▲2006年6月11日、山本(右)と“日本人キラー”ワンロップとの一戦は互いのヒジ打ちとパンチが交錯する壮絶な死闘だった。
第21代全日本キックボクシング連盟フェザー級王者・山本元気の現役引退が、所属するDTSジムの公式ブログにて正式に発表された。
公式ブログ(http://blog.livedoor.jp/shinseikaikan/archives/1527808.html)によると山本は7月18日の板橋寛戦を最後に現役生活を終了。引退に関するイベント等の予定はまだ決まっていないが、「本人からもまた改めてご挨拶させていただきます」(原文ママ)としている。なお9月から同ジムでは山本が指導するプロ育成コースがスタートする予定。
山本は2000年1月に全日本キックでプロデビュー、2003年9月27日に同団体のフェザー級王座を獲得。その強打から“右の殺し屋”と呼ばれ、全日本時代は前田尚紀、石川直生、山本真弘らと共に“フェザー級四天王”として活躍。ゲーオ・フェアテックスやワンロップ・ウィラサクレックといったムエタイの強豪選手と激闘を繰り広げた。生涯戦績は38戦20勝(11KO)13敗5分。
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