グラバカ
「グラバカ11周年記念大会
GRABAKA LIVE!1st CAGE ATTACK」
2011年10月15日(土)東京・ディファ有明
開場14:30 一部開始15:00 本戦開始16:30
▼メインイベント(第9試合) 無差別級 5分3R ※ヒジあり
○菊田早苗(GRABAKA)
TKO 1R2分18秒 ※レフェリーストップ
●山本喧一(パワーオブドリーム)
菊田と山本の両者は過去に因縁があり、17年前、プロレスラーを目指していた菊田がプロレス団体UWFインターナショナルの入門テストを受験。
テストとして行われたスパーリングで腕を骨折し、プロレスラーの道を断念して格闘家への道を歩むことになったのだが、この時のスパーリング相手を務めていたのが山本だった。そんな因縁の一戦だけにボディチェックの間から、視線を離さない両者。
1R、ゴングと同時に菊田がパンチを振るって突進、ケージに押し込む。山本もヒザを出すが、菊田は崩してテイクダウン。ハーフからパンチとヒジを出し、山本の体の向きをコントロールしつつマウントに移行。
そのままパウンドを連打すると、山本が反転してうつ伏せになったところでレフェリーがストップ。総帥・菊田が今大会唯一のKO決着でメインを飾ると同時に、17年前の因縁に決着をつけた。
▼セミファイナル(第8試合) 77.1kg以下契約 5分3R ※ヒジあり、踏み付け&サッカーボールキックなし
○佐々木有生(GRABAKA)
判定3−0
●門馬秀貴(Brightness MONMA DOJO)
1R、門馬は前蹴りからパンチで出るが、佐々木はカウンターの右で倒し、上を取ってパンチ。門馬は何とか立ち上がるが、佐々木はワンツーからラッシュ。しかし門馬もパンチを返していく。
ブレイク後、門馬のパンチに佐々木はミドル。ケージ際にいくと佐々木はヒジをヒット。門馬もパンチを返すが、終盤にかけて佐々木の力強いワンツー、ヒジがヒットし、門馬が腰を落とす場面も。
2R、ローの打ち合いから佐々木はワンツー、門馬は左フックを返す。スタンドでの単発の攻防が続いたが、3分過ぎ、門馬が組んでケージへ。佐々木が入れ替えてヒザを出すも、ブレイク。終盤、佐々木は左フック、ジャブ。
3R、門馬がパンチで前進するが、佐々木がカウンターの右フックでダウンさせ、パウンドを連打! 門馬はどうにか防御し、下からパンチ。
3分経過時、佐々木がパウンドを狙ったのを利して立ち上がると、いったんは離れたものの最後は佐々木がケージに押し込み、ゴング。何度も攻勢を作った佐々木が判定をものにし、ウェルター級転向初戦を飾った。
▼第7試合 65.8kg以下契約 ※ヒジあり
○三島☆ド根性ノ助(総合格闘技コブラ会/元DEEPライト級&フェザー級王者)
判定3−0
●山崎 剛(GRABAKA)
1R、三島は左のパンチから飛び込むとハーフからパウンドを連打。しかし山崎は何度かのトライの後、立ち上がることに成功する。が、三島はすぐに下から三角の体勢に。
ガードに戻す山崎に対し、三島は下から十字、三角を狙い続ける。終了間際に山崎が抜け出して立ち上がり、再び飛び込んだところでゴング。
2R、三島はプレッシャーをかけつつ、サイドキック、ロー。山崎はタックルにいくが、三島は投げ返しバックへ。
スタンドに戻ると三島は右フック、山崎はバックブロー。4分経過時、ケージ際で山崎のヒジがヒット。
胴回し回転蹴りにいった三島をいなして上になった山崎がパウンドを出したところでゴングとなり、判定へ。三者とも三島を支持し、三島の判定勝ちとなった。
▼第6試合 真樹日佐夫プロデュース試合 グラップリングルール 無差別級 5分1R ※判定なし
△ボビー・オロゴン(チームオロゴン)
時間切れドロー
△ミノワマン(フリー)
約4年ぶりに格闘家として試合をすることになったボビー。金網でミノワマンとグラップリングマッチ(全ての打撃を禁止した組み技・寝技のみ)で対戦した。試合に先立ち、この試合をプロデュースした真樹日佐夫氏が両者を激励。
ゴングとともにボビーは突進してタックル、ミノワマンはギロチンチョークに取るが、ボビーは持ち上げると力で外し、テイクダウン。ブレイク後、ボビーはバックを取る。
ミノワマンはアームロックに行こうとするが、ボビーは寝かせて上に。ボビーは再度バックに回ると、持ち上げて頭から落とす。
終盤、バックを取られたミノワマンは回転しての足関節狙いにいくが、ボビーはこれを読んで回避。ボビーがバックマウントからアームロックを狙ったところでゴング、ドローとなった。ボビーは「ミノワマン、チョーつええよ」とマイク。最後は真樹日佐夫氏を挟んでの記念撮影で幕を閉じた。
▼第5試合 83.9kg以下契約 5分2R ※ヒジなし
○KEI山宮(GRABAKA/パンクラス ウェルター級6位)
判定3−0
●山本宜久(フリー)
山宮はケンドー・カシンのマスクとテーマ曲で入場。1R、山宮は右アッパーからのコンビネーションを細かくヒット。アッパーでアゴを上げさせ、ボディにも入れていく。山本は当てられた箇所を自ら叩き効いてないとアピールするが、攻撃は大振りのフックを単発するばかりなのでカウンターを返されてしまう。
中盤、山宮はパンチで山本の動きを止め、ケージに押し込んでラッシュするが、山本は倒れず、また効いてないアピール。これで山宮は見るようになってしまい、やや膠着気味に。終盤、山宮はパンチから首相撲に取り、ヒザ。
2Rも山宮のパンチがヒットし続ける。左フックで押し込むと首相撲からヒザ連打。山本は鼻血を出し、ドクターチェックが入る。再開後も山本は一歩も引かないが、山宮は左右フック、アッパーでまたも動きを止める。終盤にも左フックからラッシュしたが、倒すには至らずタイムアップ。 山宮が判定で勝利した。
マイクを持った山宮は「山本さんと戦えてうれしかった。昔はパンクラスとリングスでいろいろあったので試合できるなんて夢にも思ってなかったが、時間が経ってこうして戦えて本当によかった」と語った。
▼第4試合 53kg以下契約 5分2R ※ヒジなし
○ランバー・ソムデートM16(タイ/M16ムエタイスタイル/初代修斗世界フライ級王者)
判定3−0
●RYOTA(キングダム・エルガイツ)
1R、RYOTAはタックルでいきなりテイクダウンに成功、ケージに押し込む。アキレス腱固めに入ったRYOTAだが、ランバーは客席に効いてないとアピール。
立ち上がると寝た状態のRYOTAにローを連打。スタンドに戻ると左フックで倒し、ミドル、ローもヒットさせ優勢に。RYOTAは蹴り足を取って引き込もうとするが、ランバーは付き合わない。終了間際にもランバーの左フックがヒット。
2R、ローを連打するランバーにRYOTAはまたもタックルでテイクダウン。しかしランバーは下からパンチを連発、アキレスや三角絞めの体勢に入り、客席をどよめかせる。終盤はランバーが下から三角の体勢のままRYOTAが尻にヒザを入れ続けたが展開はなく、そのままゴング。ランバーが判定勝利を飾った。
▼第3試合 70.3kg以下契約 5分2R ※ヒジなし
○上山龍紀(U-SPIRIT JAPAN)
判定3−0
●植田 豊(GRABAKAジム)
▼第2試合 70kg以下契約 柔術ルール
○ブルーノ・フラザト(ブラジル/ATOS柔術)
ポイント2−0
●中村大輔(GRABAKAジム)
▼第1試合 63kg以下契約 5分2R ※ヒジなし
○上山知暁(U-SPIRIT JAPAN)
判定2−1
●内山ピットシゲオ(GRABAKAジム)
▼オープニングファイト第9試合 5分1R ※ヒジなし
○牧野泰斗(TWIST) 65kg以下
TKO 1R2分27秒
●中村将光(GRABAKA)
▼オープニングファイト第8試合 72kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△永瀬功(GRABAKA)
時間切れドロー
△大金鋼(R-BLOOD)
▼オープニングファイト第7試合 65kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△恒村俊範(GRABAKA)
時間切れドロー
△宮本景太(T-BLOOD)
▼オープニングファイト第6試合 65kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△増田良太(GRABAKA)
時間切れドロー
△蓮實光(パラエストラ松戸)
▼オープニングファイト第5試合 48kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△MIYOKO(GRABAKA)
時間切れドロー
△溝口麻美子(ALLIANCE)
▼オープニングファイト第4試合 61kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
○ペニー清水(坂口道場一族)
TKO 4分25秒
●野口悠介(GRABAKA)
▼オープニングファイト第3試合 61kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△板谷一樹(GRABAKA)
時間切れドロー
△中村龍之(IMPACT)
▼オープニングファイト第2試合 63kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△須崎康文(GRABAKA)
時間切れドロー
△宗形恭夫(IMPACT)
▼オープニングファイト第1試合 65kg以下契約 5分1R ※ヒジなし
△井関遼(GRABAKA)
時間切れドロー
△五月女健(R-BLOOD)
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