1月31日(日)北海道・函館市民体育館で開催されるキックボクシングイベント『WILD KICK BOXING〜縁〜』のセミファイナルに出場する鈴木悟(バンゲリングベイ・スピリット/UNIT-K)の対戦相手の変更が発表された。
当初、鈴木はIRONMAN(ブラジル)と対戦する予定だったが、IRONMANが練習中の負傷により欠場、その代役としてアラン・ヤナヒハ(ブラジル)が出場する。ヤナヒハは3戦3勝の戦績を持つ。
また、鈴木の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された。インタビュー詳細は以下の通り。
――急な対戦相手の変更となりました。
「まあ別に。誰が相手でも一緒です。でも、対戦相手の負傷を聞いた時は、せっかく試合が決まったのに函館で試合が出来ないのは残念だなと思いましたね」
――代打選手のアラン・ヤナヒハ選手ですが、映像は見ましたか?
「あんまり情報がありすぎて、変に先入観を持って油断とかするといけないので」
――コンディションの方はどうですか?
「減量がちょっと。まあ、計量までには間に合わせます」
――新田明臣会長からはどんなアドバイスを?
「特にないですね(笑)。新田さんも僕がベストコンディションで、全力でやれば負けないと言ってました」
――昨年はバンゲリングベイに移籍して、ボクシング転向後初のキック勝利(2009年9月20日、阿久澤英一戦)を挙げました。新田会長の指導はどうでしたか?
「キックボクシングの技術を身につけようとした時期に、『ボクシングをやらないでどうすんだ』と前面に出してくれました。ボクシングで相手を倒す闘い方を学びました」
――前回はヒザ蹴りに苦しんでいましたが、今回は首相撲なしのルールです。こちらの方がやりやすいですか?
「前回はコンディションが最悪で動きが取れなく、それで首相撲に捕まった感じでしたね。今回はコンディション面で悪くはなく、試合に臨めると思うので絶対に勝ちます」
――いい感じでリラックスしている様子が伝わってきました。
「そうですね。もう、年も年ですし(笑)。経験もだいぶ積んでベテランの域に達してますから」
――今回の試合で函館のファンに見てもらいたいポイントはどこですか? 鈴木選手が初勝利を挙げた同じ日、立嶋篤史選手も勝ちましたよね。お二人ともいい意味で泥臭い人生を感じました。
「ボクシングからキックに転向して、『やっぱりダメだった』で終わりたくはないんです。今、キックを始めてまだ5年です。負けてばかりですが、諦めずにきました。キックで成功したいと思っています。僕がもし今、ボクシングを続けていて負けが込んでいたら、辞めようかなと考えています。でも、キックボクシングという新しいジャンルでやってきて、まだ成長しています。そういうところを見てもらいたいですね」
――「まだ5年」と言えるというのは、キックボクシングをやることそのものが面白いということですか?
「そうですね。力が伸びてると感じている以上は楽しいですよ」
――函館のファンにメッセージをお願いします。
「函館には初めて行くんですけど、試合を見てもらって函館の人たちの温かい声援を受けたいですね。いい試合をしたいのでよろしくお願いします」
――それでは、当日は倒すか倒されるかの試合が見られますか。
「いや、僕が倒すだけです!」
WKO
「WILD KICKBOXING〜縁〜」
2010年1月31日(日)北海道・函館市民体育館
開場時間17:00
<変更対戦カード>
▼73kg契約 3分3R延長1R
鈴木悟(バンゲリングベイ・スピリット/UNIT-K)
VS
アラン・ヤナヒハ(ブラジル)
<全対戦カード>
▼メインイベント(第7試合) 初代WKOライトヘビー級王座決定戦 3分3R延長1R
寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット/M-1ライトヘビー級王者)
VS
レオナルド・アレス(ブラジル/Dual Impact優勝)
▼第6試合 73kg契約 3分3R延長1R
鈴木悟(バンゲリングベイ・スピリット/UNIT-K)
VS
アラン・ヤナヒハ(ブラジル)
▼第5試合 71kg契約 3分3R延長1R
我龍真吾(ファイティングマスター)
VS
拳士(フリー)
▼第4試合 85kg契約 3分3R延長1R
ヤン・カシューバ(カナダ/バンゲリングベイ・スピリット/UNIT-K)
VS
中村勇太(和術慧舟会TEAM T-REX)
▼第3試合 60kg契約 3分3R延長1R
KO-ICHI(新宿レフティ)
VS
平塚大士(稽道会)
▼第2試合 60kg契約 3分3R延長1R
岩崎悠斗(バンゲリングベイ・スピリット)
VS
対馬信人(小比類巻道場三沢支部)
▼第1試合 フェザー級 3分3R延長1R
福島正義(バンゲリングベイ・スピリット)
VS
永山敬之(士道館札幌道場)
<ゲスト>
ニコラス・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/2001年K-1 JAPANグランプリ王者)
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush70kg級トーナメント優勝)
※当日、サプライズゲストの登場あり
<チケット料金>
VIP席 20,000円/RS席 12,000円/S席 8,000円
A席 5,000円/2階 5,000円/立ち見 4,000円
※小学生までは無料
<チケット発売場所>
チケットぴあ
ローソンチケット
CNプレイガイド
松柏堂プレイガイド
<お問い合わせ>
Dエンタープライズ=TEL:0138−33−5900
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