RISEクリエーション
「RISE 80」
2011年7月23日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▲神村エリカ(左)が圧倒的な強さを見せ付け、ムエタイ3階級王者を撃破した
▼第8試合 RISE×シュートボクシング交流戦 49kg以下契約 3分3R延長1R
○神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者)
KO 1R2分1秒 ※左フック
●ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(オランダ/シュートボクシングオランダ/チームサワー/WFCA世界ムエタイ2階級王者、WFCAムエタイオランダ王者)
6・4RISE新宿FACE大会では、RISE史上初の女子によるメインイベントで“世界6冠王”シルビア・ラノッテにTKO勝利を収めた神村が今回迎え撃つのは、S-cup2002・2004・2008王者アンディ・サワーのチームに所属する選手で、WFCAオランダタイトルを1度、WFCA世界ムエタイのタイトルを2度も獲得しているポラーナ。ベストウエイトは50kg以下だが、対戦相手が見つからず、ベストウエイトよりも重い階級で王者になったというエピソードを持つ。
ポラーナは前日計量で契約体重の49kgを6.5kgもオーバーし、試合当日の午前11時から行われた再計量でも1.8kgオーバー。レッドカード2枚(減点2)が課せられた状態での試合開始となった。
なお、当初はグローブハンデも付けられる予定だったが、神村がこれを拒否し、同じ6オンスのグローブで試合を行うことに。
1R、神村がジャブ&サイドキックで前へ出る。ポラーナはジャブと前蹴り。
神村は今までのようにガムシャラに突っ込むのではなく、圧力をかけて近付いて行きポラーナをロープまで追い詰めると左フックからの連打。
ステップを使って離れるポラーナを追って行き、左ミドルからパンチをまとめると早くもダウンを奪う。どんどん前へ圧力をかけて詰めて行く神村がボディへのヒザ蹴りから左右の連打、コーナーに詰めたポラーナをメッタ打ちにし、スタンディングダウンを追加する。
さらに神村は右ミドルからの左フック。ポラーナが3度目のダウンを喫し、神村がKOで圧勝。神村は飛び上がって勝利を喜んだ。
マイクを持った神村は「1Rで勝っちゃいました。8月にシュートボクシングで高橋選手と試合をするんですけれど、はっきり言ってシュートボクサーってこんなもんかと思っちゃいました。高橋選手がいると思うので出てきてもらえませんか?」と、高橋藍を呼び出して挑発。
高橋がリングに上がると、神村は「この人が8月19日にSBルールでしっかりと決着を付ける相手です。高橋選手はRENA選手に勝っていてめちゃくちゃ強いんですけれど、RISE代表として負けられないので、キッチリとKOで勝ちたいと思います」と公の場でのKO宣言。
これを受けて高橋は「カッコいいですよね(笑)。下で試合を見させてもらって、この選手と拳を交えると思ったらワクワクしてきました。ガッチガチの打ち合いをさせて下さい。よろしくお願いします」と、神村の挑発を真正面から受け止めた。
▲ファビアーノ・サイクロン(右)が秒殺KO勝利!
▼第7試合 RISE×シュートボクシング交流戦 ヘビー級 3分3R延長1R
○ファビアーノ・サイクロン(TARGET/元RISE&J-NETWORKヘビー級王者、WPMF世界スーパーヘビー級王者)
KO 1R1分17秒 ※右フック
●ジョウィ・カプタイ(オランダ/シュートボクシングオランダ/チームサワー)
神村と同じくチームサワーのカプタイを迎え撃つファビアーノは、今回が約2年ぶりのRISE参戦。その2年前に怪我をしてRISEヘビー級のタイトルを返上しなければならなかったが、復帰後はWPMF世界スーパーヘビー級タイトルを獲得するなど全勝街道を突っ走っている。
対するカプタイはS-cup2002・2004・2008王者アンディ・サワーの同じチームに所属する選手で、サワーがRISEに送り込んできたファイター。身長186cm・体重100kgとファビアーノとほぼ同じ体格で、ここまで17戦10勝7敗(4KO)という成績を残している。
1R、左インローを蹴り合い、ファビアーノが徐々に前へ詰めて行く。
ロープを背負ったカプタイに右ロー、そして左フックから右ストレートを突き刺すファビアーノ。カプタイはジャブを出すが、ガードの上から重い右フックをもらい、身体が傾いたところに追撃の右フックをもらうとダウン! そのまま立ち上がることが出来ず、ファビアーノが豪快KO勝ちで歓声を浴びた。
▲高萩ツトム(右)に左ローを叩き込む天田ヒロミ
▼第6試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/K-1 JAPAN GP 2004 優勝)
判定2-0 ※29-28、28-28、30-28
●高萩ツトム(チームドラゴン/同級5位)
▲6戦6勝(6KO)で注目を集めていた前口泰祐(右)からTKO勝利の仲江川裕人
▼第5試合 スーパーフェザー級 3分3R延長1R
○仲江川裕人(如心館/同級5位)
TKO 3R1分14秒 ※セコンドからのタオル投入
●前口泰祐(PHOENIX/同級9位)
▲延長戦の末、小鉄(右)が喜入衆を倒した
▼第4試合 スーパーライト級 3分3R延長1R
○小鉄(スクランブル渋谷/同級4位)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●喜入 衆(フォルティス渋谷/元J-NETWORK同級王者/同級3位)
※本戦は三者とも28-28
▼第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○蓮見龍馬(y-park/同級4位)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●石橋真幸(名古屋JKF/KCJ同級1位)
※本戦は29-28、27-29、28-28
▼第2試合 ミドル級 3分3R
○KEN(OGUNI/同級9位)
TKO 1R1分11秒 ※ドクターストップ
●田村陽典(DC LAB.GYM)
▼第1試合 バンタム級 3分3R
○戸邊隆馬(シルバーウルフ/フェザー級5位)
判定3-0 ※29-27、29-27、29-28
●萬田千晴(九州比山)
★メイン(上原誠vs羅王丸)、セミ(森田崇文vs小宮由紀博)、第9試合(小宮山大介vsハムザ・エッサリ)はこちら
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