10月4日（木）都内ホテルにて、昨日に東京・日本武道館で開催されたTBS/FEG主催『Ameba presents K-1 WORLD MAX 2007〜世界一決定トーナメント決勝戦〜』の一夜明け会見が行われた。会見には優勝したアンディ・サワー（オランダ/シュートボクシング オランダ）、プロ5勝目を挙げたHIROYA（日本/フリー）、そして谷川貞治イベントプロデューサーが出席。

「昨日はタフなトーナメントを制することが出来て嬉しく思っている。厳しいトーナメントになると思っていて、正直まさか勝てるとは思っていなかったので勝った瞬間は本当に嬉しく思った」と語るのは王者サワー。

「初戦をラクに勝ち進めた結果だと思う。クラウスは佐藤と激しい試合をしたので疲れた形で上がってきて、これは厳しい試合ではなくなると思っていたのにタフな試合をして喰らい付いてきたので、予想外にタフな試合でした。魔裟斗は怪我をしていると聞いたので、ゲームプランをもって試合をしてその通りに進めて勝つことが出来た」と昨夜の3戦を振り返る。

　優勝できた要因としては「前回と比べて今回はダメージが少なく、ラウンド数も少なかったことがあげられる」とサワー。「ドラゴ戦でアバラに蹴りを受けたくらいでラクに上がれたのが大きい。今回は4Rしか闘わず決勝戦へ進めたからね。去年は準決勝で魔裟斗と激しい試合をして、決勝までに6Rをこなしていたからダメージもいっぱいあった」。

　これで2度目の優勝を飾ったことになるが、サワーは満足することなく試合をどんどんこなしていきたいという。「まず今月末にシュートボクシングの試合で勝ちたい。次は11月24日にオランダでSBの大会をやるので、僕はニッキー・ホルツケンと闘う。そこでも勝ちたい。そして、Dynamite!!のオファーを受けて勝ちたいと思う」と“全勝”を狙う。