DEEP事務局
「10th Anniversary DEEP 52 IMPACT」
2011年2月25日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
▼宮下トモヤ チャリティーエキシビションマッチ
−勝村周一朗(リバーサルジム横浜グランドスラム)&山宮恵一郎(GRABAKA)
エキシビションのため勝敗なし
−砂辺光久(TEAM reversal)&石井大輔(クレイジータイガー)
現在、癌で闘病中の宮下トモヤを励ますべく、宮下と交流のある第6代修斗世界フェザー級王者・勝村、初代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト山宮、初代フライ級キング・オブ・パンクラシスト砂辺、そして石井が総合ルールのエキシビションマッチで対戦。 特別リングアナウンサーはタレントのセイン・カミュが務めた。
エキシビションはレガース・ニーパットをつけていない勝村と砂辺が緊張感のある打撃の攻防を繰り広げつつ、山宮がプロレスラー顔負けの見事なロープワークとドロップキックを披露。
砂辺が宮下の得意技であるフロントチョークを見せるなどして、会場を盛り上げた。エキシビション後、石井は大会を観戦していた宮下の実弟に「月曜日に手術が成功して、勝者になった宮下くんのために」と勝利者トロフィーを贈呈。
勝村からは「元フロントチョーク日本一、今は佐伯社長より体力のない宮下トモヤです。僕の癌は若い人に多いみたいで、もし僕が復帰してリングに立てば、同じ癌の人も勇気をもらえると思います。
この癌の治療は抗がん剤の投与で、副作用がキツいですが、治ることを知ればキツくても頑張れるし、僕のことを通じて癌のことを知ったり、考えてくれたりするんじゃないかと思います。
この役目を果たせるのは僕だけだと思うので、復帰しない訳にはいきません。今の僕はたくさんの人に支えられています。恩返しになるか分かりませんが、またみんなの前で戦いたいです。必ず戻ってくるので待っていてください」という宮下からのメッセージが読み上げられ、場内からは拍手が起こった。
▼第6試合 65.8kg以下 5分2R
○山崎 剛(GRABAKA)
TKO 1R1分33秒 ※セコンドからのタオル投入
●津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
山崎は練習仲間であり、現在は癌で闘病中の宮下トモヤの入場曲で登場。1R、サウスポーに構える両者。津田がジャブから前に出ると、山崎が片足タックル。そのまま山崎がグラウンドで上を取ると、津田の足を振って、パスガードする。そして山崎が上四方固めから腕十字!
タップせずに耐える津田だったが、セコンドからタオルが投入され、山崎がTKO勝利を収めた。
試合後、山崎は月曜日に宮下の手術が無事に成功したことをファンに報告。「またアイツが戻ってきた時、やる気になれるように、格闘技界を盛り上げたいと思います!」とメッセージを送った。
▼第5試合 77.1kg以下 5分2R
○岩瀬茂俊(T-BLOOD)
TKO 1R2分42秒 ※レフェリーストップ
●渡辺良知(AACC)
昨年10月に白井佑矢とのタイトルマッチに敗れて以来、約4カ月ぶりの試合となる岩瀬。対戦相手の渡辺は昨年末の大会で元王者の長谷川秀彦からKO勝利を収めている。
1R、ジャブ、インロー、右ハイキックを蹴る渡辺。岩瀬はガードを高く上げて左フックから右アッパー。両足タックルでテイクダウンを狙うが、渡辺はそれを許さない。ブレイク後、右ストレートで前に出る渡辺。
そこに岩瀬がカウンターの右ストレート! この一発で渡辺がダウン! 岩瀬がパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。
見事なKO勝利を収めた岩瀬はマイクを渡されると「次は上の人とやらせてください…マッハがいいですね(笑)」と冗談交じりで同郷の桜井“マッハ”速人との対戦をアピールした。
▼第4試合 無差別 5分2R
○長谷川賢(BAD SECURITY)
一本 1R1分15秒 ※アームロック
●NORI(バトラーツ竜司ウォルター RYUJI TEAM)※デビュー戦
1R、長谷川がNORIのジャブに合わせて組み付き、そのままテイクダウン。サイドポジションを奪うと、そこからアームロック! 亀の状態になって逃げようとするNORIだったが、長谷川はそのまま強引にNORIの右腕を絞り上げ、タップを奪った。
▼第3試合 62kg以下 5分2R
○和田竜光(吉田道場)
判定3−0
●粕谷 栄(木口道場)
▼第2試合 59kg以下 5分2R
○小林聖人(総合格闘技津田沼道場)
判定3−0
●益田 亮(蒼天塾)
▼第1試合 70.3kg以下 5分2R
○Barbaro44(クラブバーバリアン)
TKO 2R4分56秒 ※レフェリーストップ
●LUIZ(禅道会)
★メイン(田澤和久VS桜木裕司)、セミ(桜井隆多VS中西良行)はこちら
★第9試合(中村“アイアン”浩士VS今成正和)、第8試合(昇侍VS加藤友弥)、第7試合(ハム・ソヒVS石岡沙織)はこちら
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