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【ボックスファイト】8・25“天才”須藤信充、天田戦は踏み台!?「11月のトーナメントが本番」

2010/08/13



  8月13日(金)東京・東品川にある東品川にて、須藤信充(アストラルジャパン)が公開練習を行った。須藤は8月25日(水)東京・後楽園ホールで開催される、ボクシングスタイルの新格闘技『BOXFIGHT』(ボックスファイト)のメインイベントでK-1 JAPAN GP2004優勝の天田ヒロミ(デジタルスピリッツ)と対戦する。

 この日の須藤は、今大会の出場選手である2006年度インターハイボクシング競技準優勝の川中清史(TEAM Sun Light)、プロボクシング東日本新人王ベスト4、キックボクシングKAMINARIMON 関東大会優勝、全国大会準優勝の藍田貴義(Combat Workout Diamonds)とマススパーリングを披露。

 まず、初めのスパーリングパートナーの藍田に対し、須藤は「オレとは階級が違うからマスと言っても軽めにやろうね。ムキになってやっても、ヘビー級のオレが何やってんだって言われるだけだから。アハハハ!」とライトスパーを要求する。

 しかし、いざ始まると熱くなる両者。右ジャブを出しながらサークリングする藍田を、じりじりとコーナーに追い込む須藤。重みある右フックを出したかと思えば、ヘビー級とは思えないスピードで一気に藍田の顔面とボディに連打を見舞う。熱くなる藍田が打ち合いに応じれば、須藤もブンブンフックを振り回し容赦なく応戦した。

 少しのインターバルをおいて、川中とのスパーでも熱くなる一面を見せ、仕上がり具合の良さを存分にアピールした。

 高校時代、国民体育大会ボクシング競技・少年の部優勝、 中央大学進学後は全日本アマチュアボクシング選手権優勝するなど、ボクシングで経歴を持つ天田に対し、須藤は最初はパワーで対抗しようと考えていたという。しかし、「ピンポイントでいかないとあっという間に倒されてしまう。藍田君とスパーリングしてきてわかったんだけど、離れてのパンチが勉強になった」と階級が下の選手とスパーをすることでスピードトレーニングを重要視するようになったようだ。具体的な内容は明かされなかったが、「今は神経、反応でパンチで打つようなトレーニングをしているんだよね」と自信たっぷりにニヤリ。

 今回は事実上の日本ヘビー級のトップを決める戦いとなるが、須藤は「11月が本番だと思っているから。トーナメントでチャンピオンにならないと意味がない。オレはそこを頭に入れているからね」と天田を踏み台にし、BOXFIGHTの初代王座を一気に狙うつもりだ。

 さらに須藤は「11月は94kgぐらいで出てヘビー級で頂点獲ったら、ミドル級に行こうと思う。3人でラスベガス行こうぜ。アハハハ!」と川中と藍田の肩を叩き、ボクシングの本場ラスベガスで世界にトップに立つ壮大なプランを掲げた。

  キックボクシングでは3階級制覇での4冠王者となり、極真空手道連盟極真館第7回全日本ウエイト制空手道選手権大会・重量級で優勝するなど、立ち技の頂点を極めてきた“天才”に注目が集まる。


BOXFIGHT事務局
「BOXFIGHT旗揚げ戦〜Firstinpact〜」

2010年8月25日(水)東京・後楽園ホール
開始18:00

<全対戦カード>

▼メインイベント(第11試合) ヘビー級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/K-1 JAPAN GP 2004優勝)
VS
須藤信充(アストラルジャパン/極真館第7回全日本ウエイト制空手道選手権大会重量級優勝)

▼セミファイナル(第10試合) スーパーライト級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
川中清史(TEAM Sun Light)
VS
ワラウット・フェニックスジム(フェニックス)

▼第9試合 ヘビー級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
高瀬大樹(アイアムアイ)
VS
篤志(BLUE DOG/元ニュージャパンキックボクシング連盟ヘビー級1位)

▼第8試合 ライト級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
藍田貴義(Combat Workout Diamonds/元プロボクサー)
VS
勝田邦裕(チームリアル/2009年度全日本実業団優勝)

▼第7試合 バンタム級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
古賀敦士(CBボクシング)
VS
下津隼人(team悪餓鬼)

▼第6試合 ライト級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
ルード(Grow)
VS
緒形惇(リアルディール)

▼第5試合 スーパーライト級 BOXFIGHTルール 3分2R延長2分1R
濱道亮太(リベル)
VS
大谷晴彦(フリー)

▼第4試合 ヘビー級 BOXFIGHTルール 3分2R延長2分1R
ジョン・ガブリエル(高田道場)
VS
鈴木英介(TRIAL)

▼第3試合 ライト級 BOXFIGHTルール 3分2R延長2分1R
菊池英二朗(デットライン)
VS
カマル・フェルナンド(翔拳道)

▼第2試合 ミドル級 BOXFIGHTルール 3分3R延長2分1R
ウルマン・アレックス(イタリア/チームピットブル)
VS
中村大介(チームガンバライド)

▼第1試合 バンタム級 BOXFIGHTルール 3分2R延長2分1R
福成龍二(soul on)
VS
本間隼人(隼)

<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席12,000円 S席10,000円
A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円 立見4,000円

<お問い合わせ>
株式会社BOXFIGHT=TEL:03-5487-5512



【関連リンク】
>>BOXFIGHT公式サイト
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