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【K-1】セーム・シュルトが大活躍のバダ・ハリをKOし、史上最多タイ4度目の優勝

2009/12/05



FEG
「K-1 WORLD GP 2009 FINAL」

2009年12月5日(土)神奈川・横浜アリーナ
開場16:00 開始17:00
観衆=17,626人(満員=主催者発表)

 17年目のK-1ワールドGPを制したのは大巨人セーム・シュルトだった。

 いつにも増してKOが多かった今回のワールドGP。まずはハリが僅か38秒でカラエフをKO、続いてアリスターがテイシェイラを1分6秒、シュルトがバンナを1分27秒でKOした。準決勝ではハリが2分14秒でアリスターを、シュルトがボンヤスキーを2分38秒でKO。史上最速のワールドGPとでも言うべき速攻勝利の連続は決勝戦にも連鎖し、シュルトがハリを1分48秒でKO。アーネスト・ホーストと並ぶ史上最多タイ記録の4度目の優勝を飾った。

 同時に、ピーター・アーツが1998年に打ち立てた決勝トーナメント3試合の合計403秒という記録を、50秒も縮める3試合の合計「353秒」で優勝のニューレコードも打ち立てた。

 決勝戦で敗れたとはいえ、ハリの活躍はMVP級だったといえよう。準々決勝でカラエフとの3度目の対決をヘビー級とは思えぬスピード合戦で制し、準決勝では“史上最強の侵略者”総合格闘技DREAMからの刺客アリスターと対戦。昨年の大みそか『Dynamite!!』で喫した1RKO負けの雪辱を晴らし、場内を総立ちにさせた。シュルトとの決勝戦ではスリリングな打ち合いで、決勝戦にふさわしい試合を演じたのだ。

 昨年に続いて優勝に王手を掛けながら、またも優勝を逃したハリは「自分に出来ることは面白い試合を皆さんに見せること。来年はさらなるベストファイトを皆さんにみせますので、もう少し待ってください」と、来年こそ……をファンに誓った。


▼メインイベント(第10試合) トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館/K-1 WORLD GP 2005〜2007優勝)
KO 1R1分48秒 ※左ミドルキック
●バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム/前K-1ヘビー級王者)
※シュルトが4度目の優勝。

 2009年立ち技ヘビー級最強の男は、バダ・ハリとセーム・シュルトによって争われることになった。両者は今年5月にオランダで対戦し、ハリが1RでKO勝ちを収めている。

 ハリが優勝すれば初優勝でK-1新時代の幕を開ける、シュルトが優勝すればアーネスト・ホーストの持つ史上最多タイとなる4度目の優勝。再戦を制して最強の座に就くのはどっちだ!?

 1R、左ローと左前蹴りで先制するのはシュルト。左フックで突っ込むハリは、オランダの再現のようにフックでラッシュをかける。

 シュルトは前蹴りから左ハイキック。ハリがストレートとフックでラッシュをかける。しかし、シュルトの左ジャブでハリがダウン!

 頭を振ってパンチをよけるハリだが、シュルトの左ハイキックで横に吹っ飛び2度目のダウン! 飛びかかるハリとシュルトは弾け飛ぶように両者スリップ。両者立ち上がると捨て身の玉砕戦法で突っかかっていくハリだが、シュルトは左の三日月蹴り! これがグサリと突き刺さり、ハリは右のパンチを出しながらマットに倒れた。

 KOが続いた史上最速決着のワールドGPを制したのは、大巨人シュルト。2005〜2007年の三連覇に続き、ホーストの打ち立てた大記録と並ぶ4度目の優勝という偉業を達成した。「タイトルを奪取できて嬉しく思っている。自分自身に誇りを持っているし、練習に付き合ってくれたゴールデン・グローリーのメンバーに感謝している」とシュルト。笑顔で観客の声援に応える。

 続いてハリがマイクを持ち「自分に出来ることは面白い試合を皆さんに見せること。来年はさらなるベストファイトを皆さんにみせますので、もう少し待ってください」と、来年こそ……をファンに誓った。



▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R延長1R
○タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイトクラブ)
判定3-0 ※30-27、30-28、29-28
●京太郎(チームドラゴン/K-1ヘビー級王者)

 武蔵引退後、日本のエースとしての期待がかかる京太郎が登場。今回の対戦相手は89戦して4敗しかしていない驚異のK-1ニューカマーであるスポーン。

 1R、フットワークを使って左へ回り込みながら左インローを蹴る京太郎。時折、右へ回り込んで右ローも蹴る。

 スポーンは上手く京太郎を追い詰めていき、京太郎はロープ際にまで下がらされる。右フックで切り込むスポーン、左ボディには京太郎も右ストレートを返す。

 スポーンはローを蹴ると転倒する場面が目立つが、カウンターの右ストレートで京太郎にも尻餅をつかせる。ローからワンツー、そして左ミドル。鋭い右ストレートは京太郎がかわした。オープンスコアはジャッジ2名が10-9でスポーン、1名は10-10。

 2R、京太郎はやはりフットワークで左右に動きながら左右のローを蹴っていき、スポーンは圧力をかけて前へ出る。京太郎に対し、最小限の動きであっという間に間合いを詰めるスポーン。

 京太郎のインローにバランスを崩したが、すぐに鋭い右フックをローに合わせる。

 京太郎の右ローを嫌がり始めたスポーンだが、圧力の強さは相変わらず。京太郎がパンチ4連打から右ロー、スポーンは左ボディから右ロー。スポーンは左ボディを徹底的に狙う。オープンスコアは1Rに続き、ジャッジ2名がスポーン、1名が10-10。

 3R、動きながらスポーンの前足にローを集中させる京太郎にパンチとローを返すスポーン。

 京太郎が組んでくると鋭いヒザ蹴り。京太郎をコーナーへ追い詰めてヒザと左ボディ、右ストレート。ボディを効かされた京太郎は動きが鈍る。

 足が止まった京太郎はワンツースリーから右ロー、スポーンは左ボディからワンツー! さらにヒザ蹴り。スポーンは右フックから左ハイキック。下がりながらパンチを返す京太郎だが、スポーンのヒザが突き刺さり、すぐにワンツー。左ボディからのワンツーと、ボディと顔面に攻撃を散らしてスポーンが圧倒。判定3-0でスポーンが次世代対決を制した。


▼第8試合 トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館/K-1 WORLD GP 2005〜2007優勝)
KO 1R2分38秒 ※左ストレート
●レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー/K-1 WORLD GP 2003&2004&2008優勝)
※シュルトが決勝に進出。

 準決勝第2試合はボンヤスキーとシュルトのワールドGP3度優勝者同士の激突。両者は過去2度対戦し、いずれもシュルトが勝利している。勝った方がホーストとならぶ“4タイムス・チャンピオン”に王手をかけることになる一戦だ。

 1R、出会い頭にボンヤスキーの左フックがヒットし、シュルトがまさかのダウン! 飛ぶように襲い掛かるボンヤスキーに、シュルトが前蹴りとヒザ蹴りで反撃する。コーナーに追い詰められ、ヒザをボディに突き刺されるボンヤスキー。

 シュルトの左ヒザがボンヤスキーの顔面へ! コーナーへ詰められて前蹴り、ヒザ、パンチをボディにもらう。最後はシュルトの右ストレートでボンヤスキーがダウン!

 シュルトの左ミドル、そしてヒザでダウン気味に転倒するボンヤスキー。何とか立ち上がるも、シュルトの右ローをもらい、ボンヤスキーが2度目のダウン。逆転KOでシュルトが決勝進出を果たした。


▼第7試合 トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム/前K-1ヘビー級王者)
KO 1R2分14秒 ※左ハイキック
●アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー/初代ストライクフォース世界ヘビー級王者)
※ハリが決勝に進出。

 準決勝第1試合は昨年の大みそか『Dynamite!!』の再戦となった。有利なK-1ルールにも関わらず1RでKO負けを喫するという屈辱を味わったハリが、最強の侵略者アリスターにリベンジすることは出来るか? ハリは、いやK-1は最大の大一番を迎えた!

 1R、ハリがワンツーで仕掛けるとアリスターが突き飛ばすように押し倒す。ハリがパンチを連打、アリスターは抱きつく。速いワンツーで前に出るハリにアリスターは組み付いてのヒザ。アリスターがハリを突き飛ばして転倒させる。

 アリスターの左フックにハリがカウンターで右ストレート、すぐさま追撃の右フックでアリスターが正座するようにダウン! 一気にパンチでラッシュをかけるハリ! グラつくアリスターに右ハイキック! ハリのパンチに防戦一方となるアリスター! そこへ左ハイキック! 大きくグラついて身体が泳ぎ、コーナーへ吹っ飛ぶアリスター!

 これがダウンとなり、ハリがリベンジに成功! K-1の牙城を守ったハリに場内は総立ち! 壮絶な決着となり、ハリが昨年に続いての決勝進出を果たした。


▼第6試合 リザーブファイト2 3分3R延長1R
○ダニエル・ギタ(ルーマニア/Kamakura)
KO 3R36秒 ※右ローキック
●セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ゴールデングローリーロシア)

 世界最終予選でローキックを武器に大活躍した“ルーマニアの英雄”ギタが登場。第2リザーブファイトで、PRIDEなどで活躍した総合格闘家ハリトーノフとの対戦となった。ハリトーノフはK-1初参戦。

 1R、ハリトーノフがいきなり胴タックル。ブレイクになるとギタが左右ローでハリトーノフの前足を狙い撃ち。ギタの左ハイキック、そして左右のロー。ハリトーノフが入っていこうとするとギタはヒザ蹴り。早くもローでグラつくハリトーノフ。ワンツーを繰り出したが、頭を下げたところにヒザをもらう。

 ギタのローに身体が泳ぎ続けるハリトーノフ。ボディを打ち返すが、すぐに首相撲に捕まってヒザ蹴りをもらう。ギタのローをもらいまくったハリトーノフだが、ラスト10秒でフックとアッパーを連打してギタを防戦に追い込んだ。オープンスコアはジャッジ三者とも10-9。

 2R、ギタのローをもらいながらもパンチで突っ込んでいくハリトーノフ。右アッパーを狙いボディも打つ。ギタはローを蹴り続け、仁王立ちのハリトーノフはパンチを返す。ジャブをまともに顔に受けながら、仁王立ちになってフックとアッパーを繰り出すハリトーノフに、ギタは左右のロー。

 ギタが左フックからヒザ、そしてロー。右ローでハリトーノフは大きくグラつくが、それでも倒れず蹴り足を抱えてギタを転倒させる。棒立ちになってローを受けながら、それでも立ち続けるハリトーノフ。ギタも“何だコイツは!?”と呆れ顔だ。オープンスコアはジャッジ三者とも10-9。

 3R、ギタは右ミドル、左ボディと攻撃を散らしてローキック。パンチを打ち返したハリトーノフだったが、ギタの右ローをもらってついにハリトーノフが倒れる! 気持ちが切れたハリトーノフは立ち上がることが出来ず、10カウントを聞いた。ハリトーノフは担架で運ばれるほど、足にダメージを負っていた。

★オープニングファイト〜第5試合のレポート&試合結果の詳細はこちら

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