▲ 過去の戦績は1勝1敗1分、今回が文字通りの決着戦となる紅絹(左)と安倍
3月6日(日)東京・新宿FACEで開催される『J-GIRLS Catch The Stone〜13』にて、J-GIRLSミニフライ級王座決定戦を争う同級1位・紅絹(フォルティス渋谷)と同級2位・安倍基江(アカデミア・アーザ)の試合直前コメントが、主催者を通して発表された。
前王者の神村エリカが1月に同王座を返上、ランキング1位と2位によって新チャンピオンの座が争われることになった。紅絹は2008年11月からJ-GIRLSミニフライ級1位の座に君臨し続け、安倍も「Japan Queen Tournament 2009」王者、「World Queen Tournament 2009」準優勝と輝かしい実績を残しているが、共にJ-GIRLSのベルトを巻いた経験がない。両者は今回4度目の対戦で、結果は1勝1敗1分で五分。今回が“完全決着”の舞台となるだろう。
安倍が「とてもよい状態です。落ち着きの中にも、炎がメラメラと燃えている。そんな感じです」と好調ぶりをアピールしているのに対し、紅絹は「体調はいいんですけどね……花粉をどうにかしていただけないですかね? お客様、当日は会場に花粉は持ち込まないで下さいね。困りますから!」と花粉症に悩まされていると打ち明ける。
4度目の対戦となることについては、「やりにくいということはないです。3回対戦していますが、向こうも前回の試合からは強くなっているだろうし、戦い方も変えてくるでしょう。紅絹選手のイメージはしっかり持って練習していますが、過去のイメージに捕らわれ過ぎずに、その時に五感で感じるものを大事にして戦うつもりです」と安倍。紅絹は「もうね、いいでしょうと。安倍さんも思ってますよ。こんな牛と4回も戦いたくないって」と、コミカルな口調ながらも今回が最終決戦と思っているようだ。
ファンにはどんなところを見て欲しいかとの質問には、「賢く美しく戦う姿。その内に秘める熱い気持ちを見て下さい」(安倍)、「今回こそは、パンツがはみ出ていないか要チェックです。はみ出てたら、空き缶を投げて下さい。技術とかはないのであんまり見なくていいです」(紅絹)とこれも対照的な答え。
紅絹は2008年11月以来のタイトルマッチとなり、「あの時は勢いでガツガツ行ってましたからね。でもあの時負けててよかったです。あれでベルトを獲れてたら、完全に調子に乗ってましたからね。今はそこそこ頑張ってるから、もう獲ってもいいんじゃないですか?」と、今こそチャンピオンになる時だと語る。
安倍は「これで最後。完全決着をつけましょう。ベルトは自分が巻きます!」と高らかに宣言した。
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The Stone〜13」
2011年3月6日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30(予定)
<決定対戦カード>
▼J-GIRLSミニフライ級王座決定戦 2分5R延長1R
紅絹(=もみ/フォルティス渋谷/同級1位)
VS
安倍基江(アカデミア・アーザ/同級2位)
▼J-GIRLSバンタム級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
陣内まどか(フォルティス渋谷/Wヒロインズカップ優勝/同級2位)
VS
魅津希(=みづき/白心会/JEWELS ROUGH STONE GP 2010 -56kg級優勝)
▼J-GIRLSバンタム級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
くみこぱとら(MA・契明/同級1位)※難波久美子より改名
VS
大石ゆきの(OISHI)
▼J-GIRLSアトム級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
美保(KFG/同級3位)
VS
坂本柚佳里(錬成塾)
▼J-GIRLSアトム級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝 サバイバルマッチ1
PIRIKA(NJKF・キング/同級5位、BONITA BOXEO同級2位)
VS
YUKI(フォルティス渋谷)
▼フェザー級(57.15kg以下)契約 2分3R
小澤聡子(チームドラゴン/同級6位)
VS
亜利弥’(L’GALAXY)
▼フライ級(50.80kg以下)契約 2分3R
徳山久美子(隆拳塾)
VS
白石瑠里(新日本・藤本)※デビュー戦
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円 S席4,000円 立ち見3,000円(当日券のみ)
※当日券は各1,000円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=http://t.pia.jp/
<お問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
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