藤原敏男スポーツジム
「がんばろうニッポン!『2011藤原祭〜冬の陣〜』」
2011年12月22日(木)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:15
▼メインイベント第1試合(第8試合) WPMFスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
△SHIGERU(新宿レフティージム/同級1位)
ドロー 判定0-1 ※48-48、47-48、48-48
△藤牧孝仁(はまっこムエタイ/同級2位)
WPMFスーパーフェザー級王座決定戦を争う、同級1位・SHIGERUと同級2位・藤牧は新鋭とベテランの対決。SHIGERUはここまで5戦5勝無敗、藤牧はデビュー10年目。ベルトを巻くのはどっちだ!?
1R、SHIGERUは右ロー3連発からパンチの連打。その後も右ローを蹴り続ける。組んだ瞬間に左ヒジを叩き込むSHIGERUはワンツー、飛びヒザ蹴りとやりたい放題。しかし、SHIGERUが右ローを出したところに藤牧が右ハイキックを合わせてダウンを奪う!
一気に形勢逆転となったが、藤牧は深追いせず、SHIGERUもダメージを感じさせずパンチで反撃する。オープンスコアはジャッジ三者とも10-8で藤牧。
2R、SHIGERUの右ストレートからの右アッパーで藤牧がグラつく! 藤牧の右ローにSHIGERUは飛びヒザ蹴りから右ストレート、組んでのヒジ。構えを左に変えた藤牧にパンチとヒジで突っ込むSHIGERU。藤牧は構えを右に戻し、ローの蹴り合いを挑む。
オープンスコアは1人が10-10、2人が10-9でSHIGERUがポイントを奪った。
3Rも右ローの蹴り合いとなるが、パンチで前に出るのはSHIGERU。お互いに右ローをヒットさせ、SHIGERUはパンチを狙う。藤牧は右ミドル、SHIGERUの右ローに右ストレートを返し、大きく吹っ飛ばす。ここで打ち合いとなり、両者譲らずパンチを交錯させる! オープンスコアは10-10、10-9でSHIGERU、10-9で藤牧と三者三様になったことが接戦を物語る。
4R、右ローと飛び込みながらの右ストレートで前へ出るSHIGERU。藤牧も右ローをしつこく返す。右ローの応酬が繰り広げられるが、藤巻がバランスを崩す場面が目立つ。SHIGERUがボディからのコンビネーションパンチを決めれば、藤牧も右ストレートを打ち返す。右ローをフェイントしてパンチを連打するSHIGERU。しかし、藤牧も右のパンチをクリーンヒットし返して一進一退の攻防が続く。オープンスコアは三者とも10-10。
5R、SHIGERUが連打で一気に前へ出る! 藤牧も打ち返すが押されてしまう。SHIGERUの連打に右ローとパンチで応戦する藤牧だが、SHIGERUはジャブとロー。藤牧の右ストレートがヒットするも、SHIGERUもすぐに右ストレートを当て返す。左右ストレートで前へ出るSHIGERU。藤牧は前蹴りからパンチ、右ロー。両者足を止めてのパンチの打ち合いで試合終了! 熱い試合を見せた両者に拍手が送られた。
判定はジャッジ1名が藤牧の勝利を支持したが、ほかの2名はドロー。王座は決定せず、タイトルは規定により主催者預かりとなった。
▼スペシャルプロレスタッグマッチ 60分1本勝負
藤原敏男、初代タイガーマスク、アントニオ・小猪木
vs
藤原喜明、男盛り、元気MAN
※和田レフェリーのフォール勝ち
恒例となったスペシャルプロレスタッグマッチは、今年も藤原敏男会長が一升瓶を片手に大暴れ。場外へ飛んだり、レフェリーに攻撃を加えたりと場内を大いに盛り上げたが、最後は男盛りに尻で顔を押さえ込まれ、両手両足を4人の選手に極められて無念のギブアップ。
しかし、試合結果はなぜかレフェリーの和田良覚が藤原会長から勝利を収めたことになった。本来ならここで、怒った藤原会長が和田レフェリーをやっつけるはずだったが、藤原会長のダメージが大きく、和田レフェリーは命拾いをした。
▼第7試合 WPMF日本スーパーバンタム級次期挑戦者決定戦 3分5R
○日下部竜也(OISHI GYM/WBCムエタイ日本同級王者/同級2位)
判定3-0 ※48-47、48-47、49-46
●一戸総太(ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF日本バンタム級王者/同級1位)
飛び跳ねるようなフットワークを駆使した日下部が、後ろ蹴りと足への後ろ廻し蹴りで攻める。慎重な一戸は右ローを蹴り続け、日下部が入って来るところにヒジを合わせる。
やや優勢に試合を進めていた一戸だったが、最終ラウンドに日下部の左フックをもらって腰を落としたところでダウンを宣告され、日下部が判定勝ち。王者・清水雄介への挑戦権を手に入れた。
▼第6試合 IT’S SHOWTIMEルール 61kg級 3分3R
○山本真弘(藤原ジム/元全日本フェザー級王者、Krushライト級グランプリ2009 優勝、Kick Returnトーナメント 優勝、IKUSA -U60 GP優勝)
判定5-0 ※五者とも30-25
●金澤元気(新宿レフティー/WPMF日本ライト級1位)
1Rからパンチでアグレッシブに攻める山本が、左ハイキックからのワンツーでダウンを奪う。2Rにも左ハイキックでダウンを奪い、パンチと飛びヒザ蹴りで圧倒して山本が大差の判定勝ちを収めた。
▼第5試合 WPMF日本女子 57kg契約 2分3R延長1R
○Little Tiger(F・Team Tiger/WPMF日本女子アトム級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)
戦前の予想通り、蹴りのTigerとパンチの紅絹という展開になった。1Rと2RはTigerが顔面横蹴りと左右のミドルでやや優勢に立ったが、3Rは紅絹が左右のフックで前へ出て左ストレートをヒットさせ、ドローに持ち込む。延長RはTigerが蹴りで離れて戦い、横蹴りで紅絹のアゴを2度跳ね上げ、左ストレートで仰け反らせてTigerが判定勝ちした。
▼第4試合 WPMF日本ライトヘビー級 3分3R延長1R
○寒川直樹(バンゲリングベイ・スピリット/M-1ライトヘビー級王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●悠生(藤サクレック7F/WPMF日本ミドル級4位)
▼第3試合 WPMF日本ウェルター級ランキング戦 3分3R延長1R
○笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/元J-NETWORK同級王者/同級6位)
判定2-0 ※29-28、29-28、28-28
●高 修満(エイワスポーツジム/同級5位)
▼第2試合 WPMF日本ウエルター級 3分3R延長1R
○板倉直人(スクランブル渋谷/同級7位)
KO 2R1分18秒 ※左ローキック
●トースナー・ノンタチャイ(タイ)
▼第1試合 WPMF日本ライト級ランキング戦 3分3R延長1R
○和城(TANG TANG FIGHT CLUB/同級10位)
判定3-0
●若菜千明(レンジャー品川ジム)
▼オープニングファイト WPMFミドル級 3分3R
○光成N720(エイワスポーツジム)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−27
●原 博昭(峯心会)
★メインイベント第3試合(梅野源治vs森井洋介)、メインイベント第2試合(T-98vs渡部太基)の試合結果はこちら
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