J-NETWORK 「FORCE for the TRUTH of J 2nd」 2010年5月3日(月・祝)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▼メインイベント(第12試合) J-NETWORKライト級暫定王座決定戦 3分5R延長1R
○青津潤平(NPO JEFA/同級1位) KO 2R1分22秒 ※左ヒジ打ち ●塚原光斗(クロスポイント古河/同級4位) 当初の予定では王者・黒田アキヒロが同級1位・青津の挑戦を受けて、防衛戦を行う予定だったが、黒田の負傷で防衛戦が中止。
同級4位・塚原と暫定王座決定戦を行うこととなった。青津はこれが2010年は早くも4戦目。塚原は3月にレベルスで歌川暁文にヒジ打ちでTKO勝利を収めている。 1R、アグレッシブにパンチで前に出て行く塚原。右フックが青津の顔面を捉えるが、青津もすぐに左フック! さらにそこから右フックを返して、パンチの連打で塚原をなぎ倒すようにダウンを奪う。
再開後も青津は塚原のジャブに右フックをかぶせて、さらにヒジ打ちと一気に手数を増やして前に出る。 そして2R、青津は塚原がヒジ打ちを出そうと距離を詰めてきたところに、逆にカウンターの左ヒジ! これがきれいに塚原の顔面を捉えて塚原がマットに大の字! レフェリーが試合を止めて、青津が見事なKO勝利で暫定王者のベルトを腰に巻いた。
▼セミファイナル(第11試合) J-NETWORK&NJKF交流戦 60kg契約 サバイバルマッチ1
○中須賀芳徳(NJKF・OGUNI-GYM/NJKFスーパーフェザー級1位) KO 3R1分37秒 ※左ストレート ●木村天鮮(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者) 2月の後楽園大会では現フェザー級王者・佐藤政人に勝利している中須賀。中須賀は過去に現ライト級王者・黒田アキヒロを下しており、この試合で木村を倒すことになれば、J−NETWORKの3人のチャンピオンに勝利したことになる。木村はJ-NETの牙城を守ることが出来るか? 1R、互いにサウスポーで長身の両者。木村はどっしりと構えて左ミドルとローを蹴る。中須賀はそこに左ストレートで飛び込みパンチで応戦。木村は中須賀を捕まえて首相撲に持ち込もうとするが、中須賀がその組み際に左ストレートを当てる。 2Rに入ると中須賀の左ストレートが立て続けにヒットして木村が後退! ロープ際で中須賀が左を当てて木村からダウンを奪う。何とか立ち上がった木村だったが、中須賀は的確にパンチを当てて、今度は顔面前蹴りで2度目のダウンを奪う。 そして3R、中須賀が木村をコーナーにまで追い詰めて、木村のミドルにカウンターの左ストレート! これがモロに木村の顔面を打ち抜いて木村がダウン! レフェリーは試合をストップし、中須賀が“J-NETWORKキラー”ぶりを見せつけた。
▼第10試合 スーパーファイト M-1王者対決 63.6kg契約 サバイバルマッチ1
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス/M-1フェザー級王者) 判定3−0 ※3者とも30−27 ●西山誠人(アクティブJ/M-1スーパーライト級王者) J-NETWORKのリングで実現したM-1王者対決。西山は2008年11月のM-1ディファ有明大会でカノンスックに敗れており、今回はホームリングでのリベンジマッチに挑む。 1R、右ストレートを顔面とボディに打ち分ける西山に対し、カノンスックは左のヒジ打ちを狙う。カノンスックは距離が離れれば左ミドルを蹴り、西山がパンチで飛び込んでくると左ヒジ。西山はカノンスックをブロックして右ストレート、左フックを返す。 2R開始前、カノンスック陣営がカノンスックにマウスピースを忘れ、また水で濡れた自陣コーナーを拭かなかったとして、レフェリーが試合進行の妨げとしてイエローカードを提示。 これを受けて明らかに不服そうな表情を浮かべるカノンスックは試合開始直後に左ストレートをフルスイング! これが西山の顔面を打ち抜いてカノンスックがダウンを奪う。立ち上がった西山にカノンスックは一気にラッシュ! 西山もそれに耐えて右ストレートから反撃に転じるが、カノンスックは西山を首相撲でマットに叩きつける。 3R、ダウンのポイントを奪ったカノンスックは完全に逃げ切りモード。自ら下がって距離を取り、左ミドルを蹴りながら、西山が前に出てくると首相撲とヒジ打ち。西山も最後まで前に出続けたが、ポイントを挽回することは出来なかった。
▼第9試合 J-NETWORK初代スーパーバンタム級王者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
○水原浩章(光/J-NETWORKバンタム級1位) 判定3−0 ※3者とも30−27 ●梅原タカユキ(TARGET/RISING ROOKIES
CUP 55kg準優勝) 現在4連勝中と波に乗る水原とRISE・M-1を主戦場に活躍する梅原の一戦。1R、水原が梅原の周りを回り、そこから右ハイキック。ワンツー、ヒジ打ちとテンポ良く攻撃を当てていく。梅原もミドルやローをけり返していくが、水原も必ず自分の攻撃を返す。
2R、ここでも水原の右ハイキックがヒット! さらに梅原のミドルをブロックして左フックを当てる。梅原は徐々に圧力をかけて前進。
ロー、ミドル、右ストレートで前に出て行くが、水原は距離をとって左右のミドルを蹴る。
3R、水原は梅原のミドルをブロックして右ストレート、そして自らもミドルを蹴り返し、梅原がパンチで前に出てきたところで左フック! これが見事に梅原の顔面を捉えて、水原がダウンを奪う。再開後、逆転を狙って攻め込む梅原だったが、水原はその追撃をかわし、試合終了。5連勝となった水原が炎出丸とのトーナメント決勝に駒を進めた。
▼第8試合 J-NETWORK初代スーパーバンタム級王者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
○炎出丸(クロスポイント吉祥寺/J-NETWORKバンタム級3位) 判定2−0 ※30−29、29−29、29−28 ●出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKフェザー級5位) 昨年から続いた連敗を今年3月にストップさせた炎出丸。対する出貝はバンゲリングベイ期待の星。1R、炎出丸は左手を伸ばして距離を取り、右ローを当てていく。出貝はそこにパンチで飛び込み、右アッパーを当てていくが、炎出丸のガードは固い。
2R、ここも炎出丸がコツコツと右ロー。左手で出貝と距離を取り、その左手で出貝をプッシュしながら右ローを当てていく。
出貝も炎出丸の体を押し返して前に出ていくが手数が少ない。
3R、右ローと首相撲で攻撃を組み立てる炎出丸。出貝も右アッパー、飛びヒザ蹴り、さらにヒジ打ちとアグレッシブに攻めていく。これに対して炎出丸もヒジとパンチで応戦。最後は互いに激しく打ち合う展開で試合終了となった。判定は2−0の僅差で炎出丸! トーナメント決勝を決めた。
▼第7試合 ヘビー級 3分3R
○ヤン・カシューバ(バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/2005年ワールド士道館空手ミドル級王者) 判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●滝川リョウ(フリー/K-1 JAPAN GRAND PRIX ’98 3位)
▼第6試合 スーパーライト級 サバイバルマッチ1 ○宇都宮 城(u.f.c)
延長判定3−0 ※3者とも10−7 ●西川康平(ティダマンディ八王子/J-NETWORKスーパーライト級6位/2009年K-1甲子園関東大会準優勝)
▼第5試合 ミドル級 サバイバルマッチ1
○川端健司(チームドラゴン/J-NETWORKスーパーウエルター級7位) TKO 1R1分52秒 ●加藤智亮(バンゲリングベイ・スピリット)
▼第4試合 57.5kg契約 サバイバルマッチ1 ○大西晃樹(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級7位) 判定2−0 ※29−29、30−29、29−28
●鈴木翔也(NJKF・OGUNI-GYM/NJKFスーパーフェザー級5位)
▼第3試合 ライト級 3分3R ○大沢文也(パワーオブドリーム/2009RISE
RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝) 判定3−0 ※29−28、29−28、29−27 ●森重 真(KFG/J-NETWORKライト級10位)
▼第2試合 ミドル級 3分3R
○三沢晃治(クロスポイント吉祥寺) TKO 2R2分15秒 ●剛王(HIDE’S KICK)
▼第1試合 60kg契約 3分3R
○大櫃慎太郎 (和術慧舟会DURO) KO 2R1分31秒 ●“ドラゴンフィッシュ”イチロー(ドラゴンテイル)
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