パンクラス
「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」
2012年9月1日(土)東京・ディファ有明
観衆=1,831人(満員・主催者発表)
▼第10試合 バンタム級 5分2R
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場/チームZST)
一本 1R1分53秒 ※三角絞め
●沼倉雄太(TRIAL/バンタム級5位)
清水はZSTの看板を背負って4月28日にパンクラス初参戦を果たすも、手塚基伸に判定負け。7月1日には打撃のないキャッチレスリングルールで長谷川孝司を破り、今回が3度目の参戦となる。対する沼倉はバンタム級5位にランキングされている選手で、2011年ネオブラッドトーナメント(新人王トーナメント)優勝、今年1月28日には元・修斗世界フェザー級王者の大石真丈を破った実績が光る。
1R、サウスポースタイルから細かくジャブを突き、左ストレートを伸ばす沼倉。清水をコーナーへ押し込み、パンチとタックルの連続攻撃。
清水はアームロックを取りながら沼倉を寝技に持ち込むと同時に三角絞め! 清水が鮮やかな一本勝ちを飾り、ブレイブボーナス(KO,、一本勝ちに与えられるボーナス)を手にした。
清水は6月8日にカザフスタンで獲得したBUSHIDO FCのベルトを腰に巻くと、「パンクラスのランキングの選手と当ててもらえてありがとうございました。ランキングの選手に勝ったということで僕もランカーになれると思います。パンクラスの大きなバンタム級のベルトが欲しいです。一本、二本では物足りないです。もっと欲しいです」と、パンクラスのベルト獲得を宣言した。
▼第9試合 フェザー級 5分2R
○清水ダイキ(アカデミア・アーザ水道橋)
判定2−0 ※20−19、19−19、20−19
●市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)
サウスポースタイルから右フックを振り回す市川に対し、清水はしつこく組み付いていく。立ち上がる市川を何度もテイクダウンし、2R終盤には下からの三角絞めの体勢に。この体勢を長い時間キープし、清水が判定で勝利を収めた。
▼第8試合 フェザー級 5分2R
○太田駿平(D-ONEジム)
判定3−0 ※20−18、20−18、20−19
●伊禮真也(いれい・しんや/和術慧舟會 HEARTS/豪州Fury MMA ライト級王者)
パンチ、ヒザ蹴りと打撃で攻める伊礼に大田は組み付いていく。2Rにはサイドからバックを奪い、立とうとする伊礼を抑え込む。伊礼の打撃を組み技で封じた大田が判定勝ちした。
▼第7試合 ウェルター級 5分2R
梁 正基(STAND)
裁定保留 1R1分45秒 ※梁がドクターストップのため
レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会)
梁が蹴りを放った際にスネが割れて流血。裂傷が骨膜まで達しているとのドクターの診断が下され、試合は1R1分45秒でストップされた。なお、裁定は後日発表となる。
▼第6試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R
○永木健二(レッスルウィン)
一本 1R3分 ※チョークスリーパー
●西川純矢(GRABAKA)
※永木がウェルター級優勝。
1R序盤に西川の右フックがヒットし、フラッシュダウンを奪う。しかし、グラウンドでバックを奪った永木が片腕を西川ののど下に差し込んでチョーク! 見事な一本勝ちを奪った。
▼第5試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 ライト級 5分2R
○須貝幸市(パンクラスTEAM FIGHT SUNS)
判定3−0 ※20−20(マスト須貝)、19−19(マスト須貝)、20-19
●大橋省吾(吉田道場)
※須貝がライト級優勝。
両者サウスポーで右のパンチを互いに上手く当て合う。大橋は右アッパーを何度もクリーンヒットさせ、ワンツーで須貝を流血に追い込む。須貝は左右フックで逆転KOを狙い、大橋はジャブで突き放そうとする。右フックで大橋に尻餅をつかせる場面もあった須貝が判定勝ちした。
▼第4試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 フェザー級 5分2R
○原田惟紘(はらだ・ただひろ/パラエストラ北九州)
一本 2R1分52秒 ※チョークスリーパー
●松岡崇志(STBjipan)
※原田がフェザー級優勝。
1Rからスタンドでもグラウンドでも有利なポジションをキープして攻め続けた原田が、2Rにバックを奪ってチョークスリーパー。松岡が腕を持ってディフェンスすると、原田は脇腹を殴ってから再びチョークを極めてタップを奪った。
▼第3試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R
○中島太一(パラエストラ東京)
一本 1R3分19秒 ※アームロック
●北郷祐介(和術慧舟會横浜道場)
※中島がバンタム級優勝。
首投げでテイクダウンを奪った中島がしっかりとポジションを整えていき、サイドから両足で相手の首を絞めながらアームロックの体勢を作る。最後は一気に力を使ってアームロックを極めた。
▼第2試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 スーパーフライ級 5分2R
○古賀靖隆(Lotus世田谷)
判定3−0 ※20−19、20−18、20−19
●島袋 力(CORE)
※古賀がスーパーフライ級優勝。
ステップと左右の構えのスイッチを多用した島袋だが、古賀のタックルにつかまってテイクダウンを奪われる、1Rと2Rに一度ずつ古賀がフロントチョークを極めかけ、古賀の判定勝ちとなった。
▼第1試合 第18回ネオブラッド・トーナメント決勝戦 フライ級 5分2R
○木内崇雅(和術慧舟會GODS)
判定3−0 ※三者とも20−18
●早坂優瑠(CORE)
※木内がフライ級優勝。
1R、2Rともに下からの三角絞めを仕掛け、極まらないと見るや相手の頭を足で抱えたまま顔面へパンチを放っていった木内が判定勝ち。早坂は2R終盤に上からのパンチで逆襲したが、木内は頭を左右に大きく振ってかわした。
▽本戦第1部
▼第1試合 バンタム級 5分2R
△CORO(和術慧舟會TLIVE)
ドロー 判定0-1 ※20-20、20-20、19-20
△藤井伸樹(ALLIANCE)
★メイン(佐藤豪則vsKEI山宮)〜第11試合(ISAOvs田中達憲)の試合結果はこちら
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