10月10日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-6』のダブルメインイベント、MA日本ライト級王座決定戦で対戦する梶田義人(武勇会)と田中秀和(士道館・橋本道場)、そしてMA日本フェザー級王座決定戦で対戦する十二林稔(HOSOKAWA)とBOB(MAG)の4選手の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された。
■梶田義人「右ストレートで倒す」
――昨年10月には田中秀和選手に一度勝っています。大きなアドバンテージなのでは?
「確かに勝っているけど、それが甘えにならないようにしないと。心のどこかに『俺は一度田中に勝っている』という気持ちが残っていたら、ヘンなスキになる可能性があるじゃないですか。過去のことは忘れ、今回は挑戦者のつもりで試合に挑みます」
――田中選手の印象を教えて下さい。
「ヒジとか狙ってくるタイプですよね。テクニックはあるし、よく相手を見て闘っていると思います。田中選手は僕よりキャリアが2倍くらいある(※梶田は12戦、田中は24戦)ので、僕から見たらベテラン。正直、僕よりスタミナもあるでしょう。そこをどう潰すかが勝負になってくると思います」
――どんな勝ち方をイメージしますか?
「最後は得意の右ストレートで倒すイメージですね。まずはMAのチャンピオンになって、NJKF日本ライト級王者の一輝選手と再戦したい。去年やった時には僕が負けているけど、彼と『もう一度やろう』と約束しているんですよ」
■田中秀和「ヒザ+ローのスタイルを貫く」
――昨年10月、一度敗れている梶田選手の印象からお願いします。
「パンチがすごく強い。それでダウンしちゃいました。でも、その時と比べたら、自分もパンチをトレーニングしてきたので、打ち合いになっても大丈夫。打ち負けない自信があります」
――警戒すべき点は?
「パンチだけですね。梶田選手のパンチをもらわずに、ヒザとローでコツコツと攻める自分のスタイルを貫きたい。それで倒せたら一番ですね。橋本理事長からは『絶好のチャンス。絶対逃すな』と発破をかけられています」
――9月26日のWBCムエタイ8大タイトルマッチでは、MA勢が全敗を喫してしまいました。その影響は?
「もちろんあります(強調)。ウチ(橋本道場)からもふたり出て、どちらとも負けていますからね。MAが保持していたWBCムエタイ王座のベルトの数も減ってしまった。今夜MAの王座を獲ったら、WBCムエタイ王座に挑戦します」
■十二林 稔「最後まで粘り強く」
――調子の方はどうですか?
「結構調子はいいですね」
――空位のMA日本フェザー級王座を争うBOB選手の印象は?
「(向こうが得意とする)パンチ系には気をつけたいですね」
――向こうがパンチで勝負を挑んできたら?
「パンチで来たら、パンチで返します。蹴りで来たら、蹴りで返します」
――戴冠すれば、HOSOKAWAジム初のMA王者誕生となります。
「そうなりますね。でも、特に意識はしていません」
――どんな試合になると思いますか?
「最後まで粘り強く頑張ります」
――チャンピオンベルトを腰に巻いたら?
「とりあえずNJKF王者との対戦を目指します。獲ったら、彼らを倒しに行きますよ。(現在、NJKFフェザー級王者は中嶋平八、WBCムエタイ日本同級王者は心センチャイジム)」
■BOB「ガリガリ打ち合って最後は倒す」
――コンディションの方は?
「バッチリです。運良くタイトルマッチの舞台に立てるわけですからね。精一杯努力して、MAのチャンピオンになって、誰にも文句の言われないチャンピオンを目指したい」
――理想とする王者像がありそうですね。
「今のままの自分がチャンピオンになったら、いっぱい文句をいってくる奴がいると思うんですよ。当然、下(のランカー)は俺の首を狙ってくる。そういう奴らに何もいわせないようなチャンピオンになりたい」
――十二林選手の印象は?
「ガッツとハートのある選手ですね。蹴りを警戒したいと思います」
――どんな試合展開になると予想しますか。
「フルラウンド、ガリガリ打ち合って最後は殴り倒します」
――9・26WBCムエタイでのMA勢の試合結果は意識しますか?
「します(強調)。このままだったら、MAはチーズチャンピオン呼ばわりされてしまうじゃないですか」
――チーズ? どういう意味?
「穴だらけのチャンピオンという意味です。俺も穴だらけだと思うけど、もっと精進してNJKFや元全日本キック勢をぶっ倒したいと思います」
インタビュアー:スポーツライター 布施鋼治
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-6」
2010年10月10日(日)東京・ディファ有明
開場16:00 開始16:30
<全対戦カード>
▼メインイベント第2試合(第13試合) MA日本ライト級王座決定戦 3分5R延長1R
梶田義人(武勇会/同級1位)
VS
田中秀和(士道館・橋本道場/同級2位)
▼メインイベント第1試合(第12試合) MA日本フェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
十二林 稔(HOSOKAWA/同級1位)
VS
BOB(MAG/同級2位)
▼セミファイナル第3試合(第11試合) MA日本フライ級挑戦者決定戦 3分5R延長1R
飛燕野島(契明/同級1位)
VS
ローズ・達也(WS沖縄/同級3位)
▼セミファイナル第2試合(第10試合) MA日本スーパーライト級王座決定戦準決勝 3分5R延長1R
豪鬼(ワイルドシーサー群馬/同級2位)
VS
モハン・ドラゴン(村上塾/同級3位)
▼セミファイナル第1試合(第9試合) MA日本スーパーライト級王座決定戦準決勝 3分5R延長1R
深澤大輔(ダイケン/同級4位)
VS
加藤 渉(Kインター柏/同級5位)
▼第8試合 49kg契約 2分3R延長1R
☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
VS
ちはる(ウィラサクレック・フェアテックス/M-1女子ミニフライ級王者)
▼第7試合 バンタム級 3分4R延長1R
伊東拓馬(士道館・橋本道場/同級5位)
VS
調整中
▼第6試合 ウェルター級 3分3R延長1R
GORI(菅原/同級10位)
VS
石田龍也(大誠塾)
▼第5試合 58kg契約 3分3R
祥汰(チームS.R.K)
VS
鋭司(HIMI)
▼第4試合 ウェルター級 3分3R
小林準(JMC横浜)
VS
小森谷貴雄(ウィラサクレック・フェアテックス/M-1)
▼第3試合 MA日本ウェルター級新人王決勝戦 3分3R延長1R
山際和希(谷山)
VS
川口龍哉(武勇会)
▼第2試合 MA日本ライト級新人王決勝戦 3分3R延長1R
レンジャー桜井(士道館・ひばりヶ丘)
VS
狂平(武勇会)
▼第1試合 MA日本バンタム級新人王決勝戦 3分3R延長1R
宮元啓介(士道館・橋本道場)
VS
渡部 博(士道館・ひばりヶ丘)
▼オープニングファイト第4試合 スーパーライト級 2分3R
田中正臣(谷山)
VS
小田裕志(相模原)
▼オープニングファイト第3試合 フライ級 2分3R
リトル由(谷山)
VS
石塚喜彦(Kインター柏)
▼オープニングファイト第2試合 ヘビー級 2分3R
名取正則(ダイケン)
VS
林 武重(士道館・総本部)
▼オープニングファイト第1試合 73.5kg契約 2分3R
桜井友洋(JMC横浜)
VS
ゆとり・キック(阿門会)
<チケット販売所>
MA日本キックボクシング連盟事務局=TEL:042−530-8630
ディファ有明=TEL:03−5500−3731
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999
<お問い合わせ>
MA日本キックボクシング連盟事務局=TEL:042−530-8630
ナゴヤファイトクラブ/MA日本キックボクシング連盟
「KAKUMEI NAGOYA4〜カクメイキックなう。〜」
2010年10月24日(日)愛知・アスナルホール
開場18:00 開始18:30
<全対戦カード>
▼ウェルター級ショーダウンマッチ 3分3R延長1R ※ヒジあり
村田康行(Studio-K/MA日本同級4位)
VS
雪丸(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーライト級10位)
▼ウェルター級ショーダウンマッチ 3分3R延長1R ※ヒジあり
メリケン雄人(契明/MA日本ミドル級9位)
VS
和真(早川)
▼女子フェザー級 2分3R
大石綾乃(OISHI GYM/J-GIRLSフェザー級王者)
VS
IZUMI(Studio-K)
▼タケNFC引退記念試合 勝敗なし 3分1R
タケNFC(ナゴヤファイトクラブ)
VS
高野ヨシ(直心会/MA日本バンタム級3位)
▼ウェルター級 3分3R
井上“ブル”正憲(ナゴヤファイトクラブ)
VS
中川健太郎(KCJ・GET OVER)
▼スーパーフェザー級(59kg) 3分3R
カズ☆ソーンパヤック(真樹ジムAICHI)
VS
ザ・コウスケ(Studio-K)
※ほか1試合の予定
<チケット料金>
SRS席8,000円 A席5,000円
※当日券は全席1,000円増し
<チケット発売場所>
ナゴヤファイトクラブ=TEL:052-323-5500
<問い合わせ>
ナゴヤファイトクラブ=TEL:052-323-5500
http://www.nfc-nagoya.com/
大会情報ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/nagoyafightclub
MA日本キックボクシング連盟/花澤ジム
「−」
2010年10月31日(日)千葉・袖ヶ浦市臨海スポーツセンター
開場16:00 開始16:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第9試合) 日本VSイラン国際戦 ミドル級 3分5R
久保園ルイス(花澤/元WMAF世界ミドル級王者)
VS
アスガル・ギベチ(イラン大誠塾/イラン・キックボクシングミドル級王者)
▼セミファイナル(第8試合) 日本VSタイ国際戦 ミドル級 3分5R
宮本寛之(花澤/MA日本ミドル級2位)
VS
ウィラチャート・ウィラサクレック(タイ/WSR/元ルンピニースタジアムライト級6位)
▼第7試合 交流戦 フェザー級 3分4R
保田 俊(花澤/MA日本フェザー級3位)
VS
赤羽秀一(WSR/M-1フェザー級/元全日本フェザー級6位)
▼第6試合 ジム対抗戦 ウェルター級 3分3R
RIKU(HOSOKAWA)
VS
中河靖文(Kインター柏)
▼第5試合 交流戦 スーパーライト級 3分3R
井上エイト伸也(士道館・総本部)
VS
JYO(大誠塾)
▼第4試合 ジム対抗戦 ライト級 3分3R
村上 綾(HOSOKAWA)
VS
春日 翔(士魂・村上塾)
▼第3試合 ジム対抗戦 フェザー級 3分3R
小林 慶(KING BEE)
VS
清水克彦(DANGER)
▼第2試合 ジム対抗戦 フェザー級 3分3R
デラックス良矢(HOSOKAWA)
VS
岡田幹夫(KING BEE)
▼第1試合 交流戦 ヘビー級 3分3R
高橋竜平(士道館・総本部)
VS
巻渕 淳(闘伸会)
<チケット販売所>
MA日本キックボクシング連盟事務局=TEL:042−530-8630
<お問い合わせ>
MA日本キックボクシング連盟事務局=TEL:042−530-8630
●MA日本キックボクシング連盟2010年興行スケジュール
10月10日(日)東京・ディファ有明
11月27日(土)東京・後楽園ホール
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