JPMC(ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッティ)は8月18日(水・現地時間)中国のリゾート地として注目されている海南島の海口市で、前WPMF世界ライト級チャンピオンの“鉄人”増田博正(スクランブル渋谷)がWBCムエタイ世界暫定ライト級王者決定戦に挑戦する事が決定したことを発表した。
対戦相手はジャルンチャイ・ウッドドニムアン(タイ)。2005年8月22日に石井宏樹、2006年11月12日に小林聡と対戦しており、日本でもお馴染みの選手だ。ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座を長きに渡り保持。その他にもタイ国プロムエタイ協会同級、オームノーイスタジアム同級、WMC世界同級チャンピオンの座にも就いたことがある。
7月21日に現地で行われた会見には、海南島の副知事チェン・ヤ・ジュン氏及び海口市の市長ツォー・ハン・ソン氏が参加。ジュン氏は「ボクシングや格闘技業界で既に有名なWBCブランドはこの中国の有名な南の島に素晴らしいスポーツのアトラクションをもたらすことでしょう」と述べた。またソン氏は「このプレステージの高いイベントは中国国内を始め、世界各国に関心もたらす事でしょう」と述べている。
プロモーターのトニー・チャン氏は「海南島はファーストクラスのレジャー・スポーツのスポットとして有名になりつつあります。その海南島にとって、このイベントは素晴らしい世界のムエタイ選手による戦いを見せる最高のスポーツイベントになるでしょう」と挨拶した。
同大会では今年3月にロサンゼルスでマグナム酒井と戦い、WBCムエタイ世界ライトへビー級チャンピオンになったガオグライ・ゲーンノラシンがスーパーファイトで参戦。WBCムエタイ女子ライト級世界タイトル戦も行なわれ、在米日系人選手のミリアム・ナカモト(USA)がクレアー・ヘイグ(ルクセンブルク)と対戦する。
WBCムエタイ実行委員会
「The Path to the World Champion WBCムエタイ世界王者への道」
2010年9月26日(日)東京・後楽園ホール
<決定対戦カード>
▼メインイベント WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
国崇(拳之会/NJKF/王者)
VS
リー・ニング(中国/2009年WBCムエタイ中国王者/挑戦者)
▼WBCムエタイルール日本統一フライ級タイトルマッチ 3分5R
大槻直輝(OGUNI/NJKF/王者)
VS
加藤竜二(橋本/MA日本キックボクシング連盟同級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイルール日本統一バンタム級王座決定戦 3分5R
藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/REBELS)
VS
山本ノボル(契明/MA)
▼WBCムエタイルール日本統一スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
中須賀芳徳(OGUNI/NJKF)
VS
末廣智明(大道塾吉祥寺支部)
▼WBCムエタイルール日本統一スーパーウェルター級初代王座決定戦 3分5R
武田一也(JMC横浜/MA)
VS
山内裕太郎(team Pitbull/Krush)
▼WBCムエタイルール日本統一スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
山本佑機(橋本/MA/王者)
VS
高橋誠治(町田金子/NJKF/挑戦者)
▼WBCムエタイルール日本統一ウェルター級王座次期挑戦者決定戦 3分5R
大和侑也(大和/NJKF同級王者)
VS
一貴(マスターズピット/MA日本キックボクシング連盟同級王者)
<出場決定選手>
羅紗陀(キング/NJKFスーパーフェザー級王者)
梅野源治(PHONEX/REBELS/WPMF日本スーパーバンタム級王者)
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