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「365人インタビュー」に女王HIROKO登場!
・元SM女王のバイオレンス魂が甦る!「金網で暴れてみたい」
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【ジュエルス】またも一本&KOの嵐!石岡沙織が女子プロレスラーを撃退

2009/02/04


マーヴェラスジャパン/DEEP事務局
「女子総合格闘技ジュエルス 2nd Ring」

2009年2月4日(水)東京・新宿FACE
開場18:00 開始19:00
※オープニングファイト開始18:40
観衆=588人(満員)


▼第7試合 メインイベント JEWELS公式ルール −58kg契約 5分2R
○石岡沙織(空手道禅道会小金井道場)
TKO 1R2分20秒 ※3ノックダウン
●小林華子(伊藤道場)

 メインを務めるのは旗揚げ戦に続いてエース候補のビジュアルファイター石岡沙織。「一番好きな色」だというオレンジ色の真新しいセパレートタイプのコスチュームに身を包み、リングイン。

 対するは今年成人式を迎えたばかりの女子プロレスラー小林。過去にはアマチュアグラップリング大会の出場経験があり、最近はキックの練習もしているという。

 1R、石岡の右ローに右ロー二発を返す小林。予想していなかった重さに「頭にきてムキになってしまった」という石岡は、パンチで突進。

 連打をまともに浴びた小林は左フックでスタンディングダウンが宣告される。ローからパンチを打ち合う両者、小林も果敢にパンチを繰り出していく。石岡が組みにいって投げを狙うも離れて、ローで距離をとる。

 小林はローから右ストレートをヒットさせ、石岡も右ローから右ストレート。石岡の右ローからのワンツーで再び小林はスタンディングダウン。

 ジャブから右ストレートを突き刺し、前に出てくる小林の詰めをステップで外して、右ローからワンツーを繰り出す石岡。

 猪突猛進で果敢にパンチを打って行く小林は奮戦するも、石岡のワンツーが三連続で突き刺さり、連打でロープ際まで追い込まれたところでレフェリーがストップ。試合を止められた小林は号泣した。

 マイクを持った石岡は「今日は皆さんの応援のおかげで勝つことが出来ました。ちょっと早いですが、もうすぐバレンタインということでチョコを持ってきました。昨日節分だったので蒔くから受け取ってください」と観客にチョコをプレゼントした。


●石岡のコメント
「ちょっと落ち着いてなかったです。あれで相手にパンチがあったら危なかった。プロレスラーなので打撃は出来ないだろうと思って打撃でいきました。打撃で行ってよかったです。けっこうムキになってたので記憶があまりないです。メインはプレッシャーが凄い。その期待に応えようと思うから余計にプレッシャーが重なる感じで。また課題がいっぱい見つかりましたね」


▼第6試合 JEWELS公式ルール 無差別級契約 5分2R
○HIROKO(B CREW/第4代スマックガール無差別女王)
TKO 2R3分25秒 ※レフェリーストップ
●武田美智子(空手道禅道会広島支部)

 2007年5月のスマックガール無差別級トーナメント決勝戦で対戦したHIROKOと武田が再戦。初対決ではデビュー3戦目のHIROKOが、第20回世界サンボ選手権女子68kg級で優勝の実績を持つ武田を2−1のスプリットデシジョンで辛くも下している。

 1R、HIROKOが前蹴り、ローからパンチ、右ローで武田を転倒させる。スタンドに戻り、スピードが前よりも増した感のあるHIROKOが右ローからパンチ。首相撲のヒザ蹴りから放してのワンツーと繋ぐ。

 HIROKOが連打でコーナーへ追い込むと、武田は一本背負いを狙うがHIROKOは構わず殴る。一度は背を見せた武田だが、向き直ると浴びせ倒してのテイクダウン! 

 するとHIROKOが意外にも下からの腕十字、片足をすくって倒そうとしたが、武田は足を取ってヒールホールド! わき腹を殴り、足を伸ばして離れようとするHIROKO。

 ここでブレイク。HIROKOの左ローに組み付く武田、HIROKOは離れるとワンツー。再び胴タックルに行く武田だが、ここでゴング。

 2R、右ローからワンツーで前に出るHIROKOに組み付く武田。首相撲に捕らえたHIROKOは放すとすぐにパンチの連打。武田の投げを警戒して首相撲は長くやらない作戦のようだ。しかし蹴りを掴んだ武田がテイクダウン、HIROKOはすぐにバックを奪い、ハーフマウントに。わき腹へパンチを見舞うがブレイク。

 ワンツー、右ローからパンチ、ヒザ蹴りから左フックと打撃を当てて前に出るHIROKO.首相撲に固めてボディへヒザ蹴りを無舞う。

 前に出る武田にジャブ、右フックから左フック、パンチで突進してヒザ蹴り。そして顔面へのヒザ蹴りと左右フックで後ろを向いた武田にスタンディングダウンが宣告される。

 再開後にはHIROKOの右ストレートが直撃! 前のめりに倒れる武田! レフェリーがストップし、HIROKOのKO勝ち。両手を挙げて歓声に応えた。

 試合後、HIROKOは「すっごい超嬉しいです。KO勝ちは初めて。2年前に試合をした時と今回と同じ相手なので、自分の成長が周りのみんなに見せられたのかと思うと嬉しいです。

 闘い方は前よりもマシになったかな。前は投げられたし、スタミナで勝ったようなものなので。足関節技はそんなに入ってなかったけどあれが赤野(仁美)さんだったら絶対に極まってたので気をつけないと。ああいう場面はあってはいけないと思う。前回がダメすぎたので今回は気合いを入れてきました」とコメント。

 佐伯繁DEEP代表は「次はHIROKOをメインにしてもいいくらいの試合をした」と絶賛、尾薗勇一代表も「次のメインにはHIROKO選手を考えています」と、HIROKOを5月16日(土)東京・新宿FACEで予定している第3回大会のメイン候補とした。


▼第5試合 JEWELS公式ルール −48kg契約 5分2R
○玉田育子(AACC)
判定3−0
●瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)

 瀧本が21戦9勝9敗3分、玉田が15戦8勝4敗3分とジュエルスの中ではベテランの部類に入る二人の対戦。瀧本は旗揚げ戦で吉田正子に勝利しての2戦目、玉田は初参戦。

 1R、パンチで前に出て胴タックルに行ったのはサウスポーの玉田、すぐに瀧本が差し返して投げを打つが、玉田が上になる。

 すぐに瀧本がリバーサルで上になり、玉田はクロスガード。ブレイクに。パンチで前に出て組み付く玉田、瀧本は体を入れ替えてコーナーに押し付けるがこれもブレイク。

 玉田がアッパーを入れて組み付くと、瀧本は片手を首に引っ掛けての顔面ヒザ蹴り。玉田がテイクダウンして上になるもブレイク。

 ローからパンチに行く玉田を瀧本が左フックで迎え撃つ。胴タックルで組み付く玉田がバックに飛び乗る。ロープ際で瀧本が中腰の姿勢のまま玉田がスリーパーホールド! 30秒近くその体勢のまま、ラウンド終了となった。

 2R、出会い頭に瀧本の右ミドルがヒットするが、玉田はその蹴り足を掴んでテイクダウン、上になるもブレイク。

 左ストレートと右アッパーで前に出る玉田を、同じくパンチで迎え撃って打ち合う瀧本。しかし、玉田はやはりパンチから胴タックルへ。片足をすくうがパンチをもらって断念、そのまま倒せずブレイクに。

 瀧本が飛びヒザ蹴りから首相撲のヒザ蹴りを連打、胴タックルへ行くもブレイク。パンチで前へ出る玉田は左のボディストレート、瀧本は左フック。足を止めての打ち合いは玉田が何度かヒットを奪う。瀧本は玉田が胴タックルへ来たところをヒザ蹴りで迎え撃ち、首相撲からのヒザ! 

 これは明らかにダメージを感じさせたが、玉田は堪えてテイクダウンに持ち込む。玉田がパスを狙い、瀧本がフロントチョークの体勢に捕らえたところで試合終了。

 判定は3−0で玉田の勝利。しなしとDEEP女子王座を争ったこともある瀧本に殊勲の勝利を収めた。




▼第4試合 JEWELS公式ルール 無差別級契約 5分2R
○超弁慶(ガムランナック)
一本 2R2分30秒 ※腕ひしぎ十字固め
●及川千尋(格闘探偵団バトラーツ)

 旗揚げ戦でHIROKOを追い込んだ超弁慶と女子プロレスラー・及川との対戦。

 1R、打撃戦から及川が組み付きながらテイクダウンを狙う。しかし、超弁慶がパスガードからマウントポジションを奪い有利に試合を展開。意地を見せる及川がリバースするも膠着したためにブレイク。

 スタンドに戻り、超弁慶は右ストレートでダウンを奪取。そして首相撲からのヒザ蹴り連打で2度目のダウンも奪った。

 2R、スタンドの打撃で優位に立つ超弁慶。フラフラになりながらも及川は前に出る。

 するとここでも超弁慶のヒザ蹴り連打で3度目のダウンとなった及川。すぐにテイクダウンした超弁慶がマウントを奪いトドメの腕十字で一本勝ちした。



▼第3試合 JEWELS公式ルール −52kg契約 5分2R
○吉田正子(アゲ☆アゲ♂)
TKO 1R0分54秒 ※ドクターストップ
●小澤深岬(空手道禅道会松本支部)

 1R、バチバチの打ち合いを展開する中、吉田はサイドキックで距離を取る。そして一気に小澤に組み付くと投げを見舞いテイクダウン。だが、小澤はうまく体勢を入れ替え、トップポジションを奪う。

 ここで小澤が鼻から大量の透明の液体を出し(下写真)、異変を感じたドクターがチェックを行う。小澤の試合続行不可能と判断され、吉田がTKO勝ち。「原因不明の体液が出たため、ドクターストップとなります」と場内説明が流れている。

※試合後に病院に直行しCT検査の結果、頭部には異常なし


▼第2試合 JEWELS公式ルール −60kg契約 5分2R
○杉山しずか(空手道禅道会横浜支部)
TKO 1R2分55秒 ※3ノックダウン
●SHIHO(アゲ☆アゲ♂)

 昨年11月の旗揚げ戦でのデビュー戦を一本勝ちした杉山。対するSHIHOは同大会のオープニングファイトで見事なKO勝利を収めている。

 1R、バネのある飛びヒザ蹴りで先制攻撃を仕掛けたのは杉山。そのまま勢いに乗った杉山は打撃のラッシュを仕掛け、スタンディングダウンを奪う。再開後、SHIHOは足払いで杉山を転倒させると、杉山の顔面にパウンド打ってしまい、レフェリーから口頭注意。

 ここから杉山はヒザ蹴りで2度目のダウンを奪取。ファイティングポースを取り試合続行をアピールするSHIHOに対し、杉山は長身を活かした首相撲からヒザ蹴りの連打で一気にラッシュ。

 SHIHOが防戦一方となったところで、レフェリーが試合をストップ。杉山がTKO勝ちした。新人離れした打撃センス、ルックスもいいだけに、今後注目を集めることは間違いない。


▼第1試合 JEWELS公式ルール -60kg契約 5分2R
○富田里奈(AACC)
一本 2R0分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●HARUMI(アゲ♂アゲ☆)

 1Rのゴングが鳴ると、まず仕掛けたのはママさんファイターのHARUMI。富田も打撃で対抗しながら組みつくと引き込みながら腕十字を狙う。

 HARUMIは腕のクラッチで防御に徹し、スタンドから再開。再びグラウンドにいった富田は三角絞めへ。決まりが浅く、これもHARUMIに逃げられる。

2R、富田は打撃を出しながら組みつくとグラウンドへ。マウントをすかさず取った富田は2度目の腕十字へ。腕を伸ばされたはあえなくギブアップ。富田がプロデビュー戦を勝利で飾った。


▼オープニングファイト JEWELSアマチュアルール −48kg契約 5分1R
○MIYOKO(GRABAKA柔術クラブ)
一本 1R2分23秒 ※フロントチョーク
●亀田聡子(P’sLAB横浜)


▼オープニングファイト JEWELSグラップリングルール −55kg契約 4分1R
○湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
判定3−0
●大矢裕子(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)

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