▲公開計量にも関わらずTバック型の超ブーメランパンツで現れた健太
7月15日(金)東京・新宿FACEにて、明日、東京・後楽園ホールで開催される『Krush -70kg初代王座決定トーナメント〜決勝戦〜』の前日計量・記者会見が行われた。(※計量結果は下記)
今回の計量と会見は一般公開され、新宿FACEには大会チケットを持参した一般ファンも来場。ファンが見守る中、選手たちは試合順に計量を行った。ここで会場をどよめかせたのは-70kg初代王座決定トーナメント準決勝に出場するNJKFスーパーウェルター級王者の健太(E.S.G)。
健太は普段から露出の多いビキニパンツを穿いて計量することで知られているが、この日の健太は写真の通り、肩から紐をかけるTバックタイプの超ブーメランパンツで登場! 健太は69.8kgで計量をクリアし、体重計の上でポージングを取ると、会場からはドッと笑いが起きた。
その他、健太と対戦する中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)は69.8kgで計量をクリア。トーナメント1回戦では山本優弥を下す金星を挙げた松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット)は最初の計量で400gオーバーだったものの、すぐに汗をかいて69.7kgでクリア。松倉と対戦する山内は69.7kgで計量を終えた。
計量終了後、4選手は会見に出席。それぞれ以下のように意気込み、そして1回戦の試合を踏まえた上での対戦相手の印象を語った。
山内佑太郎
「明日、Krushの70kg王者が決まりますが、準決勝の松倉選手は強い相手です。
→ベテラン山内(左)は1回戦で山本優弥を下した新鋭・松倉(右)と対戦
1回戦ではすごい試合をして、メインイベントに相応しい激しい試合で勝っています。テクニック、パワー、若さ、色々なものを持っている選手ですね。まずは準決勝の試合に集中して、しっかり勝ちたいと思います。決勝のことは、その時になったら考えます。そして最後にベルトを巻いているのが山内佑太郎であるように、しっかり頑張ります」
松倉信太郎
「一番実績が少ない僕がみなさんを待たせてしまってすいませんでした(再計量のため会見に遅れて合流)。山内選手は人生でも、試合でも、僕を経験で上回っていて、向かい合った時に強さが分かると思います。
1回戦では山内選手がずっと奥足ローを蹴っていて、あんまり効いていないようにも見えたんですが、それでもローを蹴り続けて効かせて勝ったのはベテランの強さだなと思いました。試合では僕だけじゃなくセコンドにも助けてもらいながら頑張りたいと思います」
健太
「明日は中島選手と戦うということで、強くていい選手なのでワクワクして楽しみです。
→計量でインパクトを残した健太(右)とK-1MAXでも活躍する中島(左)が激突
中島選手は1回戦で相手に合わせた上手い戦い方をしましたが、それまでは和製ヴァンダレイ・シウバの異名通り、連戦連勝、しかも高いKO率で勝っていました。僕は中島選手がK-1に出る前から注目して見ていましたが、俺なら(中島に)勝てると思ってましたね。明日はシウバvsガイ・メッツァー(PRIDEやパンクラスで活躍した総合格闘家で、ディフェンス能力が高く“難攻不落の獅子”と呼ばれた)のような試合になると思います」
中島弘貴
「最初から最後まで倒しに行って、Krushらしい試合をしたいと思います。健太選手は何でも出来る選手だと思います。KO負けがない選手だと思うので、僕が初めて健太選手をKOで倒します。健太選手はこの試合がシウバvsメッツァーだと言っていましたが、2人は実際に試合をしてシウバがメッツァーをKOしている(2000年8月「PRIDE.8」)ので、明日もそうなるでしょう」
その後の質疑応答で、総合格闘家の川尻達也と練習したことを聞かれた健太は「うちのジムには軽量級の選手が多くて、70kgの選手の圧力を体感することが出来ないんですね。それで今回は川尻選手と練習させてもらいました。川尻選手は普段80kg近くあるので、その圧力を体感できて良かったと思います」とコメント。
一方、中島には健太のブーメランパンツ姿での計量について質問が上がり、「俺から見たらかっこ良くないし着たくない」とバッサリ切り捨てた。
また中島と松倉が勝ち上がれば、決勝で同門対決が実現することになるが、2人はそれぞれ「中島さんは敵じゃなくて仲間です。でも中島さんがガチで来たら、僕もガチで応戦しないと死んじゃうんで、そういう試合になると思います」(松倉)
「松倉が仲間だと言ってくれてうれしいです(笑)。試合になったら仲間だけど、やらないと申し訳ないので、しっかりやります」(中島)と話している。
Krush実行委員会
「Krush -70kg初代王座決定トーナメント〜決勝戦〜」
2011年7月16日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合)-70kg初代王座決定トーナメント決勝戦 K-1ルール 3分3R延長2R
中島弘貴vs健太の勝者
vs
山内佑太郎vs松倉信太郎の勝者
▼セミファイナル(第9試合)スーパーファイト 60.5kg契約 K-1ルール 3分3R延長1R
卜部弘嵩(チームドラゴン/初代Krush−60kg王者)60.5kg
vs
チェン・ミンミン(中国/北京盛華国際武術クラブ/WBCムエタイ中国60kg王者)60kg
▼第8試合 63kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
山崎秀晃(チームドラゴン)62.9kg
vs
NOMAN(DTS)※野間一暢より改名 62.9kg
▼第7試合 55kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
匠(チームドラゴン)54.7kg
vs
SATOI(チャモアペットムエタイアカデミー)55kg
▼第6試合 女子フェザー級(57.15kg) K-1ルール 2分3R延長1R
佐々木仁子(チームドラゴン)56.7kg
vs
桜朋梨恵(ラビカラ)56.7kg
▼第5試合 -70kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜準優勝)69.8kg
vs
健太(E.S.G/第2代NJKFスーパーウェルター級王者)69.8kg
▼第4試合 -70kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R・延長1R
山内佑太郎(チームピットブル/初代WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)69.7kg
vs
松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 -70kg級王者)70.4kg→69.7kg
▼第3試合 -70kg初代王座決定トーナメント・リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
廣野 祐(NPO JEFA/Krush 70kg Tournament 2009準優勝)69.9kg
vs
秀虎(AK)69.5kg
▼第2試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
翔栄(治政館/K-1甲子園2010王者)59.7kg
vs
小川 翔(OISHI)60kg
▼第1試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
山口正道(島田)60kg
vs
神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK)59.6kg
▼オープニングファイト第2試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
佐々木大蔵(チームドラゴン)59.8kg
vs
上杉隼土(超越塾)60.0kg
▼オープニングファイト第1試合 58kg Fight K-1ルール 3分3R
木谷典史(チームドラゴン)58kg
vs
大川一貴(青春塾)57.6kg
<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※全席指定
※当日券は各500円増し
※スタンディング4,000円(当日のみ)を発売
<チケット販売場所>
チケットぴあ=http://t.pia.jp/
イープラス=http://eplus.jp/sys/main.jsp
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
<お問い合わせ>
グッドルーザー=TEL:03−5351−8390
●2011年度 Krush大会スケジュール
7月16日(土)東京・後楽園ホール
8月14日(日)東京・後楽園ホール
9月24日(土)東京・後楽園ホール
10月15日(土)東京・新宿FACE
11月12日(土)東京・後楽園ホール
12月9日(金)東京・後楽園ホール
※大会スケジュールは追加・変更・中止となる場合がある
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