DEEP事務局
「clubDEEP東京&フューチャーキングトーナメント全国大会」
2008年1月14日(月・祝)東京・新宿FACE
開場14:00 1部開始14:30 2部ワンマッチ開始17:00

▽第2部
▼第12試合 メガトン三番勝負 5分2R
○鶴亀金太郎(フリー)
TKO 1R2分18秒
●和歌嵐(手塚道場)
来春開催予定のスーパーヘビー級を対象にした「メガトントーナメント」へ向けての披露試合として行われた“メガトン三番勝負”。
そのトリを務めるのは、柔道で高校団体戦三冠メンバー、全日本学生柔道選手権無差別級2位、嘉納治五郎杯国際柔道大会出場、世界学生柔道大会出場、全日本学生柔道優勝大会団体戦優勝の実績を持つ150Kgの鶴亀と、1994年高校柔道大阪大会無差別級優勝、2004年第31回全日本サンボ選手権100Kg級優勝の和歌嵐との対戦。
1R、和歌嵐が右ローから左のパンチ、突っ込んだところへ鶴亀が左フック。これでグラついたように見えた和歌嵐だったが、なんとハイキック!
しかし、これは空振りに終わり、ガブった鶴亀にコツコツとパンチをもらう。痛そうな表情で耐える和歌嵐、鶴亀はガブった姿勢をキープしながら右手でパンチを打ち続け、レフェリーが試合をストップした。
試合後、佐伯代表は「鶴亀の迫力を見て、メガトントーナメントも面白い気がする。期待できます。今日負けた選手にもチャンスをあげたいですね。一発ヒットした方が勝つ試合なので」と、超重量級を対象にしたメガトントーナメントの開催へGOサインを出した。
「3月、5月、8月と3回に別けて16名でやります。太ってるのでスタミナがないから、試合時間とかは変える予定」と佐伯代表。今度こそ、リングが破壊される!?

▼第11試合 メガトン三番勝負 5分2R
○中西良行(PRB)
KO 1R0分56秒 ※右フック
●加藤善之(フリー)
全日本サンボ三連覇中、全日本コンバットレスリング準優勝、コンバットレスリングオープン優勝など輝かしい戦績を持つ中西と、柔道で高校インターハイ埼玉予選2位、国体埼玉予選準優勝、関東大会埼玉予選優勝、大学で全日本体育系柔道大会ベスト8、一般で国体埼玉予選優勝という実績を誇る加藤。
1R、右手で顔をガードしながら左手を伸ばして組みにきた加藤に、中西は当然それに付き合わずパンチを入れていく。サウスポーの中西は左右の連打、右アッパー、右フック、左ヒザと面白いように打撃を当てていき、加藤を圧倒する。最後は強引に組み付こうとした加藤に右フックを入れ、前に倒れたところへダメ押しのパンチを入れてKO勝ちとなった。

▼第10試合 メガトン三番勝負 5分2R
○権代祐典(フリー)
一本 1R1分34秒 ※フロントチョーク
●岩上智一郎(フリー)
人気テレビ番組『ガチンコファイトクラブ』に5期生として出演していた権代。対する岩上は『新宿クレッシェンド』(サイバリンガル社)という小説で「世界で一番泣きたい小説賞」を受賞、1990年に自衛隊所属、1992年には全日本プロレスにも所属していたという異色の経歴を持つ。
1R、胴タックルで組みついてきた岩上に権代はコーナーを背にして立ち続け、顔にパンチを入れていく。ブレイクになるとパンチからヒザ、両者大振りのパンチを繰り出し、頭を下げる岩上をフロントチョークに捕らえる。力いっぱい締め上げていくと、岩上は苦しくなりタップした。
権代は「久しぶりです。ガチンコファイトクラブに登場しました権代です。僕はボクシングがダメだったので、総合で頑張ります」とマイクアピールした。

▼第9試合 70Kg契約 5分2R
○伊藤有起(ALLIANCE)
KO 1R1分1秒 ※左フック
●中野洋志(マッハ道場)
1R、さっそくパンチで襲い掛かっていく中野に伊藤もパンチで応戦。左右のフックから腕を首に回しての投げを狙う中野だが、宮下はそれを読んですぐにコーナーへ押し込む。中野のセコンドからは「落ち着け!」との言葉が飛ぶが、中野はどんどん打ち合いに行く。
三度目のアタックで伊藤のパンチが中野にヒット、下がる中野へ右アッパーと左右のフックで一気にラッシュをかける伊藤は、離れようとする中野を最後は左フックでKO! 勝った伊藤は嬉しさのあまり、リングを降りてリングの周りを一周しながら観客にハイタッチ。

▼第8試合 65Kg契約 5分2R
○宮下トモヤ(POWER OF DREAM)
一本 1R0分41秒 ※フロントチョーク
●伊是名正旭(Aciu)
1R、サウスポーの伊是名がジャブを伸ばし、タックルへ行くと宮下は飛びついて得意のフロントチョーク! 高く持ち上げてコーナーへ運んだ伊是名だったが、宮下はぶらさがるようにしてタップを奪った。
秒殺勝利を飾った宮下は、「ひとこと言わせて下さい。これから会長やみんなと共にワタクシ宮下トモヤ、日本、世界のトップを目指します。それまで辞めません。絶対に諦めません。あとひとつ、試合をしたい人がいて。吉田幸治選手、もしよかったら僕とお願いします」と、吉田との対戦をアピールした。

▼第7試合 75Kg契約 森山大総合引退試合 5分2R
○岩見谷智義(高田道場)
一本 2R3分35秒 ※チョークスリーパー
●森山 大(フリー)
2002年に開催された第1回DEEPフューチャーキングトーナメント82Kg以下級で準優勝、デモリッションやプロレスにも出場し、現在はDEEPのレフェリーを務める森山が、自身のけじめをつけるために総合格闘技の引退試合を行った。
1R、いきなりトップポジションを奪われた森山だが、下からのヒールホールド狙い。岩見谷もヒールホールドを仕掛けて足関節技の応酬となり、マウントをとられた森山がバックをとらせてすぐに立ち上がる。森山は右ロー、左インロー。
岩見谷がタックルを仕掛けてテイクダウンを奪い、サイドポジションをキープしたまま1Rを終えた。
2R、森山は右ローと左インローを放って回り込んでいくが、岩見谷のタックルでテイクダウンを許す。岩見谷はバックへ回って四の字ロック、殴りながらのスリーパーを狙う。
これに耐えてマウントを奪われた森山は、再び背中を向けたところで今度はガッチリとスリーパーを決められてタップ。引退試合を勝利で飾ることは出来なかった。
「去年からDEEPでレフェリーとジャッジをやらせてもらっています。自分が2002年の第1回フューチャーキングトーナメントに出てから、セコンドとかDEEPに携わることが多かったので。首と腰の怪我で選手を諦めたんですが、引退試合をやってもらえるということでこのような機会をいただきました。3年半ぶりの総合だったんですが、やっぱり甘くなかったです。これからレフェリーとして、DEEPを盛り上げていきたいと思います」
森山はマイクで引退の挨拶を終えると、10カウントゴングを聞き、拍手と共にリングを降りて行った。
▼第6試合〜第3試合 2008フューチャーキング決勝トーナメント決勝戦はこちら
▼第2試合 65Kg契約 5分2R
○綿貫一歩(PRB)
一本 1R1分55秒 ※ヒールホールド
●本村康博(AACC)
▼第1試合 70Kg契約 5分2R
○近藤定男(BLUE DOG GYM)
判定3-0
●石嶋大悟(ライコンドー)
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