11月5日（金）東京・クラヴマガ・ジャパン青山スタジオにて、ファブリシオ・ヴェウドゥム（ブラジル）がGBRのインタビューに応じた。

　今年6月にストライクフォースでエメリヤーエンコ・ヒョードルに一本勝ちし、世界にその名を轟かせたファブリシオ。ヒョードル戦後に肘の手術をし、その怪我が回復してからは世界各国を回るセミナーをスタート。これまでスペイン、クロアチア、UAE、フランスといった国を渡り、11月7日（日）に東京・中央区総合スポーツセンターでセミナーを行うため、約4年ぶりに来日した。

　このセミナーはクラヴマガ・ジャパンの松元国士代表が指導・初監修したDVD「HOW TO Self-Defense」の発売を記念して行われるもので、松元代表は共通の知人を通じてファブリシオと約1年前に知り合い「ファブリシオは性格的にも明るくて本当にいい人間なんですよ。接していくうちにすごく性格が合うなと感じるようになり、親交が深くなりました」（松元代表）という仲。DVDにはファブリシオのコメントが収録され、松元代表とファブリシオの親交が深いことから、日本でのセミナーが実現した。

　クラヴマガは1960年代にイスラエル軍で軍人向けに開発された戦闘術で、今日では一般的にも世界約20カ国で普及している実戦的な護身術。柔術、総合格闘技で活躍するファブリシオも「クラヴマガは自分の命を守るために必要な術を短い時間で覚えることが出来るもので、子供や女性にとってもすごくいいものだと思っている。

　 自分のベースになっているものもセルフディフェンスで、セルフディフェンスが幹となり、総合格闘技や柔術はそこから枝分かれしたものだと思っている」と護身術やセルフディフェンスには造詣が深く、「セルフディフェンスと競技としての格闘技は違うものだけど、どんな競技でもセルフディフェンスは必要なんだ」と競技におけるセルフディフェンスの重要性を説いている。

　今回のセミナーはファブリシオが総合格闘技に必要な立ち技・寝技のテクニックをレクチャーする内容となっており、「今の総合格闘家にとって足りないものはガードポジションでのテクニック。

　 今回のセミナーではガードポジションで相手に顔も触られないようなテクニックを教えたい。もちろんヒョードルを極めた三角絞めも教えるし、もっと日本のファンに自分の技術を伝えたいと思っている」とセミナーに向けた意気込みを話したファブリシオ。セミナーではヒョードルからタップを奪った世界最高の寝技が見られることになりそうだ。

「クラヴマガ・ジャパンオフィシャルDVD発売記念
ファブリシオ・ヴェウドゥム　スペシャル・セミナー」
2010年11月7日（日）東京・中央区総合スポーツセンター第1武道場

＜セミナー時間＞
18：00〜21：00

＜講師＞
ファブリシオ・ヴェウドゥム

＜セミナー内容＞
ファブリシオ・ヴェウドゥムが総合格闘技に必要な立ち技・寝技のテクニックをレクチャー

＜対象＞
18歳以上の男女

＜定員＞
100名

＜参加費用＞
■クラヴマガ・ジャパンメンバー
1名で申込み＝8,900円（税込）
2名以上で申込み＝8,400円（1名あたり・税込）

■一般（クラヴマガ・ジャパン非メンバー）
1名で申込み＝9,800円（税込）
2名以上で申込み＝9,300円（1名あたり・税込）

※今回はDVD発売記念として特別価格にてセミナー参加が可能
セミナー参加者全員にクラヴマガ・ジャパンのオフィシャルDVDを1枚進呈

＜お問い合わせ＞
クラヴマガ・ジャパン（担当：林）＝03−3263−4555