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【K-1】3年で200〜300億円相当の資金調達、5年後をめどに企業価値1,000億円目指す

2010/07/16


↑(左から) チョン・ヨンスFEG KOREA代表、谷川貞治FEG代表、PUJIのマイケル・チェン氏と野中丈太郎氏、笹原圭一DREAMイベントプロデューサー

  7月16日(金)都内ホテルにて、『K-1』と『DREAM』を主催する株式会社FEGの今後の事業展開に関する記者会見が行われた。会見には谷川貞治FEG代表、チョン・ヨンスFEG KOREA代表、笹原圭一DREAMイベントプロデューサーらが出席した。

 会見の冒頭、谷川代表は次のように会見の趣旨を説明した。

「我々が今後目指す事業について説明したいと思います。いま日本は国際競争力が海外に負けているんじゃないかと言われて久しいですけれども、格闘技界も同じような現象が起こっていまして、2000年の前半にK-1とPRIDEがしのぎを削っていた頃は世界の格闘技マーケットの8割を日本が独占していた状況がありました。日本発世界へというものがリアリティを持って、海外の選手はとにかく日本で試合がしたいと。そういう時代が2000年前半にありました。

 2010年はそれが逆転していまして、世界のマーケットの2割が日本で8割が海外に持っていかれたのが正直な状況でございます。2010年という10年一区切りで考えると、このままではいけない。私どももずっと感じていましたが、このままだと総合格闘技のファンがよく言う“ガラパゴス状態”、日本だけが取り残されている状態になってしまうんじゃないか。私もプロデューサーになって10年が経ち、このままでは本当にいけないということで根本的に世界のマーケットを見据えたビジネススキームを変え、国際競争力を高めなければいけないと痛切に思いまして、この1年間くらいそういう仕事ばかりをやっているところです。

 今日、ご紹介したいのはPUJIという上海と北京を拠点とした非常に大きな投資銀行なんですが、そこと海外の戦略に関しまして、戦略的な独占パートナーシップを結ばせていただきまして、今後PUJIさんにお手伝いしてもらいながら世界中から資本を集めたり、事業パートナーを募集しているところです。

 サッカーを見ていて凄く羨ましかったんですけれど、格闘技をワールドカップのようにするためには我々の手だけではもう限界。世界中から資本を募り、あるいは事業パートナーを募って大きく展開したいと考えている次第です。

 まずFEGが“SPV”という特別目的事業体を作りまして、ここに資本や事業パートナーを募ります。それでUFCにもWWEにも負けない、本当にサッカーのワールドカップのFIFAのような組織を目指して資金提供やノウハウを集めていきます。我々自身がSPVを作っていきますので、誤解のないようにしておきたいのは、他の会社に身売りするということでは全然ございません。要するにFEGが主体となって、PUJIという非常に中国で大きな銀行がパートナーとなって資金を集めていくということです。すでに大きな会社がいくつか名乗りを上げていますので、それは後ほど説明していただきます。

 K-1もDREAMも日本で生まれた格闘技ビジネスというものを、もう一度ガラパゴスにならないような状態で世界に打って出るために新たな決意表明、そして我々がこれだけ盛り上げた日本の格闘技をもう一度世界へ向けて力をつけてやっていくためには、僕はアジアが中心となってやっていくのがいいと思っています。アジアで手を結び、アジア発世界へで推していきたいと思います。我々のプロデュースは大げさではなく、世界最大のファイティングスポーツカンパニーのようなものなので、それを作り直そうと。

 海外の格闘技団体に負けているんじゃないかとか、選手を獲られているんじゃないかといろいろ言われる中で、我々が培ってきたノウハウやイベントの面白さ、K-1は世界135カ国で放送されていますから信頼性はまだまだあります。我々が一番にならないといけないと思って、今後は国際競争に勝つつもりで頑張っていきます」

 続いて、PUJI CAPITAL Managing Partnetのマイケル・チェン氏がマイクを持ち、約20分にわたって趣旨を説明した。

「今日はエキサイティングな今後の事業展開についてお話をさせていただきたいと思います。PUJI CAPITALはPuji Holdingsというグループの中のひとつで、上海をベースに香港やシンガポールなどにヘッドクォーターオフィスを持っています。Puji Holdingsはまだ若い投資銀行でございます。約6年前に設立されたんですが、設立したメンバーはそれぞれ国際的な金融グループに属していたエキスパートばかりです。

 私たちが何をやろうとしているかをお話します。FEGさんはいま世界で最も急速な発展を遂げている格闘技ビジネスの中核的な存在でありました。FEGさんが持っている格闘技コンテンツはグローバルマーケットにおいて非常に大きな可能性を秘めています。格闘技の世界で世界的に認識されているブランドを持っていることが非常に重要でありまして、FEGが持っているプラットフォームとしての可能性、これは誰もが見たことや聞いたことのあるK-1あるいはDREAMというブランドの価値が非常に高い。

 私どもPUJIの役割はFEGのプラットフォームの国際化。事業体として国際化することです。そして出来るだけ速やかにその基盤を活用した形で事業構築を図っていくことです。私たちは過去数カ月間にわたって様々な潜在的な事業パートナーとの交渉を進めてきました。その事業パートナーはそれぞれの地域、例えばヨーロッパやアジアにおいて非常に強力な影力、あるいは実行力を持った組織であると言っていいと思います。

 これまで私どもが行ってきたリサーチの中で、最も大きな市場的な価値を見出しているのは、やはりアジアとヨーロッパの2つの大きな地域であろうと考えています。もちろん北米地域においてもFEGは大きな可能性を持っています。しかしながら、アジアとヨーロッパ市場の可能性の高さから見ますと、すでに開発され尽くしているような北米マーケットよりも、アジアとヨーロッパにおける可能性や市場的な価値はきわめて大きいでしょうし、速やかな事業展開が可能だと思っております。

 交渉中の事業パートナーとして、ひとつはShanghai Media Group(SMG)。これは中国最大の国営メディア事業体です。もうひとつはInfront Sports & Mediaという企業です。これはスイスに本社を置いていまして、おそらく世界トップ3に位置づけられる国際的スポーツ・マーケティングの企業です。特にFIFAのワールドカップにおける放映権ライセンス窓口としての仕事をしております。特にInfront社は中国あるいは日本に向けて、メディアコンテンツの展開を行っていきたいと、K-1あるいはDREAMに対してきわめて大きな可能性を感じているとのことです。この2社以外にも同等の規模を持った企業体と交渉をしております。

 ひとつのステップとして、初年度はSPVを作りましてこれらの事業パートナーと提携する形で、この3年くらいの間で200〜300億円相当の資金調達を図り、5年後をめどに企業価値が1,000億円になるくらい事業構築を図っていきたいと思っています。

 今後はSPVを中心に一種のハブといたしまして、そこから先は各地域に現地でも運営会社を設立いたします。そして、FEGのプラットフォームの中で各地域に現地法人を設けましてそこに対してFEGが直接オペレーションを行っていくという形をとりたいと考えています。

 いま申し上げたのは非常に大まかなスキームと言いますか、今後FEGの国際的な展開、事業拡大を図っていく上でのひとつのスキームであると考えています。これを行うことによって私どもPUJIとしましてはFEGの持っている事業的な可能性を最大化することが出来るだろうと考えるわけです。

 FEGは他の組織と比べても非常に大きな強みを持っております。それはK-1とDREAMという2つの大きなカテゴリーを持っていることです。同時にK-1は世界で最も急速に発展を遂げたジャンルであるだろうと思います。しかもブランドとして認知度も高いわけです。皆さんが日本で感じている以上にアジアやヨーロッパでのK-1に対する認知度・価値観はきわめて高いものだと感じております」

 次にチョン・ヨンスFEG KOREA代表が「最も大事なことは現地でのスター発掘。FEG KOREAは去年の暮れからテコンドー協会と交流を始めています。その中にはK-1に向いている選手がおり、その選手を発掘して育成していきましょうという話を進めておりまして、すでに有望な選手を確保しております。テコンドーは世界に約7,000万人の登録選手を持っております。今後のグローバル化の展開によって韓国だけでなく、世界各国の中からテコンドーをベースにしたスター選手が発掘・誕生してくると期待しております。また、韓国でも優秀な企業からこの投資案件に非常に興味があるとのことから、先月から協議を進めております」と発表。

 笹原DREAMイベントプロデューサーは「大雑把に言いますと、アジアを中心にマイケルさんたちの力を借りてアジアに大きなマーケットを作ると。先ほどお金の話が出ましたが、格闘技の持っているポテンシャルはいま言われたような金額は決して大げさではないと思っています」と補足説明がされた。

 記者との質疑応答でマイケル氏は「中国でMMAとK-1という2つのカテゴリーをもし展開するとしたら、MMAに関してはまだ非常に難しい。おそらく中国ではK-1を先行させて大会を実施することになると思います。年内に最初の大会を開催したいと考えております。中国ではカンフーの道場が多数作られていますが、中でも散打ではK-1に近い練習が行われています。ですから中国はK-1にとって金の鉱脈の可能性がある。一説によると中国には16億人いると言われていまして、16億人の中には我々が目にしたことのないようなもの凄い才能が埋まっているかもしれない」と答えたが、谷川代表は「誤解されているかもしれませんが、PUJIさんは業務提携した中であくまでも資金調達とか議場パートナーを集めて、我々のやっているK-1とDREAMを世界的なイベントにしていくことが役割なので、PUJIさんがお金を出してFEGのオーナーになるとか、コンテンツを何とかするというわけではなく、あくまでも我々がコンテンツ作りをする。僕らもそっちの方が専門なので、とにかく世界中でいいイベントをやるという専門職にもっと特化して、僕らが苦手な資金調達などの部分に関してはPUJIさんにお願いするということです」と補足した。

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