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5・18「戦極〜第二陣」大特集
https://gbring.com/closeup/closeup.htm


打撃解説の第一人者・吉鷹弘が五味隆典を分析「吉鷹弘の打撃研究室」
https://gbring.com/yoshitaka/yoshitaka23.htm
格段にレベルアップした五味隆典に打撃で勝てるのは…の巻


【戦極】吉田秀彦が伝説のキック王に一本勝ち!“野獣”藤田和之は衝撃のTKO負け

2008/06/08


ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
観衆=非公表

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▼メインイベント(第8試合) ヘビー級 5分3R
吉田秀彦(吉田道場)
一本 1R2分43秒 ※袈裟固め
モーリス・スミス(アメリカ/モーリス・スミス・キックボクシングセンター/元WKA世界キックボクシング王者&UFC世界ヘビー級王者)

1 1R、モーリスはサウスポーに構える。吉田のジャブをパーリングしながら右アウトローを蹴る。対する吉田の左ローから左ハイキックを蹴る。右手で距離を測り左ストレートを打つ込むモーリス。吉田は胴タックルで組もうとするが、モーリスはそれをいなす。

吉田の前足を狙って左右のローを蹴るモーリス。ここまでなかなかペースを掴めなかった吉田だったが、モーリスにロープを背負わせると一気に組み付いて、首をとってテイクダウン。

1 吉田はそのままモーリスの首をキャッチして袈裟固め! モーリスの首をえげつない角度で捻り上げると、モーリスがタップ! 吉田が06年5月の西島洋介戦以来の勝利を挙げた。

 試合後、マイクを握った吉田は「しばらく勝ちがなかったんで、どんなせこい手を使っても勝とうと思いました(笑)」と勝利の喜びを語り、「こんなオヤジですけど、まだまだ頑張りますんで、この戦極をよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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▼セミファイナル(第7試合) ヘビー級 5分3R
トラビス・ビュー(アメリカ/エリート・パフォーマンス)
TKO  1R1分24秒 ※レフェリーストップ
藤田和之(藤田事務所)

1 1R、互いにジャブを突く両者。藤田はタックルのフェイントを入れながら、ビューが前に出てくると組み付く。ここでテイクダウンできないと見るや、藤田は離れ際の右フック! さらにタックルのフェイントを入れながら左フックを打っていく。

しかしガードを高く上げてそれをディフェンスするビュー。藤田が左フックで飛び込み右のロングフックを打とうとしたところで、ビューがドンぴしゃりのタイミングでカウンターの右ストレート! 

1 この一発で藤田はマットに大の字! ビューが追撃の鉄槌を入れたところで、レフェリーが試合をストップ。“野獣”藤田のTKO負けという予想外の結末を迎えた。







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▼第6試合 ミドル級 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)
判定 3−0
ローガン・クラーク(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)

1 1R、リーチを生かしてジャブを突いて前に出るクラーク。三崎はガードの低い構えからステップでその攻撃を外していく。さらにクラークのローをすくってテイクダウンを狙う三崎。しかしクラークは倒れない。

パンチのフェイントから右ローを蹴る三崎。クラークのパンチをバックステップでかわして、そこに右ローを蹴る。さらにクラークのパンチに下がりながら左フックを合わせる三崎! 距離が開けば鋭いインロー、そしてクラークの飛び込みに合わせて右ローを蹴る。

1 突進してくるクラークに左ボディを打つ三崎。その後も徹底してクラークの前足に左右のローを蹴っていく。クラークも必死に左右のパンチで前に出て行くのだが、三崎は足を使ってそれをいなし続ける。

そしてクラークの左フックに三崎が右アッパー! ボディ、前蹴りと攻撃を散らしていく。その後も三崎は面白いように右ローを当て、ひらりひらりとクラークの攻撃をかわす。

 2R、距離を取りながら左ミドル、インローを蹴る三崎。さらにそこから左のハイキックを狙う。ワンツーから右ハイキックで前に出るクラーク。逃げる三崎を追いかけてパンチとローを蹴るが、これはローブローになる。

1 再開後、パンチのフェイントからインローを蹴る三崎。クラークが右ローを蹴ると、それをキャッチしてテイクダウン狙い。これはクラークに阻止されるものの、今度は右ローをキャッチしたまま右ストレートを打つ。

クラークの左フックに内側から右ストレートを合わせる三崎。インロー、右ローと攻撃を散らして、クラークのジャブにカウンターの左フック! そして強烈な左ボディ! 秋山成勲を吹っ飛ばしたこのパンチに場内がどよめく。

1 3R、クラークのジャブに左ボディを打つ三崎。しかしここで三崎のローにクラークが右ストレートのカウンター! これでバランスを崩し、尻餅をつく三崎! すぐにパウンドで襲い掛かるクラークだったが、三崎はすぐに下から腕十字、そして片足タックルでクラークをコーナーに押し込む。

ここでクラークの足を刈って、三崎がテイクダウンを奪う。こつこつ殴りつつ、イノキ・アリ状態になると三崎がローを蹴る。ブレイク後、クラークのジャブに三崎は右ロー。

1 クラークがパンチの手数を増やして前に出るが、三崎を捉えきれない。逆に三崎はクラークが来るところに左フック。

残り1分、クラークのパンチをダッキングして組み付いた三崎はクラークの投げを潰して、グラウンドで上を取る。顔面踏み付けを連打する三崎! しかしクラークも決定打を許さない。

 派手な場面こそなかったものの、三崎が「やりにくい」と語っていたクラークをアウトボクシングで完封した。


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▼第5試合 ウェルター級 5分3R
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)
一本 2R4分13秒 ※アームロック
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

1 1R、インローを蹴りながらボディパンチと同時に胴タックルで組み付くコスタ。そのままテイクダウンを奪うが、トンプソンはコスタの左手をアームロックに捉え、バックを取りながら腕十字を狙う。しっかりと腕をクラッチし、自分の体重をかけるように腕十字をディフェンスするコスタ。

トンプソンはガードポジションからコスタの右腕をかんぬきに捉え(外側から抱える)、腕十字やスイープを仕掛ける。コスタはしっかりと自分のベースを保ち、それをすべてディフェンス。トンプソンのラバーガードを引っこ抜くと、イノキ・アリ状態からローを蹴っていく。

1 2R、左フックで飛び込むコスタにトンプソンは右ロー。バックキックも見せる。さらにコスタはトンプソンのジャブに、回り込むようにして左フック。トンプソンは右ストレートから飛び込んでテイクダウンを狙うが、コスタはそれを許さない。

スタンドの展開になるとコスタの右ロングフックがヒット! 左フックから右ストレートのコンビネーションでコスタが前に出る。そしてコスタの左フックがきれいにヒット! トンプソンが尻餅をつくと、コスタはハーフガードから鉄槌を連打する。この攻撃をもらいながらも、ハーフガードから脇を差して起き上がるトンプソン。

1 上手くポジションを入れ替えるが、コスタはガードポジションからオモプラッタ。一気に攻め込むコスタだったが、トンプソンはこれを抜いてサイドポジションを奪うと、コスタの腕をキャッチしてアームロック! 打撃を効かされながらも、最後は鮮やかなサブミッションでトンプソンが戦極2連勝を飾った。

 試合後、大会を観戦していたボクシングWBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助がリングイン。勝利者トロフィーのプレゼンターを務め、トンプソンの勝利を祝福した(下写真)

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▼第4試合 ミドル級 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
一本 1R3分54秒 ※腕ひしぎ十字固め
クリス・ライス(英国/チーム・トロージャン)

1 1R、上体を低く構えるライス。菊田は強引に距離を詰めてテイクダウンを狙うが、ライスにタックルを切られてしまう。突進する菊田を突き放しジャブを突くライス。

それでも菊田は強引なタックルに入ると、必死にライスの足をキャッチしてテイクダウンを奪う。ここから菊田はクロスガードのライスの足を腕で下げて、膝で割りながらハーフガードへ。

1 ライスがブリッジで逃げようとした動きに合わせてマウントポジションへ移行する。ここから菊田はコツコツとパンチを落としながら、ブリッジで逃げようとするライスの右腕を取って腕十字! 粘るライスからじっくりと腕を極め、タップを奪った。



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▼第3試合 ヘビー級 5分3R
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
一本 1R4分37秒 ※腕ひしぎ十字固め
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)

1 1R、右フックから突っ込むムベだったが、ぺジパーノはそれをいなしてパンチを入れる。そのまま四つ組みの攻防になると、ぺジパーノはムベに右ボディを連打。外掛けでテイクダウンを奪うと、ハーフガードで上になる。ここからパスガードを狙うぺジパーノだったが、ムベもそれに合わせてブリッジで立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとジャブを打つぺジパーノ。ムベは先ほどと同じように大振りの右フックから胴タックルで組み付く。しかしテイクダウンを奪ったのはぺジパーノ。ムベはブリッジを効かせて立ち上がろうとするものの、ぺジパーノはその動きに反応し、今度はムベからバックポジションを奪う。

1 この状態で完全にムベの動きを固めたぺジパーノは無防備のムベにパウンドを連打。残り時間が少なくなったところで、バックからの三角絞め→腕十字へと移行し、ムベからタップを奪った。

試合後、ぺジパーノは昨年12月に急逝したハイアン・グレイシーの写真がプリントされたTシャツをリングに広げ、かつて共同生活していたというハイアンへ勝利の報告と祈りをささげた。



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▼第2試合 ライト級 5分3R
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
TKO 2R4分31秒 ※レフェリーストップ
ジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)

1 1R、上体を起こした構えでじりじりと前に出るマスヴィダルに対し、ダムは下がりながらインローとアウトローを蹴る。手数こそ少ないものの、マスヴィダルはジャブで距離を測りながら、ダムがコーナーを背負ったところで右ストレート! この一発でダムがしりもちをつく! 

そこにパンチを落とすマスヴィダル。しかしダムもすぐにタックルに切り返し、マスヴィダルをコーナーに押し込む。何とかマスヴィダルをテイクダウンしようとするダムだったが、マスヴィダルはマットに手をついてそれを阻止。

1 マスヴィダルの体がロープよりも外に出て、ブレイクとなる。再開後、じりじりと距離を詰めて右ストレートを狙うマスヴィダルと、ローを蹴りながらパンチを打つダムという攻防が続く。

 2R、ここも1Rと同じようにプレッシャーをかけて前に出るマスヴィダルと、下がりながらローとパンチを出すダムという展開。マスヴィダルは右ボディストレートから左フック。ダムはジャブ、ワンツーで前に出て行く。ジャブを基点に左フックから右ボディ、左フックから右ストレートと手数を増やすマスヴィダル。

1 ダムはマスヴィダルの左フックを空振りさせて右アッパーを突き上げる。互いに距離を測りながら、小さく手を出す静かな攻防が続く中、

ラウンド終了間際、マスヴィダルの左フックにダムが体ごと飛び込むような右ストレート! この一発でマスヴィダルがダウン! ダムが追撃のパウンドを打とうとしたところでレフェリーが試合を止めた。


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▼第1試合 ライトヘビー級 5分3R
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
KO 2R0分24秒 右ヒザ蹴り
高橋和生(日本/フリー)

1 1R、サウスポーの高橋はジャブを突く。そこにインローを蹴るファビオだったが、これはローブローになってしまう。再開後、右アッパーから左ストレートで前に出る高橋。ファビオのインローには右フックのカウンターを狙う。

しかしここでファビオが右ミドル、そこから左右のフックを叩き込むと高橋がダウン! 一気に襲い掛かるファビオだったが、高橋も背中を見せながら立ち上がり、ファビオの腕を巻き込むようにして、グラウンドで上のポジションを取る。ガードから三角絞めを狙うファビオ。

1 高橋はしっかりと自分でベースを作り、頭をくっつけるようにしてパンチを打つ。ここから高橋はファビオのガードをまたぐようにしてハーフガードへ。ファビオの上体をがっちりと固めながらパスガードに成功する。

しかしファビオも反転しながらタックルに切り替えし、立ち上がる。スタンドに戻ると激しく打ち合う両者! お互いの拳が顔面を捉えるスリリングな攻防が続く! 残り30秒、ファビオがテイクダウンを奪い、アームロックを狙ったところでラウンド終了となる。

1 2R、右アッパーを打つ高橋。ファビオはそこに右フックを合わせる。さらにファビオが一気に左右の連打で前に出て、高橋のボディに強烈なテンカオ! 

ファビオは高橋をコーナーに釘付けにすると、ここから激しく打ち合う両者! 高橋の左ストレートでバランスを崩すファビオだったが、すぐに右フックを打ち返す。そしてファビオは高橋を首相撲に捉えると、高橋が左ボディを打ったところで、がら空きになった高橋の顔面に右ヒザ蹴り! この一発が高橋の顔面を打ち抜き、ファビオがシュートボクセのお家芸ともいえる首相撲からのヒザ蹴りで豪快なKO勝利を収めた。

5・18「戦極〜第二陣」大特集
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打撃解説の第一人者・吉鷹弘が五味隆典を分析「吉鷹弘の打撃研究室」
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格段にレベルアップした五味隆典に打撃で勝てるのは…の巻
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