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ZST事務局
「SWAT!15」
2007年12月23日（日）東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15：30 開始16：00
▼メインイベント（第14試合）「ジェネシストーナメント2007」ライト級決勝戦
○斉藤利之（RIKI GYM）
一本 1R3分40秒 ※腕ひしぎ十字固め
●二ツ森敬浩（パラエストラ柏）
 かつては“ZSTのハルウララ”と呼ばれ、ZSTデビュー後もなかなか白星に恵まれず四連敗（と引き分け3試合）を喫した斉藤。しかし、植村太郎との同門対決で勝利してからは破竹の5連勝（1引き分けを挟む）、一本勝ちも多くZST本戦も果たすなど“ハルウララ”時代が嘘のような活躍ぶりだ。
年間を通して各階級で行われてきた「ジェネシストーナメント2007」。今大会ではライト級準決勝・決勝が行われ、斉藤は1回戦を判定勝ち（※通常ZSTに判定はなく時間切れの場合はドローになるが、トーナメント特別ルールのため）で突破、1回戦をKOで勝ち上がった二ツ森と決勝を争うことになった。
 両者は今年5月にもSWAT!のワンマッチで対戦しており、この時は斉藤が1R0分43秒、腕十字固めで秒殺勝利を収めている。二ツ森にとっては早くもリベンジの機会が訪れたというわけだ。
1R、斉藤が左右のパンチを繰り出しながら突進し、タックルでコーナーへ押し込む。ここで膠着するかと思いきや、斉藤は場内に音が鳴り響くほどの強さで二ツ森の足を何度も踏みつける。斉藤は両足タックルに行くも、首をフロントチョーク気味に捕らえられ、二ツ森が上に。すぐに立つ二ツ森。斉藤は今成正和を髣髴させるスライディングから足関節を狙いに行き、足首固め。
 尻を蹴って逃げようとする二ツ森の足を離さず、アキレス腱固め、足首固めと次から次へと足関節を仕掛けていく。二ツ森に逃げられてもしつこく上をキープする斉藤は、ヒジで相手の腕を引き寄せての腕十字固め！ これで二ツ森がタップ！
ライト級トーナメントで優勝を果たした斉藤は、「応援ありがとうございました。ちょっと早いですけどメリークリスマス！ 今日はドローが続いたんですけど、最後、キッチリと一本取れて良かったです！」と勝利の雄叫びを挙げた。
▼セミファイナル（第13試合） フェザー級シングルマッチ
○清水俊一（総合格闘技宇留野道場）
一本 1R4分36秒 ※横センタクバサミ
●倉岡幸平（蒼天塾）
 今年になってこれがZST＆SWAT！で13試合目という超ハイペースで試合を消化する清水。11・23『ZST.15』でジェネシストーナメント2007GT-Fトーナメント優勝を果たしたばかりにも関わらず、今大会のセミファイナルに登場した。
1R、パンチで突っ込む倉岡をタックルで迎え撃つ清水。倉岡が立ち上がろうとすると、清水は足を抱え上げて投げを見舞おうとするが、倉岡は抱きついてグラウンドに引き込む。
 倉岡はラバーガード、足を手繰り寄せて清水を倒すが、清水はすぐに上をとる。清水は両足担ぎパスガードからマウントへ、腕十字を狙うもこれは失敗。すぐに上を奪いに行く倉岡だったが、清水はオモプラッタで上になる。
両者が立ち上がり、清水はバックから飛び乗ってグラウンドに引きずり込み、チョーク狙いから腕十字へ！ そのまま両足で倉岡の首を挟み、得意の横センタクバサミを極めて鮮やかに一本勝ちを飾った。
▼第12試合 ライト級
○上田厚志（骨法烏合会矢野卓見道場）
一本 2R3分18秒 ※横三角絞め
●稲田 豊（総合格闘技宇留野道場）
 1R、稲田が圧力を掛けていって右ハイキック、ミドルキック、パンチで上田を追い詰めて行く。上田が組み付いてくるとバックへ回っての投げでテイクダウン。稲田がバックを奪うも上田は腕を放さず、両者グラウンドでめまぐるしく動いてスタンドに戻った。
稲田は再びバックを奪うとリフトアップからの投げ、スタンドではフックでガンガンと前へ出て行く。上田は組み付いてテイクダウンを奪うと、足を取りにいったが稲田に立たれてしまう。稲田は飛びヒザ蹴りを放つも不発、上田が上になって腕十字を仕掛けるも、稲田に立たれる。
 2R、パンチの打ち合いから稲田が飛びヒザ蹴り、そのまま組み合いになり稲田はフロントスープレックスで投げて上になる。アームロックから腕十字を仕掛ける稲田だが、上田は下からの足関節狙い。足を引き抜いて立ち上がった稲田へ上田はワンツーで前へ出る。それに対し、稲田は胴廻し回転蹴り！
が、この大技が裏目に。マットに着地した稲田のサイドを奪った上田は、横三角絞めを極めてタップを奪った。
▼第11試合 ウェルター級
△伊藤博之（ALLIANCE）
時間切れドロー
△平山敬悟（パラエストラ八王子）
 1R、元リングスの伊藤は組み付いてのヒザ蹴り、平山はテイクダウンを狙いに行くが伊藤は倒れず、ヒザ蹴りからコーナーへ押し込む。
平山が投げを打つも伊藤は立ってヒザ。パンチの打ち合いから組み合い、平山がもう一度投げを打って今度はテイクダウンに成功。サイドポジションからマウントへ移行する。
伊藤は下から足を取りに行くが、抑え込まれてしまう。平山の腕十字、伊藤は腕を引き抜いて立ち上がり、パンチを見舞っていった。しかし、大振りのためフック、アッパーが空を切る。
 2R、伊藤はワンツー・スリーからフックを連打、平山は組み付く。テイクダウンできないと見るや放してパンチを入れ、再び組み付く平山を伊藤はヘッドロックに捕らえるが、平山はバックを奪ってグラウンドに引き倒す。
そこから仕掛けた腕十字は伊藤に腕を引き抜かれるも、すぐに胴タックルでテイクダウン成功。サイド、上四方から腕十字狙い、さらにバックへ回ってスリーパーを狙うも伊藤に立たれてしまった。
ラスト30秒、伊藤はパンチでの打ち合いを挑み、右アッパーをヒットさせたが、両者とも繰り出すパンチが空振りになり、時間切れドローに終わった。
 ▼第10試合 ライト級
○荒牧 拓（パンクラスP’s LAB横浜）
一本 1R1分55秒 ※アームバー
●武田裕介（パラエストラ葛西）
武田は計量オーバーのためイエローカード2枚を提示されたところからの試合開始。1R、パンチの打ち合いから荒牧が胴タックルでテイクダウン。
マウントを奪うも相手の体がロープの外に出てしまったためブレイクに。荒牧は細かくパンチを入れて組み付き、テイクダウンして再びマウントへ。そのままバックから腕をとり、アームバーを極めた。
▼第9試合 フェザー級
○阿部剛卓（パラエストラ松戸）
一本 2R3分1秒 ※ネックロック
●大村 朗（team GACHI）
▼第8試合 フライ級
△田丸慶輔（総合格闘技宇留野道場）
時間切れドロー
△榛葉善也（ZFC 大井町）
▼第7試合 ライト級
△大野翔舞（総合格闘技move）
時間切れドロー
△中村拓己（GBR）
▼第6試合 バンタム級
△羽鳥洋輔（総合格闘技宇留野道場）
時間切れドロー
△河村貴寿（ZFC 大井町）
▼第5試合 フェザー級
△清水俊裕（総合格闘技宇留野道場）
時間切れドロー
△平田真徳（U-FILE CAMP 町田）
▼第4試合 GT-Fルール フェザー級
△竹内宏典（バトラーツジムB-CLUB）
時間切れドロー
△金子陽一（ZFC 大井町）
▼第3試合 GT-Fルール 女子ミニマム級
○船越あゆみ（U-FILE CAMP 赤羽）
一本 2R4分46秒
●亀田聡子（P’s LAB 横浜）
▼第2試合 ジェネシストーナメント2007ライト級準決勝
第2試合
○二ツ森敬浩（パラエストラ柏）
KO 2R1分32秒
●石塚雄馬（ロデオスタイル）
▼第1試合 ジェネシストーナメント2007ライト級準決勝
第1試合
○斉藤利之（RIKI GYM）
判定
●岡澤弘太（AXIS柔術アカデミー）
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