RISEクリエーション
「3A-LIFE presents RISE 85
〜RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT2011〜」
2011年11月23日(水・祝)TOKYO DOME CITYホール
開場14:00 本戦開始15:00
※オープニングファイト開始14:15
▲シング・心・ジャディブ(左)が天田ヒロミを破り準決勝へ
▼第4試合 RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011 1回戦(3) 3分3R延長1R
○シング・心・ジャディブ(インド/フリー/J-NETWORKヘビー級王者、K-1 WORLD 2009 アジアGP優勝)
TKO 2R2分59秒 ※ドクターストップ
●天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/K-1 JAPAN GP 2004優勝、HEATキックルールヘビー級王者)
※シングが準決勝に進出。
K-1の日本人ファイターとして長く活躍、2004年にはK-1 JAPAN GPで優勝している天田。対するシングは近年K-1で活躍し、ワールドGP出場も果たしている。新旧K-1ファイターの対決となった。
1R、鋭いジャブを突き刺すシングに、天田はボディから攻めて行く。シングは接近するとヒザを高く突き上げ、天田をヒヤッとさせる。しかし、シングは両手でつかんでのヒザ蹴りをやってしまいイエローカード。再開後、左右フックを叩きつける天田に、シングはジャブで突き放してのヒザ蹴り。
2R、天田はローとボディで下から崩しにかかるが、シングがヒザを突き上げてくる。シングが距離を詰めてくると天田が左右フック、シングは飛びヒザ蹴りを繰り出すが、天田のパンチの回転数が上回る。
天田が優勢になってきたところでレフェリーが試合を止め、天田にドクターチェック。ここでストップがかけられ、シングがTKOで準決勝に進出した。天田はアゴの下が裂けて流血、骨まで見える裂傷を負っていた。
▲ファビアーノ・サイクロン(左)がヤン・ソウクップに敗れる
▼第3試合 RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011 1回戦(2) 3分3R延長1R
○ヤン・ソウクップ(チェコ共和国/極真会館/第9回全世界空手道選手権大会準優勝)
判定2−0 ※29−28、28−28、29−28
●ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET/WPMF世界スーパーヘビー級王者、初代RISEヘビー級王者)
※ソウクップが準決勝に進出。
RISE創生期からヘビー級を牽引しているファビアーノは、現在5連続KO勝利中で約2年半も負け無し。初代RISEヘビー級王座を手にしているが、RISEのヘビー級トーナメントでは優勝経験がなく、今回は何が何でも優勝を果たしたいところ。
そのファビアーノの前に立ちはだかったのは、極真会館の全世界大会で準優勝を果たしているソウクップ。優勝候補のファビアーノか、ダークホースのソウクップか?
1R、前に出るファビアーノに対し、左右へ回り込みながら蹴りを出すソウクップ。細かい連打を繰り出すソウクップにファビアーノは左フックを強振。ファビアーノはジャブをガードさせてボディへパンチを入れる。ソウクップは右ローで応戦するが、ファビアーノのパンチで防御一辺倒になる場面が目立つ。
2R、ソウクップをコーナーに詰めるファビアーノ。しかし、ソウクップは前に出るとジャブの連打から右ストレート! これでダウンを奪う。
ファビアーノは左右フックで逆転を狙うが、ソウクップのガードは固い。ボディブロー、ヒザ蹴りでソウクップのボディを攻めるファビアーノ。
3R、逆転を狙って前に出るファビアーノに胴廻し回転蹴りを放つソウクップ。ファビアーノは右アッパーから右ストレート、ボディへのヒザ蹴り。徹底したボディ攻めを繰り返すファビアーノだが、ソウクップは耐える。後ろ蹴りをブロックしたファビアーノが飛びヒザ蹴り、左右フック。しかし、ダウンを奪い返せない! 判定はジャッジ1名がドローだったが、各1ポイント差の判定2-0でソウクップが勝利。ファビアーノは初戦で姿を消した。
▲ステファン“ブリッツ”レコ(左)に右ハイを決め、ダウンを奪った上原誠
▼第2試合 RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011 1回戦(1) 3分3R延長1R
○上原 誠(士魂村上塾/第2代RISEヘビー級王者)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●ステファン“ブリッツ”レコ(ドイツ/K-1 WORLD GP 2006、2001 IN ラスベガス優勝)
※上原が準決勝に進出。
K-1ワールドGPの常連選手として、ピーター・アーツ、レミー・ボンヤスキー、バダ・ハリ、マイク・ベルナルドといった強豪選手にことごとく黒星を付けている歴戦の勇者レコ。そのレコと対するのは7月大会でRISEヘビー級王者となった上原だ。1回戦でのレコとの対戦は上原自身が希望したものだという。
レコは11月17日にルーマニアでエロール・ジマーマンと対戦したばかりで、右足のスネには分厚いサポーターを付け、足を引きずりながらの入場(RISEとの大会1カ月以内に試合をしないこととの契約に違反した)。
1R、レコは右ストレートで先制し、上原は左ミドルと左右フック。レコは意外にも右ローを多用し、上原は左フックを狙う。右ハイキックから左右フックで前に出る上原が右ストレートをヒットさせる!
2R、左フックから右ローまたは左ハイのコンビネーションを主軸に攻める上原は、右ストレートもヒットさせていく。上原のパンチに後手後手(ごてごて)となるレコは、すでにスタミナがないようにも見える。レコのパンチをかわして右アッパー、左フック、ヒザ蹴りを入れる上原。左ボディも強烈に入り、レコは驚くほど動きが鈍い。
3R、開始直後、上原の右ハイキックがヒット! レコからダウンを奪う! 一気にパンチとハイキックでレコをロープに詰める上原。バテバテのレコに左ミドル、左フック、右ストレート。パンチをもらい続けるレコはつかんでの蹴りを見舞ってしまい、イエローカードが提示される。
上原が左右フックから右ハイ、レコは後ろ蹴り。前蹴りを連発してレコを突き放す上原。レコは為す術なくこの前蹴りを受けて後退、そして転倒。上原はパンチと蹴りで攻め続け、レコを破る金星を獲得した。
▲古田太一(左)を判定で下した洪太星がトーナメントリザーブ権を獲得した
▼第1試合 RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011 リザーブファイト 3分3R延長1R
○洪 太星(こう・たいせい/極真会館/RISEヘビー級7位)
判定2−1 ※29−28、27−28、28−26
●古田太一(アイアンアックス/J-NETWORKヘビー級1位)
※洪がトーナメントリザーバーに決定。
1R、ワンツーから右ハイキックにつなぐ洪に古田は左右フックで前に出る。洪は右ロー、右ハイキックから右ミドル。古田がフックで反撃すると洪は組み付く。古谷はイエローカードが提示される。
2R、またも組み合う両者。古田はレッドカードで減点1、洪にはイエローカードが提示される。再開後、洪は蹴りからパンチ、そして組み付く。
古田がパンチで前に出てくると洪は蹴りを合わせて回り込む。
3R、古田がパンチで前に出る。ハイキックを繰り出す洪だが、単発で古田のパンチの勢いに押されていく。古田に間合いを詰められるとしゃがみ込んでしまう洪。ここで両選手にレッドカードが提示され、両者に減点1。洪が判定勝ちした。
▼オープニングファイト第4試合 スーパーフェザー級(−60kg) 3分3R
○ACHI(TARGET)
判定3-0 ※27-25、27-25、28-25
●闘士(池袋BLUE DOG GYM)
▼オープニングファイト第3試合 フェザー級(−57.5kg) 3分3R
○金城 悠(シルバーウルフ)
判定2-0 ※28-28、29-28、30-28
●元樹(アルファジム)
▼オープニングファイト第2試合 スーパーフェザー級(−60kg) 3分3R
○郷州征宜(PHOENIX/2011年KAMINARIMON全日本トーナメント65kg優勝・大会MVP)※デビュー戦
判定3-0 ※30-25、30-25、29-26
●宮崎就斗(村澤道場/2011年KAMINARIMON全日本トーナメント60kg優勝)※デビュー戦
▼オープニングファイト第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
△小宮山夕介(北斗会館/K-1甲子園2011東日本ラウンドBブロック準優勝)※デビュー戦
ドロー 判定0-1 ※27-29、28-28、28-28
△野辺広大(ヌンサヤームジム/第21回全日本新空手道選手権大会 K-3GP 中学生60kg級優勝)※デビュー戦
★メインイベント(シング・心・ジャディブvs上原誠)〜第10試合(KENJIvsDyki)の試合結果はこちら
★第9試合(シング・心・ジャディブvs羅王丸)〜第5試合(羅王丸vsマイティー・モー)の試合結果はこちら
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