▲6月16日ナコンパトム県ウェルホテル・ボールルームで行われた記者会見の模様。左から4番目が優勝候補のセンチャイ
7月2日(金・現地時間)タイ・ナコンパトム県サナームチャン競技場にて、ムエタイのワンデートーナメントで有名な『ムエタイマラソン(以下ムエマラソン)』が開催される。
今回のムエマラソンにはムエタイ最強戦士と呼ばれるセンチャイ・ソー.セーンチャイ(=キングスター)がタイ代表としてエントリー。他に7カ国、合計8カ国の選手が優勝を懸けて対戦する。
Aブロッグ、Bブロッグそれぞれ4選手に別れ、3回の勝利で優勝となる(65kg契約、1試合3分3R)。優勝賞金は30万バーツ(約86万円)、準優勝20万バーツとなっている。
過去、日本人選手では、小林聡が決勝をブアカーオと戦い判定負けで準優勝
(2002年12月14日ルムピニースタジアム)、中村敏射(=元気)が、決勝がガンワンレックと戦い判定負けで準優勝(2010年2月26日チャチェンサオ県)が最高位である。
今回の日本人出場選手は、タイでムエタイ選手として活躍する島一生(しま・いっせい)。イングラムジムの内弟子としてタイでムエタイを始め、ラジャダムヌンスタジアムの
スーパーウェルター級9位にもランキング入りしたことのある石川県出身の27歳。
出場選手の国籍は8月開幕のTHAI FIGHT出場予定のケビン・ローズ(アメリカ)、イムラン・カーン(イギリス)ほか、スペイン、ウガンダ、ドイツ、イラン、タイ、そして日本となる。
優勝候補は当然のことながらセンチャイ。しかし、3試合戦わなければならないワンデートーナメントだけに何が起こるかわからず、波乱が起こる可能性も高い。それがムエマラソンの醍醐味でもある。
なお、当日はボクシングWBC世界フライ級チャンピオンのポンサックレック・ガイヤーン
ハーダーウ(タイ)の試合(ノンタイトル戦、VSフィリピン選手)も行われる。
→出場選手(真中の白スーツの選手がWBC王者ポンサックレック)
※ムエタイマラソン
3分3R(インターバル2分)で8選手参加で行われるワンデート−ナメント。今までムエマラソンは様々な形で開催され、全選手タイ人選手の場合もあれば、片方のブロッグが全て外国人選手、もう片方がタイ人選手という図式で行われることがあったが、(小林聡、中村敏射出場時はこの形式)タイ人選手1名のみというトーナメントは今回が初。
情報提供:鈴木秀樹(イングラムスポーツ)
「スッグ・チャンプ ムエタイマラソン VIGO SMART&カラワーンCPF」
2010年7月2日(金・現地時間)タイ・ナコンパトム県サナームチャン競技場
タイ全土TV生中継(7ch)14:00〜17:00(タイ現地時間)
<出場決定選手>
■ムエマラソントーナメント
センチャイ・ソー.セーンチャイ(タイ)
島一生(イングラム)
ケビン・ローズ(アメリカ)
イムラン・カーン(イギリス)
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