谷山ジム
「Jawin presents ビッグバン・統一への道 其の四」
2011年2月5日(土)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00
▼第12試合 K-1ルール 3分3R
○水落洋祐(はまっこムエタイ)
KO 3R2分22秒 ※3ノックダウン
●尾崎圭司(チームドラゴン/2007K-1 WORLD MAX日本第3位)
Krushで3連続KO勝ち中の尾崎と対戦するのは、尾崎の同門・上松大輔を1RでKOしたことがあるハードパンチャー水落。戦績は16勝(9KO)17敗1分と負けが先行しているが、油断のならない相手だ。
1R、お互いに意地を見せるかのようにローの蹴り合いが延々と続く。尾崎は左へ回り込みながらローをインとアウトに放ち、水落はローから時折ワンツーを放って尾崎を脅かす。残り数秒で水落が右ローとパンチでラッシュをかけ、尾崎を攻め込んだ。
2Rもお互いに強い右ローを蹴り合い、お互いにダメージを感じさせる。パンチからの右ローで前へ出る水落に、尾崎もアッパーを交えたパンチのコンビネーションからロー。
水落は巧みに一度つかんでのヒザをボディへ突き刺し、すぐに離してパンチにつなぐ。
尾崎はバックスピンキックも繰り出すが、水落の圧力にやや押され気味。
最終Rもローにこだわる尾崎に対して、水落は強打でラッシュを仕掛ける! 強引に前へ出てパンチを当て、さらにどんどんと前へ出て行く水落。
このパンチの圧力に尾崎は押され、ついに連打でダウンを喫する! 立ち上がった尾崎へ水落は左フックを決めて2度目のダウンを奪い、最後は連打を浴びて尾崎の足元がフラついたところでレフェリーがストップ! 水落が尾崎をKOで破る番狂わせを起こした。
▼第11試合 70kg契約 K-1ルール 3分3R
○我龍真吾(ファイティングマスター/M-1ミドル級王者)
KO 3R2分45秒 ※右ストレート
●川端健司(チームドラゴン/J-NETWORKスーパーウェルター級4位)
昨年12月の小又大貴戦後、リング上で2011年内に引退することを発表した我龍。引退へのカウントダウン第1戦として“激闘男”川端とK-1ルールで対戦する。
1R、なんと我龍はいきなり両手を差し出して我龍タイムを要求。一瞬ためらった川端だが、両手を合わせて我龍タイムに応じる。それを合図に打ち合いを繰り広げる両者。我龍はノーガードでパンチを喰らいながらも前へ出る。川端は左ミドルを蹴ってワンツー。ボディと顔面を攻めていくが、我龍はノーガードで打たせながら反撃! ラウンド終了間際には左ボディを決めて前へ出る。
2Rも我龍は我龍タイムを要求。川端はジャブと右ロー、そしてパンチで優勢に立つが、我龍の左フックをカウンターでもらいダウン! 一気に沸く場内。川端はすぐに反撃してロープ際へ追い詰め、左フックで我龍を仰け反らせるが、我龍は体を入れ替えて右ストレートで川端を仰け反らせる!
3R、またも我龍は我龍タイムを要求。しかし、川端はこれには乗らず、ショートのパンチを叩き込んで我龍を吹っ飛ばし、連打でロープに釘付けにする! 我龍も打ち合うが、ここで我龍のバッティングで川端が大流血。ドクターチェックが入る。
試合が再開されると、川端は強烈な右ストレートをヒットさせ、その後も連打で我龍を打ちまくる。しかし、川端の出血が酷くなり2度目のドクターチェック。再開されると両者はノーガードで激しく打ち合う。
場内のボルテージが高まる中、川端の右ストレートがヒット! 今度は我龍が目の上をカットして流血し、ドクターチェックが入る。
両者血まみれとなっての打ち合いを展開し、川端が優勢のまま試合は進むが、残り30秒で我龍がまたも我龍タイムを要求。川端もこれを受け入れ、両手を3度タッチさせたのを合図にノーガードで激しく打ち合う!
しかし、これで倒れたのは川端の方だった! 我龍の右ストレートをもらい、大の字になる川端。我龍が壮絶なKO勝ちを収め、場内は大熱狂。
我龍はマイクを持つと「僕、今年で引退します」と報告し、「今年1年は僕がやりたいようにやろうと思っています。元々、喧嘩が好きでキックを始めました。K-1に出ている選手と喧嘩でやったらどうなるかと思って、今回は2カ月間、1回もトレーニングしませんでした」と衝撃の告白。
「だけど気持ちで勝てることを証明しました。自分の完成型を引退の時に見せたいと思います」と、我龍は喧嘩スタイルを引退まで追及すると宣言した。
▼第10試合 60kg契約 K-1ルール 3分3R
○秋元皓貴(真樹ジム愛知/K-1甲子園2010準優勝)
KO 2R1分5秒 ※右飛びヒザ蹴り
●TURBO(FUTURE_TRIBE ver.OJ/RISE FLASH to CRUSH TOURNAMENT’07王者)
各団体で活躍するベテランのテクニシャンTURBOと、昨年の『K-1甲子園』で準優勝となった18歳の秋元という興味深い新旧対決が実現。
1R、TURBOが左ハイキックで先制し、その後も左ハイを繰り出しながら右ローとパンチ。秋元は距離を詰めて左右ミドルからパンチのコンビネーション。ハイキックから後ろ廻し蹴り、さらに縦蹴りと空手の蹴りをコンビネーションで放つ秋元に、TURBOが焦る場面もあったが、すぐに反撃する。
2R、お互いに強いローを蹴り、ローの蹴り合いとなったが、秋元は左フックをフルスイング。これをかわすTURBOだったが、秋元のローにバランスを崩してロープ際へ。秋元がすかさず突っ込み、TURBOが右フックで迎え撃とうとしたその時だった!
秋元はまさかの右飛びヒザ蹴りを発射! モロに喰らったTURBOはその場に座り込んでダウン! 全く身体を起こすことが出来ず、秋元が格上のTURBOから番狂わせの勝利を奪った。TURBOは担架で運ばれるほどのダメージを負っていた。
▼第9試合 ウェルター級 K-1ルール 3分3R
○一成(エス)
TKO 1R終了時
●光浩(谷山)
※光浩が肩を脱臼したため。
▼第8試合 エキシビションマッチ 2分2R
ーカノンスック・チュワタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級7位)
勝敗なし
ー高瀬大樹(アイアムアイ)
▼第7試合 60kg契約 K-1ルール 3分3R
○松野裕貴(NPO JEFA)
判定2−0 ※29−29、29−28、30−28
●高遠健太(谷山)
▼第6試合 オヤジファイト 2分2R
△吉竹耀司
ドロー ※三者とも18−18
△アイアン宮坂
▼第5試合 フライ級 3分3R
○古谷あさみ(谷山/UKF日本女子フライ級王者)
判定2−0 ※29−29、29−28、29−28
●☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
▼第4試合 60kg契約 K-1ルール 3分3R
○佐々木大蔵(チームドラゴン/K-1甲子園2008関東地区準優勝)
判定3−0 ※30−27、29−27、30−26
●山口正道(島田)
▼第3試合 68kg契約 3分3R
○TAKUTO(八木橋道場)
判定3−0 ※29−28、30−27、30−27
●剣侍(Team Hardoore Superstare)
▼第2試合 67kg契約 2分3R
○允明(土浦)
KO 2R25秒
●安立正彦(全栄会館)
▼第1試合 ミドル級 2分3R
○山室陽次
判定3−0 ※三者とも30−29
●阿久津岳之(エス)
▼キッズエキシビション 1分2R
ー埜口優樹(小学校2年生)
勝敗なし
ー品川朝陽(エイワスポーツ)
▼キッズエキシビション 1分2R
ー秋山大耀(小学校1年生)
勝敗なし
ー青野壮真(小学校1年生)
★メイン(城戸康裕VS北山高与志)、セミ(駿太VSキム・ジンヒョック)の試合結果はこちら
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