3月28日(日)東京・大森のゴールドジムサウス東京アネックスで開催される、M-1ジュニアの5大タイトル戦を目前に控えた10人の選手たちのコメントが主催者を通じて届いた。25kg、40kg、45kgの3階級については成長に伴い王座が返上され、空位となった王座を上位ランカー同士で争うこととなった。
また、一部対戦カードが変更。40kg級王座決定戦に出場予定だった平本蓮(K-RIVER)が欠場となり、坂入泰士(ドージョー☆シャカリキ)が急遽出場することが決定。出場する10選手のコメントは下記の通り。
▼M-1 25kg級王座決定戦
安本晴翔
「やっとこの日が来たか(゜o゜(⊂(`ー´) 家族や橋本師範、応援してくれてる人達のためにも頑張ってベルト巻くぞ└( ̄^ ̄)┘
ウキーッ(○`ω´○)」
大西陸
「絶対勝ってベルトをとる!絶対倒してやる!」
安本は1月17日のムエロークジュニアでベストバウト賞を受賞、2月28日に行われた次期挑戦者決定トーナメントに出場し、見事制覇。タイトル初挑戦となる安本だが、この試合に勝ち、タイトル初戴冠を果たすこととなれば、M-1ジュニア初となる、MAキックへベルトをもたらすこととなる。
対する大西は、ここ最近急成長を遂げており、一気に2位まで駆け上がってきた。試合中、負けん気の強さが影響してか、手を止めずにひたすら出し続ける気持ちの強さに定評がある。大西もまた、1月17日のムエロークジュニアでベストバウト賞を受賞しており、その相手こそが今回対戦する安本だ。この時にドローで終わっているだけに、今回はベルトを賭けての“完全決着戦”となる。
▼M-1 30kg級タイトルマッチ
溝口達也
「勉強嫌いだから僕はキックしかないので、絶対防衛します。先生に怒られない試合をしたいです」
稲垣柊
「初めてのタイトル戦なので勝ちたいです」
溝口は昨年12月13日に30kg級王座を獲得し、初防衛戦を迎える。ややスロースターター気味の溝口だが、前に打って出るファイトスタイルで、脅威の追い上げを見せる底力を持っている。対する稲垣は、2月28日に、次期挑戦者決定トーナメントで堂々の優勝。タイトルマッチの挑戦権を獲得している。稲垣の強烈な左ミドルが火を吹けば、前に出てくる溝口の動きを封じることも十分可能だ。
▼M-1 35kg級タイトルマッチ
伊藤紗弥
「いつもの試合より緊張しましたが、チャンピオンになれて嬉しかったです。必ず防衛したいです。頑張ります!」
名倉彗悟
「伊藤選手には3回やって3回共負けてるから、今度こそ勝ちたいです。自信はあります!僕も早くお兄ちゃん(拓海・現M-1 50kg級王者)に追い着きたいです」
伊藤は昨年12月13日に35kg級王座を獲得し、2009年度は無敗のまま連勝街道を全力で駆け抜けてきた。首相撲や的確なミドルキックを武器に完勝する試合をこなしてきているパーフェクトレコーダー。その伊藤が初防衛戦を迎える。「天才少女」と目されているだけに、期待をかける声は大きい。それゆえに伊藤にかかるプレッシャーは絶大なものとなることは言うまでもない。
対する名倉は2008年11月9日に初代M-1 30kg級王者に輝いている。後に、成長に伴い王座を返上。35kg級へ階級を上げて2階級制覇を狙う。兄・拓海が50kg級の王者であり、2度目となる“兄弟王者”を果たしたいところだろう。
両者は昨年の同級王座決定戦で対戦しており、名倉の2階級制覇を伊藤が阻止し、伊藤が初戴冠を果たしている。この他、両者は過去に2度対戦し、いずれも伊藤が勝利している。伊藤が初防衛に成功すると共に、"3度あることは4度ある"ということを見せ付けるか?名倉が“4度目の正直”で伊藤に勝利し、伊藤からベルトを奪うか?
▼M-1 40kg級王座決定戦
野上克輝
「タイトル戦なので、誰が見ても勝ち!」と思えるようにKOで勝って、九州の子供でも、東京のリングでチャンピオンになれる事を僕が証明します!!」
坂入泰士
「僕でいいのかなあと思いました。野上君には前回負けているので、胸を借りるつもりで思いっきり戦うだけです。自分の力を全部出したいです」
野上は昨年5月24日に35kg級王座を獲得し、同年12月13日に防衛戦に挑み、初防衛に成功。その後は成長に伴い王座を返上。40kg級へと階級を上げ、2階級制覇を狙う。
対する坂入は昨年12月13日にバックスピンキック一撃で1RKO勝利し、ランクインを果たしている。野上とは先月に試合したばかりで、右ローキックで1RKO負けを喫しており、坂入にとってはリベンジマッチとなる。野上に勝利することとなれば、リベンジ達成と共に王座初戴冠となり、一挙両得となる。坂入は前回の1RKO負けという悪夢を払拭する意味でも、リベンジを達成して王座奪取といきたいところだろう。
▼M-1 45kg級王座決定戦
梶颯
※本人の意向によりノーコメント
小笠原瑛作
「前回は、金的でしまって負けてるんで、今回は蹴らないようにして勝ちます!」
前回大会(2月28日)で激突した両者だが、小笠原のローブローにより梶が試合続行不可能となり、梶の反則勝ちという不本意な結果に終わっている。その両者の再戦が王座決定戦という舞台で実現し、完全決着戦となる。梶が勝てばタイトル初戴冠となり、45kg級の最前線に一気に位置付くこととなる。小笠原が勝てばカミナリモンに続き2冠王者を達成することとなり、名実共にジュニア45kg級最強王者の称号を手にすることをも同時に意味する。
M-1MC株式会社
M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ
「第33回ウィラサクレックジムアマチュア大会
M-1 Kid's CHAMPION CARNIVAL 2010」
2010年3月28日(日)東京・大森ゴールドジム
計量10:00 開始11:00(予定)
<全対戦カード>
▼M-1 25kg級王座決定戦
安本晴翔(士道館橋本道場/同級1位)
VS
大西陸(フリー/同級2位)
▼M-1 30kg級タイトルマッチ
溝口達也(尚武会/同級王者)
VS
稲垣柊(WSR蕨/挑戦者/同級1位)
▼M-1 35kg級タイトルマッチ
伊藤紗弥(尚武会/同級王者)
VS
名倉彗悟(堀切KMC桜/挑戦者/同級1位)
▼M-1 40kg級王座決定戦
野上克輝(WSR九州/同級1位)
VS
坂入泰士(ドージョー☆シャカリキ/同級8位)
▼M-1 45kg級王座決定戦
梶颯(Kickbox/同級1位)
VS
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/同級2位)
M-1MC
「M-1フレッシュマンズ2010」
2010年 3月28日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場15:00 開始15:30
<決定対戦カード>
▼ウェルター級
渡部太基(藤原/元全日本ウェルター級9位)
VS
涼平(TARGET)
▼ライト級
KATO-A.K.G(A-BLAZE×KICK GYM)
VS
石井新一(TARGET)
▼ライト級
DAISUKE(WSRフェアテックス)
VS
和幸・ゴールドライフジム(ゴールドライフ)
▼63kg契約
井上遊麻(WSRフェアテックス)
VS
KEN山十(峯心会)
▼59kg契約
杉本卓也(WSRフェアテックス)
VS
高木啓介(C.M.A)
▼ライト級
加藤剛士(WSRフェアテックス)
VS
加藤 港(C.M.A)
▼ヘビー級
野尻和樹(RANGER品川GYM)
VS
裕二(チームゼロ)
▼ライト級
加藤丈博(WSRフェアテックス)
VS
TAKANARI(クラブEDO)
<お問い合わせ>
M-1MC=TEL:03-6802-1011
M-1MC
「第5回M-1プロテスト大会」
2010年3月28日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
集合時間9:00 実技試験開始10:00
※実技試験終了後、全員に講習を行う
<応募方法>
申込書に記名・捺印(未成年者は保護者の捺印が必要)の上、現金書留にて大会主催者まで郵送。
<郵送先>
〒110-0012 東京都台東区竜泉2-11-4WSRビル
M-1MC株式会社/ウィラサクレック・フェアテックスジム
<募集期間>
2010年3月19日(金) 必着
<受験費用>
3,000円 ※受験費用に保険料を含む
<受験規定>
・義務教育を修了し健康上問題のない者に限る(重度の持病などある場合は不可)
・申込書に記載した『受験体重』に必ず合わせてくる事(体重オーバーは失格とする。 ・年齢制限:36歳まで
※分からない点などがある場合は、トレーナーではなく主催者にお問い合わせください。
<試験内容>
1R・パンチのみの実技を行う
2R・すべてのパンチ・キックの実技を行う(ひざ蹴り・首相撲あり)
2R終了後に1分間の首相撲を行う
※使用グローブ18oz(ヘッドギア・レッグガードは主催者で用意)
※受験者は体重の近いもの同士で行う。
<禁止技>
顔面への膝蹴り、下腹部への攻撃、さば折り、関節蹴り、腰を使った投げ技等
<受験申込及び問い合わせ先>
〒110-0012 東京都台東区竜泉2-11-4WSRビル
M-1MC株式会社/ウィラサクレック・フェアテックスジム
TEL=03-6802-1011
タイ遠征
2010年5月7日(金・現地時間)タイ・ヤソトーン市
<出場選手>
ウエンツ☆修一(スクランブル渋谷/J-NETWORKスーパーフライ級王者)
前田尚紀(藤原/元全日本フェザー級王者)
カノンスック・ウィラサクレック(WSRフェアテックス/M-1フェザー級王者)
神村江里加(TARGET/WPMF世界&J-GIRLS女子ミニフライ級王者)
梅野源治(PHOENIX)
悠生(スタレントネットワークス/M-1ミドル級王者)
小笠原栄作(クロスポイント吉祥寺/KAMINARIMON Jr45kg王者)
<観戦ツアー>
先着40名
5月5日(水・祝)〜10日(月)朝着
<お問い合わせ>
M-1MC=TEL:03-6802-1011
クロスポイント吉祥寺=TEL:0422-21-0611
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