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5・25「J-GIRLS決戦、菖蒲祭り」大特集
http://gbring.com/closeup/closeup.htm#jgirls
出場選手インタビュー&最新プライベートショット満載!


【J-GIRLS】グレイシャア亜紀、延長戦で敗れる!世界最強女王の座はシルビアに

2008/05/25


J-NETWORK
J−GIRLS決戦、菖蒲祭り
「World Queen Tournament 2008 決勝戦」

2008年5月25日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00



 史上初の女子キックワールドトーナメント『World Queen Tournament 2008』が、いよいよ決勝戦を迎えた。イタリア、韓国、オランダ、オーストラリア、アメリカ、そして日本の6カ国代表選手によって、3月2日に行われた開幕戦を勝ち上がった4名によって決勝戦が争われる。

 まず、J-GIRLSミニフライ級1位・林田昌子(日本/全日本キックボクシング連盟/藤原)が、WPKC欧州バンタム級チャンピオンのシルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブセスト)の圧倒的なパワーの前に散り、準決勝で姿を消した。

 これにより日本最後の砦となったJ-GIRLSフライ級チャンピオンのグレイシャア亜紀(日本/ソーチタラダ渋谷)は、WMCサウスパシフィック・ミニフライ級チャンピオンのジェシカ・トルハースト(オーストラリア/ブラックドラゴン会)に右のパンチを主体とした積極的な攻撃で判定勝ち。決勝戦は日本代表グレイシャアVSイタリア代表シルビアに。

 シルビアのパワー溢れるワンツー&キックに、グレイシャアは回転力を活かしたパンチの連打で応戦。2分3Rを闘い終わってドローとなり、決着は延長戦へ持ち越された。ここでシルビアが試合巧者ぶりを発揮、パンチを当てては離れ、またパンチを当ててはクリンチという戦法をとり、グレイシャアに攻撃する隙を与えない。

 シルビアを追い回したグレイシャアだったが有効打を奪えず、判定2−1のスプリットデシジョンでシルビアが世界最強女王の座を獲得。賞金100万円を手にした。

 セミファイナルで行われたJ-GIRLSフェザー級タイトルマッチは、チャンピオンの佐々木仁子(チームドラゴン)が挑戦者・同級1位の成沢紀予(ソーチタラダ渋谷)の174cmという長身から繰り出す長い手足からの攻撃にてこずったものの(佐々木は身長158cm)、2Rに右フックでダウンを奪い、4Rには左フックでダウンを追加、最後は右フックで成沢を担架に乗せてKOで初防衛に成功。「これで堂々と世界へ行けると思います」と、次は世界の王座を狙うと宣言した。

 J-GIRLSミニフライ級チャンピオンのジェット・イズミへの挑戦者を決める「ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント」は、2回戦と3回戦の2試合が1日で行われた。

 2回戦を勝ち上がった同級6位・紅絹(フォルティス渋谷)と同級4位・岡田敦子(RAPTURE KING)、同級8位・田嶋はる(アクティブJ)と同級5位・まゆみ(KFG)がそれぞれ3回戦で対戦し、紅絹と田嶋が勝利。いずれも自分より上位のランカーを破っての準決勝進出となった。準決勝・決勝は7月21日(月・祝)東京・新宿FACEでやはり1日で行われる。




▼メインイベント World Queen Tournament 2008決勝戦 50kg契約サバイバルマッチ1
○シルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブセスト/WPKC欧州バンタム級王者)
延長R 判定 2−1 ※10−9、9−10、10−9
●グレイシャア亜紀(日本/ソーチタラダ渋谷/J-GIRLSフライ級王者)
※シルビアがWorld Queen Tournament 2008優勝。


 史上初の女子キックボクシング世界トーナメント『World Queen Tournament 2008』決勝戦の舞台に立ったのは、日本代表グレイシャアとイタリア代表シルビアだった。

 1R、シルビアは準決勝同様「ハッ!ハッ!」と声を出しながらのワンツー&キックで前に出る。外国人特有のパワー溢れる攻撃で入ってくるシルビアに、グレイシャアは連打で迎え撃つ。

 離れ際、さらに至近距離でも右のパンチを当てるグレイシャア。重そうな攻撃を繰り出してくるシルビアに、パンチの回転力で勝負だ。あえて危険な近距離での打ち合いを何度も挑み、場内を沸かせる。

 2R、強いワンツーで押して来るシルビアは、パンチを当ててはクリンチ、またはバックステップで離れる。グレイシャアはパンチで迎え撃ち、シルビアのパンチから繋げてくる蹴りに右ストレート&フックを合わせて行く。

 3R、パンチで突っ込んではクリンチするシルビアにバッティングのイエローカード。打ち合いたいグレイシャアだが、シルビアに一発目を当てられてクリンチに捕まるパータンが多い。ならばと自分からパンチで出て行くと、シルビアはバックステップで距離をとり、グレイシャアはパンチを当てることが出来ない。

 判定はジャッジ1名が30−29でグレイシャアに1ポイントを与えたが、他の2名は29−29、30−30でドローに。決着は延長戦へ持ち越された。

 延長戦に入るとパンチで前に出るグレイシャアだが、シルビアはパンチをまとめ打ちしてグレイシャアが打ち返そうとするとすぐにクリンチ。グレイシャアが右ストレートからパンチを連打していくと、バックステップで距離をとり、打ち合いに持って行かせない。リングを大きく使うシルビアを追い掛け回す形となったグレイシャアだが、巧みに組まれてパンチを当てることが出来ず。

 逆にシルビアの組む前の一発をもらい、最後は突っ込んだところにバックキックをもらってしまった。積極性と手数ではグレイシャア、ヒット数ではシルビアとなり、微妙な判定となったが、ジャッジは最初の一人がシルビア、二人目がグレイシャア、そして最後の三人目が……シルビア! 世界最強女王の座にはシルビアが就くことが決定した。

 敵地で勝利を挙げたシルビアは「嬉しい。グレイシャアはとても強い相手で、全力を使いました。自分の試合をもっと見せたかったので、延長戦になってよかったです。最後まで日本の皆さんのために全力を尽くしました。応援ありがとう」と、嬉し涙を流しながらコメントした。




▼セミファイナル J-GIRLSフェザー級タイトルマッチ 2分5R
○佐々木仁子(チームドラゴン/王者)
KO 4R1分4秒 ※右フック
●成沢紀予(ソーチタラダ渋谷/挑戦者・同級1位)
※佐々木が初防衛に成功。

 J-GIRLSのリングでは海外勢に連戦連勝、11勝(2KO)2敗1分と順調に戦績を積み重ね、J-GIRLSの四階級王者の中でも“絶対王者”とも言われている佐々木。

 しかし、今回の初防衛戦の相手は次期挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、2005年6月には佐々木にフルマークの判定勝ちを収めている成沢だ。佐々木158cm、成沢174cmという身長差16cmが試合にどう影響するか?

 1R、両者とも距離をとってのローキックの飛ばし合い。成沢が右のパンチを繰り出すと佐々木も右を返し、右のボディストレート、さらに左のボディをヒットさせる。成沢がパンチで前に出てくると佐々木が右のクロス、左フック。成沢は前蹴りで転倒させ、パンチで前に出るが佐々木のフックと左ボディを立て続けにもらう。ならばと成沢はヒザ蹴りで応戦。

 2R、右のボディから左フックを繰り出す佐々木、成沢の蹴りには右ボディストレートを合わせる。徐々に圧力を高めていく佐々木、顔面とボディへパンチを当てて行き、成沢がテンカオに来ると左右のフック! 右フックでダウンを奪う。

 これで一気に試合に火が付き、成沢も左右のフックで打ち合いに出る。佐々木は下がりながらも成沢のフックを避け、自分のフックをヒットさせる。

 3R、佐々木が右ボディストレート、左ボディフック。成沢が左右のフックからヒザに来ると左右のフックを顔面へ。長いリーチの左右のパンチを繰り出して前に出る成沢は、接近するとヒザ。この成沢の突進に押される場面もある佐々木だが、すぐにパンチで盛り返してボディを攻めていく。後半は成沢がショートの連打で佐々木をロープへ釘付けに!

 4R、前ラウンドと同様にショートのパンチを連打しながら前に出る成沢、接近するとヒザ蹴り。しかし、組んでからのヒザでイエローカードを提示される。再開後も打ち合いを挑んでいく成沢だが、よく見た佐々木が左フックの一撃! ダウンを奪う。

 佐々木は一気にパンチでラッシュ、成沢をコーナーへ追い込んでいき、トドメの右フック! 成沢はバッタリと倒れ、レフェリーが試合をストップ。佐々木が豪快なKOで初防衛を果たすと共に、リベンジを達成した。

「前に来るのは分かっていたので、それをどうするかを考えていた。パンチを当てられたのが嬉しかったですね。チームドラゴンの仲間からもらった力です。先に進みたいと思っていたので、とにかく上に行きたいから嬉しかった。これで堂々と世界へ行けると思っています」と、佐々木はリング上の勝利者インタビューで“次は世界の王座だ!”と高らかに宣言した。




▼第14試合 フライ級王座次期挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○杉貴美子(SOLID FIST/同級1位)
判定 3−0 ※三者とも30−26
●大浜芳美(NJKF/OGUNI/同級2位)
※杉がグレイシャア亜紀への挑戦権を獲得。


 グレイシャア亜紀の保持するフライ級王座への挑戦権を賭けたトーナメントの決勝戦。1月の1回戦で優勝候補だった田中佑季からパンチでダウンを奪って勝利した杉と、フライ級新人王トーナメント覇者・古谷あさみから得意のバックブローでダウンを奪って逃げ切った大浜が争う。

 1R、的確にパンチ、ロー&ミドルキックを当ててくる杉の圧力に押される大浜はバックブローを連発。しかし、互角に打ち合えないため苦し紛れに出している感がある。

 2Rも同様にパンチと蹴りで押しまくる杉、顔面前蹴りをクリーンヒットさせ、パンチのラッシュでダウンを奪った。

 3R、杉は大浜をコーナーに詰めてパンチの連打。大浜もバックブローで一発逆転を狙うが、杉のパンチ&ローの的確さに比べ空を切るばかり。

 最後は大浜がガムシャラにパンチでの打ち合いを挑んだが、杉を捕らえることが出来ず、最後まで自分のペースで闘った杉が勝利を収めた。

「嬉しいです。大浜選手も詰めてきたので必死でした」とリング上でコメントする杉は、今回の試合に「100点」を付ける。「まだまだ頑張ります。パンチもミドルももらったので、ガードが甘い。次回はまたずっと強い選手と闘うので、必死に練習してきます」と、グレイシャア戦へ向けてコメントした。




▼第13試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント3回戦第2試合 サバイバルマッチ1
○田嶋はる(アクティブJ/同級8位)
判定 3−0 ※29−27、30−28、29−27
●まゆみ(KFG/同級5位)
※田嶋が7・21準決勝へ進出。

 三回戦では、Little Tiger Juneをパンチで圧倒したまゆみと、アマチュアムエタイのタイトルホルダーの勝山舞子を接戦の末に下した田嶋が対峙。普段、保健体育の非常勤講師を勤める田嶋には、中学生の応援団が会場に駆けつけており、声援を送る。

 1R、距離を取る田嶋は、ロー、ハイと上下に打ち分ける蹴り技を繰り出す。まゆみは得意のパンチでガンガン前に出てパンチを振るうが、田嶋が上手。うまく距離を取られ、まゆみはパンチを当てられない。

 2R、前蹴りでまゆみをロープ際に吹っ飛ばした田嶋。ロープの反動で返ってきたところに、田嶋はテンカオを突き出す。これでボディを効かされた田嶋は苦痛に表情。

 そのチャンスを見逃さず、田嶋は前蹴り、テンカオとボディへの集中攻撃だ。これでうずくまるまゆみはダウン! 立ち上がったまゆみに対し、田嶋は左ミドル、ボディへのパンチと一気に畳みにかかったが逃げられてしまった。

 3R、巻き返しを狙うかのようにまゆみは一気にパンチのラッシュを仕掛ける。田嶋もパンチで応戦し、激しい打ち合いとなる。距離を取った田嶋は鋭い左ミドルを何発も繰り出し、まゆみを近寄らせない。主導権を握り続けた田嶋が判定勝利。

 この結果を受けて、次回7・21新宿FACE大会のトーナメント準決勝では、ベテランの大島渚と対戦することが決定した。勝利者インタビューを受けた田嶋は「2回とも蹴り技を中心にしました。満足する試合ではなかったのですが、頂点を目指していきます。次の大島戦では胸を借りるつもりで頑張ります」と意気込みを語った。




▼第12試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント3回戦第1試合 サバイバルマッチ1
○紅絹(フォルティス渋谷/同級6位)
判定 2−1 ※30−29、29−30、30−29
●岡田敦子(RAPTURE KING/同級4位)
※紅絹が7・21準決勝へ進出。


 今年3月に一度対戦している両者。この時は三者三様のドローに終わっている。岡田は初戦の度重なるバッティングでおでこに大きなタンコブが出来ており痛々しい様子。

 1R、ブンブン振り回しながら前に出る紅絹に対し、岡田は反則行為となるクリンチからのヒザを連発させ、いきなりイエローカードをもらう。

 再開後、変わらず紅絹が前に出ると、岡田が距離をとりながら左右のフック。紅絹が構わずにパワーで前に出続ける展開に。距離が縮まると、お互いに体をくっ付けながらパンチを小刻みに出し合う。

 2R、大岡田コールが会場から沸き起こる中、岡田は鋭い左ミドル、ローで突き放す。それをもらいながらもパンチを出しながら圧力をかける紅絹。岡田もパンチで対抗する。接近戦になると、バッティングが目立ち始め、紅絹にイエローカード。岡田はリズムを崩されたのか、パンチから蹴りにつなぐコンビネーションがさえていない。

 3Rになると、紅絹の突進に応えるように岡田もパンチで応戦する。距離を潰された岡田は組まずに紅絹のボディにひたすらパンチ。左右のミドル、ローで距離を取りたい岡田だが、紅絹の突進力の方が上手の印象が強い。

 自分の距離で闘うことが出来ない岡田は攻めあぐねる。ひたすら紅絹のボディにパンチを打つのみ。手数でも上回る紅絹が判定で勝利。勝利者インタビューを受けると、「頭の固さが勝負を決めましたね(笑)。いい打ち合いだが出来ませんでした」と反省しきりの紅絹。

 次回7・21新宿FACE大会では、トーナメント準決勝で林田昌子と対戦決定したが、「殺されるイメージしかありません。何とか勝って先輩の大島渚さん(反対ブロック)のところまで行きたい。次までに打撃をパワーアップして面白い試合をしたいと思います」と元気一杯にアピールした。




▼第11試合 フライ級2分3R
○山口貴子(TARGET)
TKO 1R1分0秒 ※ドクターストップ
●吉田正子(アゲ♂アゲ☆/同級9位)

“現役ナース”の山口はセコンドに白衣を着させての入場、自身も真っ赤な派手コスチュームに身を包み、背中にはTARGETジムのロゴをプリントしている。対するは総合格闘技でも活躍する吉田。

 1R、さっそく強気な打ち合いを展開した両者だが、山口がパンチのラッシュから離れると吉田が右目の異常を訴えてドクターチェック。目の負傷によって試合続行不可能と判断され、最強ナースがフライ級9位を破ってランキング入りを確実なものとし、3勝目を挙げた。




▼第10試合 フェザー級2分3R
○小澤聡子(チームドラゴン)
判定3−0 ※30−29、29−28、29−28
●虎島尚子(慧舟会RJW)

“常勝軍団”チームドラゴンのメンバーでありながら、ここまで2敗2分と勝ち星がない小澤。ここは何としてでも初勝利が欲しいところ。対するは和術慧舟会RJW所属でスマックガールや修斗のリングに上がる総合格闘家の虎島。

 1Rから虎島はパンチを振り回していき、小澤もパンチを返していくが、お互いに大振りのため空振りも多い。

 2Rになると小澤が右ローキック狙い、虎島は手を出し続けるが、小澤のパンチ&ローをまともにもらう。虎島が連打で押して行っても、ローキックをもらってしまう展開。

 3R、小澤は右ストレートを連打して前に出る。虎島もフックを返していくが、右ローキックに下がらされてしまい、小澤が判定で嬉しい初勝利を挙げた。




▼第9試合 World Queen Tournament 2008準決勝第二試合 50kg契約サバイバルマッチ1
○グレイシャア亜紀(日本/ソーチタラダ渋谷/J-GIRLSフライ級王者)
判定3−0 ※30−27、30−28、30−28
●ジェシカ・トルハースト(オーストラリア/ブラックドラゴン会/WMCサウスパシフィック・ミニフライ級王者)

 オーストラリアの名門、ブラックドラゴン会の師範代を務めるジェシカ。母国の盟友ウェンディー・ミランダの敵討ちも目論み、世界制覇とともに日本のエース格グレイシャア狩りを目指す(ウェンディーは2006年10月に日本で行われたグレイシャ亜紀とのWMCインターコンチネンタル・スーパー・フライ級王座決定戦において敗れている)。

 1R、10cmの身長差(グレイシャア155cm、ジェシカ165cm)を活かして、ジェシカは長い左ジャブと前蹴り、右フックに繋げてくる。

 グレイシャアは右のパンチをボディから顔面へ、ワンツーの右ストレートをジェシカの蹴りに合わせて何度もヒットさせる。ジェシカの蹴り足を掴んでの右ストレートも繰り出し、前蹴りのタイミングも良く好調そうだ。

 2R、小気味よく動くグレイシャアはジェシカをコーナーへ追い詰めてパンチを連打、ジェシカが蹴りを出してくるところへ右ストレートを合わせ、ダウンを奪った。

 右を上手く使うグレイシャアは、右ストレートをボディから顔面へと繋ぎ、連打からも右ストレートを確実に当てる。

 3R、ジェシカは前蹴りと長いリーチからのワンツーを出すが、グレイシャアのパンチの回転力が上回り、中に入ってパンチを当てて行く。リーチ差を上回るパンチの回転力とスピードだ。ジェシカの蹴りをキャッチして右ストレート、さらにレバーブローから右フックのコンビネーションも決まる。

 勢いに乗るグレイシャアは、足を一度上げて静止し、そこから落とす変則的なローキックまで見せる余裕。最後もパンチをまとめて判定勝ちで準決勝を突破し、「次も強い選手なので、日本人が負けないようにマットに沈めてやろうと思います」と、力強く宣言して控え室へ消えた。



▼第8試合 World Queen Tournament 2008準決勝第一試合 50kg契約サバイバルマッチ1
○シルビア・ラ・ノット(イタリア/スポーツクラブセスト/WPKC欧州バンタム級王者)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−27
●林田昌子(日本/全日本キックボクシング連盟/藤原/J-GIRLSミニフライ級1位)

 伝説のキックボクサー藤原敏男の弟子である林田は、開幕戦でオランダの強豪WFCA世界王者のリンダ・ウームスを破っての準決勝進出。

 対するシルビアはサバットの世界王者であり、開幕戦では唯一人KO勝ちを収めている。

 1R、パンチからロー&ハイキックに繋げ、出入りするシルビア。林田がそれをローキックで迎え撃つ形となる。

「ハッ!ハッ!」と大きく声を出しながらシルビアがパンチ、林田の右のパンチがその入り際に何度もヒットするが、かなりの圧力で入り込んでくるため林田は組んでのヒザ蹴りをやってしまいイエローカード。

 2R、アグレッシブにパンチ&キックで攻めてはすぐに離れるという出入りの激しいシルビア。ワンツーからの左ハイキックをクリーンヒットさせ、林田が頭が大きく跳ね上がる。

「ハッ!ハッ!」と声を発しながら繰り出されるワンツーの圧力に押される林田は、終盤にもそこから繋げてくる左ハイキックをもらってしまった。

 3R、開始早々にシルビアの右ハイキックがヒット。林田はローから前へ出てパンチを連打するが、シルビアにバックステップで逃げられ追い詰めてもクリンチされてしまい、自分の攻撃を出すことが出来ない。

 それでも詰めるとバックキックをもらい、前に出るがなかなかパンチが当たらない苦しい展開。逆に自分の距離を作るのが上手いシルビアはパンチを当てて、判定勝ちで決勝へ進出した。



▼第7試合 World Queen Tournament 2008リザーブファイト 50kg契約サバイバルマッチ1
○田中佑季(全日本/青春塾/J-GIRLSフライ級3位)
判定 2−1 ※30−29、29−28、30−29
●古谷あさみ(MA/谷山/J-GIRLSフライ級4位)


▼第6試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦第4試合 サバイバルマッチ1
○まゆみ(KFG/同級5位)
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−26
●Little Tiger June(全日本/青春塾/同級10位)

 前回のJ-GIRLSデビュー戦では蹴り技が光っていたTigerだったが、この日はまるでその勢いは感じられず。パンチラッシュでまゆみが序盤から圧倒する。

 2Rには、まゆみのパンチ連打でTigerがダウン! 3Rに何とかハイキックなどで挽回を見せようとしたが、まゆみを最後まで捕えることはで出来なかった。


▼第5試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦第3試合 サバイバルマッチ1
○田嶋はる(アクティブJ/同級8位)
判定3−0 ※29−28、30−28、30−28
●勝山舞子(NJKF/上州松井)

 新鋭田嶋の相手は、アマムエタイのタイトルホルダー。

 1Rから田嶋の鋭い前蹴りと右ローが走る。勝山はパンチラッシュで攻めるが決定打はなし。田嶋は勝山の蹴り技で優位に試合を進める。

 3Rに、何とか追い上げを狙う勝山はヒザ蹴り、バックブローで反撃。判定決着となり、次に駒を進めた田嶋は「判定ですみません。楽しんでもらえるように、この借りは次に返します」と決め手のない勝利に不満の様子だった。




▼第4試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦第2試合 サバイバルマッチ1
○岡田敦子(RAPTURE KING/同級4位)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●安倍基江(アカデミア・アーザ/同級9位)


 1Rから激しい打ち合いを見せるが、反則となる組みが多く両者にイエローカードが言い渡される。安倍は再びクリンチでレッドカード。安倍のバッティングも目立ち始め、岡田は額を大きく腫らしてしまう。

 左右のフックからローにつなぐ岡田だったが、決め手はなし。僅差で勝利した岡田は「あんまり良くない試合でした。次に頑張ります」と意気込んだ。



▼第3試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント2回戦第1試合 サバイバルマッチ1
○紅絹(フォルティス渋谷/同級6位)
判定 3−0 ※三者とも30−28
●☆MIKA☆(MA/ワイルドシーサー)

 1Rから構えを変則的に構えたりと余裕の表情を見せる紅絹。チャンスとみるや、一気に豪腕パンチのラッシュで攻めていく。

 ☆MIKA☆は下がる一方でなかなか自分から仕掛けようとはしない。そのまま紅絹がパンチの手数で圧倒し、判定勝ち。インタビューでは、「今日は疲れたので帰っていいですか? あれ? ダメっ?」と元気いっぱいに紅絹節を全開させていた。


▼第2試合 ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント・リザーブファイト サバイバルマッチ1
○神村江里加(侍塾)
KO 3R1分38秒 ※3ノックダウン
●関友紀子(フリー)

▼第1試合 エキジビションマッチ 2分2R
キム・テギョン(韓国)
※エキジビションのため勝敗なし
奥村ユカ(S−KEEP)

5・25「J-GIRLS決戦、菖蒲祭り」大特集
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