J-NETWORK
「J-GIRLS 女祭り 2010 〜戦う女は美しい〜」
2010年12月12日(日)東京・ディファ有明
開場17:00 開始17:30
▼第9試合 田嶋はる引退記念スペシャルエキシビションマッチ 特別ルール
ー田嶋はる(アクティブJ/J-GIRLSミニフライ級3位)
勝敗なし
ー牧 裕三(アクティブJ/J-NETWORKフェザー級1位)
グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級王者)
紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)
PIRIKA(ミルキーウェイ/J-GIRLSアトム級5位)
※1Rはグレイシャア、2RはPIRIKA、3Rは紅絹、4Rは牧が対戦相手
10・17新宿FACE大会で杉貴美子に判定で敗れ、引退を発表した田嶋が引退試合を迎えた。今回の引退記念スペシャルエキシビションマッチは1対3の変則マッチ。
先輩格のグレイシャア、田嶋の妹的存在であるPIRIKA、J-GIRLSミニフライ級王座を懸けて闘った紅絹が、1Rずつ次から次へと田嶋に襲い掛かっていった。
そして最後には、X(エックス)として発表されていた田嶋の師匠・牧裕三が「僕を倒してから引退して下さい!」とリングに上がり、田嶋と対戦。田嶋の蹴りを受けまくり、最後はハイキックでKOされるというシーンでエキシビションは幕を下ろした。
「今日はたくさんの方に応援に来ていただいて、ありがとうございました。キックボクシングを始めて6〜7年、プロでは4年間やりました。自分ではこんなに長く続けるとは思っていなくて、続けられたのはJ-GIRLS関係者の皆さんのおかげだと思っています。
私を強くするためにたくさんの方が協力して下さって、中身の濃い4年間をおくることが出来ました。女子キックはまだまだマイナーですが、いつかK-1に負けないくらいのメジャーな競技になると思うので、これからも応援して下さい」と田嶋はラストメッセージ。
そして、「今日は初めて母が見に来てくれました」と言うと田嶋は堪えきれずに号泣。10カウントゴングと拍手に送られ、田嶋はリングから去っていった。
▼第8試合 Wヒロインズカップ(56kg以下)凖決勝 第2試合 サバイバルマッチ1
○陣内まどか(フォルティス渋谷/J-GIRLSバンタム級2位)
判定3−0 ※三者とも30-29
●桜朋梨恵(チーム・ティーラ/J-GIRLSフェザー級2位)
7月のバンタム級タイトルマッチで水野志保に敗れた陣内と、同興行でJ-GIRLSフェザー級王座決定戦で大石綾乃に負けた桜朋が激突。ともに再起を懸けた一戦となった。
1R、ローから入る桜朋。陣内はミドル、前蹴り。桜朋がパンチで出ようとすると、陣内は前蹴りをタイミングよく入れていき、パンチの距離には入れさせない。桜朋は左フックを出すも、陣内はしっかりと防御。
2R、左右ローの桜朋。陣内はロー、ミドルと打ち分けていく。桜朋が右ジャブから左フック。陣内もパンチで応戦する。陣内の上段前蹴りが桜朋の顔面を直撃。これで桜朋がマウスピースを吐き出すと、レフェリーは注意。
3R、パンチを出し合う両者。手数で上回る陣内がどんどん圧力をかけ前に出る。桜朋は必殺の左フックで飛び込むがクリーンヒットはない。陣内が一気にパンチ連打で詰める。防戦一方となる桜朋はタイミングを見て一発を返していく。陣内がラッシュしたところでゴング。判定で陣内が勝利した。
▼第7試合 Wヒロインズカップ(56kg以下)凖決勝 第1試合 サバイバルマッチ1
○龍子(RT/J-GIRLSフェザー級1位)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級3位)
※本戦は29−30、29−29、29−29
フェザー級ランカー同士の一戦。1Rから仕掛けたのは成沢。距離を潰して一気に接近戦でパンチの連打を見せる。龍子は右ミドルを出すも、成沢ペースにはめられパンチの打ち合いとなる。
2Rも至近距離での打ち合い。成沢はヒザを交ぜてパンチにつなぐ。ほとんどが接近戦のまま試合が進む中、ここで偶発性のバッティング! 成沢は額をカット。龍子には減点が言い渡された。
3Rも、接近戦勝負に。お互いにパンチを出し合う。龍子は蹴りを出すも、パンチの距離になる。お互いに決定打はなく、本戦はドロー。延長戦に突入する。
延長R、龍子はミドル連打。成沢は距離を潰してパンチをまとめる。成沢には疲れが見え始め手数が徐々に減っていく。そのまま龍子が攻撃し続けゴング。龍子が勝利し、決勝行きを決めた。
▼第6試合 51kg以下契約 サバイバルマッチ1
○安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLSミニフライ級2位/World Queen Tournament 2009準優勝)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
●NANA☆SE(KING EXCEED/J-GIRLSバンタム級4位)
▼第5試合 59kg以下契約 サバイバルマッチ1
○谷山佳菜子(正道会館 東大阪本部)※デビュー戦
延長判定2−1 ※9−8、8−9、9―8
●超弁慶(ガムランナック)
※本戦は29−28、28−30、29−29
▼第4試合 アトム級(46.26kg以下)契約 2分3R
○yu_kid(レグルス池袋)
判定2−0 ※30−29、30−28、29-29
●443(=よしみ/フォルティス渋谷)
▼第3試合 Wヒロインズカップ(56kg以下)リザーブマッチ サバイバルマッチ1
○MINA(秀晃道場)
KO 1R1分44秒
●小澤聡子(チームドラゴン/J-GIRLS フェザー級6位)
▼第2試合 アマチュアBリーグ-50kg級 特別ルール 1分30秒2R延長1Rマストシステム
○イ・ジウォン(韓国/B.M Gym/J-GIRLS韓国50kgトーナメント2010王者)
判定2−0 ※20−20、20−19、20−19
●三堀美弥子(Y’ZD GYM)
▼第1試合 アマチュアBリーグ-50kg級 1分2R
○千葉俊枝(レーング東中野)
判定3−0 ※20−18、20−19、20−18
●立川友見(レグルス池袋)
★トリプルメインイベントの試合結果はこちら
特集「女子格闘技祭り2010」
田嶋はる「引退の真相、そして今後」、陣内まどか「現役女子高生、衝撃の発言」、安倍基江「フェロモンラッシュの秘密」、桜朋梨恵「女子キックの知名度を上げるキーポイント」など |
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