GBRの「ZST」特集
所英男インタビュー、渋谷修身の引退直前インタビュー、清水兄弟スパーリング動画、ZSTガール写真集など

　12月26日（日）ゴールドジムサウス東京アネックスで記者会見が行われ、2011年2月6日（日）東京・新宿FACEで開催される『〜FIGHTING NETWORK ZST〜ZST.27』の第1弾対戦カードが発表された。

　今年2月に初防衛に成功した初代バンタム級王者・藤原敬典（秋本道場JUNGLE JUNCTION）の2度目の防衛戦を迎える。挑戦者に選ばれたのは“ZSTの仮面ライダー”として活躍中の清水俊裕（総合格闘技宇留野道場）。両者は2007年8月に対戦しており（この時は藤原が一本勝ち）、約3年6カ月ぶりの再戦となった。

　清水の挑戦を受ける立場となる藤原は「いい試合をしようというのではなく、一方的に自分のいいところを出して勝つ。ZSTの仮面ライダーが勝った方が面白いという人もいるとは思いますが、絶対にそれはありません。僕はバンタム級のチャンピオンで、他の選手との差はまだまだあると思っています。圧倒的な強さを見せて勝ちたいです」とチャンピオンらしいコメント。

　清水はアウトサイダーとの対抗戦にも勝利し、ZSTの中で勢いに乗っているファイターではあるが、藤原は「ちょくちょく試合は見ています。寝技の技術が向上していて、相変わらず仮面ライダーをやっているな、と。でもそのくらいで他に印象はないですね」と切り捨てる。

　11月にはK-1ポーランド大会にも参戦し「立ち技だけの試合をして、練習で色んな技術を勉強したし、試合を通じて収穫がたくさんあった」という藤原は「それを試合で出したいので清水選手には実験台になってもらいたい。スカッとKOで倒して立ち上がれないようにします」と完全KOでのタイトル防衛を誓った。

　一方の清水は自慢のライダーベルトを持参して会見に登場し、「過去に負けている選手なので、負けた分も勝利で取り返したい。藤原選手は打撃が強い選手で、自分の中では怪人ではなく、マッスルプレデターだと思っています。一本・KOを取られないように気をつけながら、自分が一本を取りに行きます」と挨拶。「僕も試合を楽しみにしているので、みなさんが『うわっー！』と叫ぶような試合をして、勝ってベルトをもらおうと思います」とタイトルマッチに向けての想いを語った。

　また奥出雅之（ゴールドジムサウス東京）の参戦が決定。これまで75kg〜70kgで試合をしてきた奥出は「昨年、怪我をしていた時期に色々なことを考えて、これからは内外を問わずにチャレンジしたいと思い、一番力を出せると思う65kgという階級にチャレンジしようと思いました。今は通常体重で72kgくらいなので、減量には問題ありません」と今大会から65kgに階級を変更。

　会見に同席した上原譲ZST代表は、奥出の対戦相手について「名前がある選手と交渉しています」と話し「他の大会で実績がある相手と試合をすることで、今の自分の実力がどのくらいなのかを感じて欲しい。

　 所英男、金原正徳、清水俊一といった選手たちが他のイベントで試合をしている中、奥出選手は自分がZSTを引っ張っていかなきゃいけないということは分かっていると思います。それを見せるような試合をして欲しい」と期待の言葉をかける。

　これを受けて奥出も「自分が大会を盛り上げつつ、65kgでは新人として対戦相手に立ち向かって、KO・一本で勝ちたいと思います」と意気込みを話している。

ZST事務局
「〜FIGHTING NETWORK ZST〜　ZST.27」
2011年2月6日（日）東京・新宿FACE
開場17：30　開始18：00
※ジェネシスバウトは17：40より開始

＜決定対戦カード＞

▼バンタム級タイトルマッチ　5分5R
藤原敬典（秋本道場JUNGLE JUNCTION/王者）
VS
清水俊裕（総合格闘技宇留野道場/挑戦者）

＜出場予定選手＞
奥出雅之（ゴールドジムサウス東京）
伊藤健一（ALLIANCE）

＜チケット料金＞
VIP席（最前列）12,000円/VIP席（カウンター）12,000円
SRS席　8,000円/A席　6,000円/立ち見　5,000円
※当日は全席500円増し
※1歳よりチケットが必要
※入場時にドリンク代別途500円が必要
※カメラ・ビデオカメラによる撮影は一切禁止

＜チケット発売日＞
2011年1月8日（土）10：00〜

＜チケット発売場所＞
チケットぴあ＝TEL:0570−02−9999（Pコード/594-770）
後楽園ホール＝TEL:03−5800−9999

＜お問い合わせ＞
ZST事務局＝TEL:03−5357−8195　www.zst.jp