KGS
「RISE 68」
2010年7月31日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼第5試合 RISING ROOKIES CUPヘビー級決勝戦 3分3R延長1R
○羅王丸(TARGET)
TKO 3R1分39秒 ※パンチ連打
●木村秀和(パワーオブドリーム)
※羅王丸がRRCヘビー級優勝。
今年、初開催されたヘビー級新人王トーナメントは、3勝(2KO)の24歳・羅王丸と3勝(1KO)2敗の28歳・木村によって決勝が争われた。左右のフックでKOを狙う羅王丸に、身長で10cm上回る木村は前蹴りとテンカオで応戦したが、羅王丸が左フック連打でダウンを奪い、最後は右ストレートからの連打で仰け反らせてKO勝利した。
▼第4試合 RISING ROOKIES CUPミドル級決勝戦 3分3R延長1R
○塚越仁志(シルバーウルフ)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−29
●HIRO(シルバーウルフ/2009年KAMINARIMONオープントーナメント70kg級優勝)
※塚越がRRCミドル級優勝。
魔裟斗が所属したシルバーウルフジム同士による同門対決の決勝戦に。60kg級から10kg増量した塚越は5勝(4KO)1敗の26歳、HIROは3勝(2KO)の26歳。とにかく前へ出てパンチを打っていくHIROだが、正確性には欠け、塚越のテンカオや左右フックとローをもらう。3Rは両者スタミナ切れとなったが、塚越がフックとローをヒットさせていって同門対決を制した。
▼第3試合 RISING ROOKIES CUPスーパーライト級決勝戦 3分3R延長1R
○丹羽圭介(HAYATO/2009年KAMINARIMON全日本大会65kg級優勝)
判定3−0 ※30−24、30−25、30−25
●松村直人(リアルディール)
※丹羽がRRCスーパーライト級優勝。
185cmの長身を誇る松村は2勝(1KO)の24歳。一方の丹羽は昨年までK-1やRISEで活躍していたHAYATOの一番弟子で、プロ第一号選手。日本拳法をバックボーンに持つ、1戦1勝の27歳だ。1Rに丹羽が右フックをかわしての右フックでダウンを奪い、続いてコーナーへ押し込んでの連打でスタンディングダウンを追加。中足による前蹴りを多用し、パワフルなパンチを繰り出す丹羽は3Rにも右フック連打でダウンを奪って圧勝した。
▼第2試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級決勝戦 3分3R延長1R
○TASUKU(リアルディール/2009年KAMINARIMONオープントーナメント60kg級優勝)
判定3−0 ※三者とも30−27
●高田彰二(村澤道場/2009年KAMINARIMON全日本大会60kg級優勝)
※TASUKUがRRCスーパーフェザー級優勝。
3勝(3KO)1敗のTASUKUは24歳、九州の常勝軍団であるリアルディールの東京支部で誕生したプロ選手だ。高田は1戦1勝の31歳。飛びヒザ蹴りを多用するTASUKUはパンチ&ローで圧力をかけていく、いかにもリアルディールというスタイルで攻め続け、高田につかみによる減点1もあってTASUKUが大差の判定勝ちを収めた。
▼第1試合 RISING ROOKIES CUPバンタム級決勝戦 3分3R延長1R
○田中 富(STRUGGLE/2009年 KAMINARIMONオープントーナメント60kg級準優勝)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●鈴木優也(TSX/2009年 KAMINARIMON全日本大会 55kg級優勝)
※本戦は30−29、28−30、29−29
※田中がRRCバンタム級優勝。
あの鈴木秀明の弟子・田中は2勝(1KO)の25歳、鈴木は2勝2敗の22歳。1Rからほぼパンチ一辺倒で攻める田中、それを前蹴りとテンカオで迎え撃つ鈴木。試合は延長戦までもつれたが、ガムシャラにパンチで前へ出て行った田中がヒット数で上回り、ストラッグルにタイトルをもたらした。
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