー柔術アカデミー/王者）
VS
ダン・ヘンダーソン（アメリカ/チーム・クエスト/挑戦者）

▼STRIKEFORCEライトヘビー級タイトルマッチ　5分5R
ゲガール・ムサシ（オランダ/レッドデビル/王者）
VS
キング・モー（アメリカ/キングダム・オブ・メイヘム/挑戦者）