3月14日(日・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のエルモンテ市にあるエルモンテ・エキスポセンターで開催されるムエタイのビッグマッチ『ワールド・チャンピオン・ムエタイ・エクストラバギャンザ』。
大会前日となる13日(土・現地時間)同大会でWBCムエタイ世界ライトヘビー級(175ポンド=79.38kg以下)王座決定戦を争う同級6位ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ)と同級16位マグナム酒井(士魂村上塾)の計量が行なわれ、ガオグライが172ポンド1/2、マグナムが174ポンド1/4で無事パス。
“クレージージャップ”とセコンド陣に命名されたマグナムは、日本男児らしくフンドシ姿で登場し、会場を沸かせた。タイトル戦に向けての両選手のコメントは以下の通り。
●マグナム酒井
──3月14日にアメリカで初のWBC世界タイトル戦ですが、抱負をお聞かせ下さい。
「自分にとって最後のチャンスなので、死ぬ気で頑張ります。今日の計量会場でWBCムエタイのベルトを見て、WBCムエタイのベルトを欲しい気持ちがさらに強まりました」
──相手は日本でも有名なガオグライ選手ですが、どのような気持ちですか?
「テレビを見ていたので、実際やるとなるとわくわくします」
──作戦はありますか?
「とにかくプレッシャーをかけ続けて、ローで攻めて入って来た瞬間にカウンター狙いで行きます」
●ガオグライ
──3月14日にアメリカで初のWBC世界タイトル戦ですが、抱負をお聞かせ下さい。
「世界的に有名なWBCムエタイの タイトルマッチに参加できる事を大変光栄に思います。いい試合をして必ず勝利したいと思います。アメリカのファンの心に残る試合をしたいです」
──相手の選手のことは知ってますか?
「残念ながら知らないです」
──どのような戦いになると思いますか?
「ファンの皆が喜ぶような試合がしたいと思います。“これぞムエタイ”といった試合がいいですね」
──K-1で闘ったことのあるガオグライ選手は日本でも有名選手ですし、ファンも多くいますが、日本のファンに一言お願い致します。
「日本のファンの皆様、こんにちは。ガオグライ・ゲーンノラシンは、長いこと日本で試合をしていませんが、私のことを覚えていますか? 日本人との試合も久しぶりですが、精一杯の試合を見せますので応援してください」
スタンド・アップ・プロモーション/米国ムエタイ連盟
「ワールド・チャンピオン・ムエタイ・エクストラバギャンザ」
2010年3月14日(日・現地時間)米国カリフォルニア州
エルモンテ・エキスポセンター
<決定対戦カード>
▼MTAA世界ライト級王座決定戦
センチャイ・ソー・キングスター(タイ)
VS
大和哲也(大和/NJKF/WMCインターコンチネンタル&WBCムエタイルール日本&NJKFライト級王者)
▼WBCムエタイ世界ライトヘビー級王座決定戦
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/同級6位)
VS
マグナム酒井(士魂村上塾/MA日本キックボクシング連盟/同級16位)
|