▲明日のメインイベントで対戦するウェルター級キング・オブ・パンクラスのURAKEN(左)と挑戦者・佐藤
2月5日(土)東京・ゴールドジム原宿にて、明日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR』の前日計量が行われた。
メインイベントで初防衛戦を迎えたウェルター級キング・オブ・パンクラスのURAKEN(Team ura-ken)は最初の計量で77.7kgと600gオーバー。しかし約1時間後の再計量では77.0kgでリミットをクリアし、「自分の体重計と計量で使っていた体重計に微妙に誤差があったみたいです(苦笑)。オーバーしていた時はちょっとびっくりしましたけど、全然大丈夫です。お風呂に入ってすぐに落ちました。コンディションは万全です」と減量苦などではなかった様子。
公開練習ではパンチのミット打ちを披露したURAKENだが、他に強化してきたものはスピードだという。「(計量を終えて)シャープに仕上がってますね。体のキレもあります。今回はスピードと脱力して動くことを意識してやってきました。スピードや脱力をイメージして、シャドー、ミット、スパーリングをやったので、シャープに仕上がってる。試合が楽しみです」と体のキレ、そしてスピードアップをアピールした。
対戦相手の佐藤豪則(Laughter7)を間近に見た感想を「すごく気合いが入っている感じがしました。仕上がりも良さそうですしね」と話すURAKEN。「ベルトを防衛するのではなく、獲りに行くという気持ちで試合をします。自分はパンクラス3戦目でタイトルマッチをやらせてもらって、4戦目でメインを張らせてもらうことに感謝しています。それに応えるために全力を尽くして戦いたい。
自分は試合の度にスキルアップして、ちょっとずつ力がついていると思うんですよ。前回の試合の反省点を活かせるような試合をしたいし、それが出来れば自ずとお客さんを楽しませる試合が出来ると思っています」と意気込みを語った。
一方の佐藤は76.8kgで一発クリア、「減量はきつくないんですが、早くお腹いっぱい食べたいです(笑)。ウェルター級に落として最初の頃は減量もきつかったですけど、今はもうそこまできつくないですね」とコメント。URAKENが最初の計量でオーバーしていたことは「多分、微調整の部分で少しオーバーしていただけだと思うので、特には気にならないです」と話す。
「テイクダウンを取って極めるというスタイルはいつもと一緒で、そこを重点的にやってきました。でも打撃もしっかり練習したので、打撃でも寝技でもどちらも出来るように準備してきました」とトータル的に強化してきたという佐藤。
今回が3度目のパンクラス王座への挑戦(1度目は2009年8月8日に竹内出に挑戦して引き分け、2度目は2010年2月7日に近藤有己に挑戦して判定負け=いずれもミドル級)となるが「自分がベルトを巻く姿を想像していますけど、過信にはならないようにしてます。3度目の正直ではないですが、ウェルター級は自分の適正体重だし、自信を持って試合に臨みたいと思います」とベルトへの想いを語った。
またセミファイナルで対戦する鳥生将大(パンクラスism)と石川英司(GRABAKA)は共に77.0kgでリミットをクリア。鳥生は「(石川は)キャリアがあって粘り強いタイプ。自分もレスリングと蹴りの選手なので、それを貫いて勝ちます。明日のテーマは必ず勝つ。自分の能力を出し切るだけです」と必勝宣言。
対する石川は「明日は久々のパンクラスですが、試合当日になったら色々と思うかもしれないですね。ただ今は鳥生選手を倒すことしか考えてない。僕がやりたいことは削り合い、明日は15分間、削り合おうと思います」と意気込みを語っている。計量の結果は以下の通り。
パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年2月6日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 開始16:30
※第1部は15:00〜
<全対戦カード>
▽本戦第2部
▼メインイベント(第12試合) ウェルター級 キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
URAKEN(Team ura-ken/王者)※宇良健吾から改名 77.7kg→77.0kg
VS
佐藤豪則(Laughter7/挑戦者・同級1位)76.8kg
▼セミファイナル(第11試合) ウェルター級 5分3R
鳥生将大(パンクラスism/同級2位)77.0kg
VS
石川英司(GRABAKA)77.0kg
▼第10試合 ウェルター級 5分2R
近藤有己(パンクラスism)76.6kg
VS
長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)76.9kg
▼第9試合 バンタム級 5分2R
川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜/同級1位)61.1kg
VS
村田卓実(和術慧舟會A-3/同級5位)60.8kg
▼第8試合 フェザー級 5分2R
鹿又智成(パラエストラ八王子/同級1位)65.8kg
VS
宮路智之(和術慧舟會TLIVE/2010年ネオブラッドトーナメント同級優勝)65.2kg
▼第7試合 ウェルター級 5分2R
KEI山宮(GRABAKA/同級3位)77.1kg
VS
窪田幸生(坂口道場一族)76.7kg
▼第6試合 バンタム級 5分2R
赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級3位)61.1kg
VS
佐藤将光(坂口道場 一族)61.1kg
▼第5試合 バンタム級 5分2R
大石真丈(フリー/同級2位)61.0kg
VS
滝田J太郎(和術慧舟會東京本部)60.8kg
▼第4試合 ライトヘビー級 5分2R
福田雄平(HIDE’S KICK)93.4kg→94.0kg
VS
田中章仁(SRC育成選手/2001〜2007年レスリング天皇杯全日本選手権7連覇&学生レスリング6冠)※デビュー戦 92.5kg
▼第3試合 フライ級 5分2R
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級5位)56.2kg
VS
松永義弘(禅道会新宿道場)54.0kg
▼第2試合 フライ級 5分2R
廣瀬 勲(ストライプル/同級3位)56.5kg
VS
佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)56.5kg
▼第1試合 ライト級 5分2R
太田純一(GOKITA)69.9kg
VS
徳留一樹(パラエストラ八王子)70.0kg
▽本戦第1部
▼第7試合 ウェルター級 5分2R
北田 有(和術慧舟會富山支部S.P.O)75.1kg
VS
西坂タツヒコ(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)※当日計量
▼第6試合 ライト級 5分2R
高橋克典(GRABAKAジム/2010年NBTライト級準優勝)70.0kg
VS
下山 大介(和術慧舟會TLIVE) 69.9kg
▼第5試合 フェザー級 5分2R
ワッサン相原(TEAM SNAP)65.8kg
VS
増田良太(GRABAKAジム)65.9kg→65.7kg
▼第4試合 フェザー級 5分2R
斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)65.7kg
VS
ジョン・ショレス(ロデオスタイル)65.7kg
▼第3試合 フェザー級 5分2R
伊藤尚司(CORE)65.8kg
VS
櫻井明大(BLUE DOG)65.4kg
▼第2試合 バンタム級 5分2R
清水隼人(パンクラスP’sLAB横浜)61.0kg
VS
近藤尚平(U-FILE CAMP登戸)61.0kg
▼第1試合 フライ級 5分2R
辻田大祐(秋本道場jungle junction)56.6kg
VS
泰斗(KIBAマーシャルアーツクラブ)56.4kg
<チケット料金>
VIP(1列目のみ) 12,000円 SS席10,000円
A席8,000円 B席6,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラス ストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5628−1984
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−000−777(Lコード 35727)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5628-1984
●パンクラス2011年大会スケジュール(8月まで)
3月13日(日)大阪・アゼリア大正ホール ※第17回ネオブラッドトーナメント1回戦
4月3日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント1回戦
5月3日(火・祝)東京・ディファ有明
6月5日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント準決勝
7月10日(日)東京・ゴールドジム大森
7月23日(日)東京・新宿FACE
7月31日(日)大阪・アゼリア大正ホール
8月7日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦
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