10月26日(月)神奈川・横浜アリーナにて「K-1 WORLDMAX 2009 World Championship Tournament FINAL」が行われた。
大晦日Dynamite!!での引退を発表している魔裟斗が「最後は今年の世界王者と戦いたい」と宣言し、誰がトーナメントを制覇するのかに注目が集まった今大会。
決勝戦に勝ち上がったのは準決勝で山本優弥(青春塾)をKOで下したジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)とブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)を延長判定で下したアンディ・サワー(オランダ)という顔合わせとなった。
試合は1回戦からテクニックシャンのペトロシアンがサワーを翻弄。サウスポースタイルから繰り出される左ミドル、左ストレート、右フックでサワーを一方的に攻め込む。そして2Rにはペトロシアンが右フックと左のヒザ蹴りでサワーからダウンを奪う。最終3Rにはサワーが捨て身の攻撃を繰り返すが、ペトロシアンは左ミドルと首相撲でサワーをコントロール。ペトロシアンが最大4ポイント差をつけて、サワーを下して初出場・初優勝を果たした。
試合後、テレビ解説を務めていた魔裟斗はリングに上がるとペトロシアンに詰めより「大晦日、空いているかな?」と大晦日Dynamite!!での対戦を要求。
ペトロシアンもそれを受託し、魔裟斗は「じゃあ大晦日に日本で待ってるよ」とペトロシアンとがっちりと握手。大会後、K-1谷川貞治イベントプロデューサーも魔裟斗VSペトロシアンにゴーサインを出した。
今大会で引退試合を行った武田幸三(治政館)はアルバート・クラウス(オランダ)に2RTKO負けを喫し、優秀の美を飾ることが出来ず。また約半年ぶりのK-1参戦となったコスプレ戦士・長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)はシュウ・イェン(中国)に1RKO負けという結果に終わっている。
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