▲「東北立ち技格闘技育成プロジェクト」を立ち上げた小比類巻貴之(左)とDRAGON GYM・佐藤亮会長(右)
東北地方の立ち技格闘技(K-1、キックボクシング、ムエタイ、空手)のレベルアップを目的とした長期のプロジェクト「東北立ち技格闘技育成プロジェクト」が立ち上がった。
これは東北(青森県)出身のK-1ファイター・小比類巻貴之(小比類巻道場)と、東北地方で20年もの長い間ムエタイを広める活動をしているDRAGON GYMが協力して行うプロジェクト。具体的な内容は、打撃セミナー(複数回)とスパーリング大会などのイベントを組み合わせた長期的なものとなる。
セミナー講師の小比類巻はかつて魔裟斗のライバルとしてK-1MAXで活躍。極真空手、ムエタイ、キックボクシング、K-1、総合格闘技と多くの立ち技格闘技を経験しており、その豊富な経験に裏打ちされた的確な指導は定評がある。セミナーは被災地・石巻にある日本初ムエタイスタジアムのドラゴンボクシングスタジアムで行われる。
第1回は初級編として9月30日(日)と10月14日(日)の2回1セット。全4回(初級編、中級編、上級編、応用編)を予定している。
DRAGON GYM・佐藤亮会長は「今年1回、来年3回のセミナーで小比類巻さんの技術を吸収し、2、3カ月に1回ドラゴンボクシングスタジアムで開催されるアマチュア大会『Aリーグ』で試合を経験することで強くなり、東北地方から“第2の小比類巻貴之”を育成していきたい」と展望を語る。スパーリング大会やAリーグの試合などで結果を出したアマチュア選手に関しては、ドラゴンボクシングスタジアムでのプロ大会「戦場」でプロデビューすることも可能だという。
小比類巻も「このプロジェクトで東北地方の選手のレベルを上げるだけでなく、参加者には立ち技格闘技の面白さ、楽しさを堪能してもらいたい。世界に通用する選手を育てて、後々には、Krush(小比類巻はKrush大会放映(GAORA)の解説者を務めている)、そして世界最大の立ち技格闘技団体グローリーにも選手を送り込みたい」とした。
「東北立ち技格闘技育成プロジェクト」
2012年9月30日(日)10月14日(日)宮城・石巻市 ドラゴンボクシングスタジアム
開始11:00(予定) 終了17:00(予定)
※1クラスは1時間半を予定
<参加費>
大人12,000円 子供(中学生以下)8,000円
※2回1セット
<定員>
キッズ、初心者、中上級者の各クラス20名
※体格やレベルに合わせてクラス分けを行う
<申込方法>
DRAGON GYM(〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺3丁目5−10)に現金書留で郵送
※キッズ、初心者、中上級者の希望クラスを記入すること
<申込締切>
9月21日(金)
<会場>
宮城県東松島市大曲字堺堀140−3
<問い合わせ>
DRAGON GYM=TEL:022−291−1966(15時から22時まで)
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