▲メインイベントで対戦するチャウンシー・ウエリバー(左)と藤本京太郎(右)
9月15日(土)東京・大塚にある角海老宝石ボクシングジムにて、9月19日(水)東京・後楽園ホールで開催される同ジム主催興行『DUAL CORE』の記者会見が行われた。会見では、メインイベントで対戦する元K-1ヘビー級王者でプロボクシングに転向した藤本京太郎(角海老宝石ボクシングジム=K-1時代のリングネームは京太郎)とチャウンシー・ウエリバー(アメリカ/WBC世界ヘビー級15位)が意気込みを語った。
ヘビー級の日本人選手が世界ランカーと対戦するのは史上初、世界のヘビー級ボクシング史においてもデビュー5戦目で世界ランカーと戦うケースはこれまでになかったために、京太郎の試合には注目が集まっている。
試合を直前に控え、京太郎は「今は気持ちも引き締まってきています。試合をするだけなので、ここでしゃべるよりもリング上を見てもらいたい」と仕上がり具合は順調な様子。対戦相手はサウスポー構えであり、国内ではサウスポーのヘビー級ボクサーが少ないために、総合格闘家の水野竜也とスパーをこなしてきたことも明かした。
→会見後にサンドバック打ちを披露したウエリバー。それを見ていた京太郎は「あのラッシュは危険な香りがする」と警戒心を強めていた。
一方、WBCのABCO(アジアボクシング評議会)王座、アメリカコンチネンタル王座、ニュージーランドボクシング連盟王座などのタイトルを保持したこともある“七冠王”ウエリバーは「京太郎がこれまでに対戦した選手のことを私は知っていたので、京太郎のことについて色々と聞いている。彼はいい選手だけど、まだキックボクサーだよね。スピードがあるけどパワーはない。経験が足りないので、5年後にはいい選手にはなるだろう。今回イージーファイトだとは思わないが、左のパンチでKO出来ればいいかな」と余裕のコメント。
同行していたウエリバーのトレーナーも「この日のために非常にハードなトレーニングを積んできたので負けはない」と勝利に絶対の自信を見せていた。
角海老宝石ボクシングジム
「DUAL CORE」
2012年9月19日(水)東京・後楽園ホール
開始18:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第7試合) ヘビー級 3分10R
藤本京太郎(角海老宝石ボクシングジム)
vs
チャウンシー・ウエリバー(アメリカ/WBC世界ヘビー級15位)
▼セミファイナル(第6試合) スーパーライト級 3分10R
土屋修平(角海老宝石ボクシングジム/日本スーパーライト級8位)
vs
スティービー・オンゲン・フェルディナンデス(インドネシア/PABAスーパーライト級王者)
▼第5試合 ヘビー級 3分8R
竹原真敬(緑ジム/日本ヘビー級2位、OPBFヘビー級10位)
vs
ヨハン・デュプラス(フランス/WBC世界ヘビー級26位)
▼第4試合 スーパーフライ級 3分8R
奈須勇樹(角海老宝石ボクシングジム)
vs
ワッチャラポン・ギャットプラパット(タイ/タイ国ライトフライ級9位)
▼第3試合 バンタム級 3分6R
中川とん虎(角海老宝石ボクシングジム)
vs
中島聖規(マナベジム)
▼第2試合 フェザー級 3分6R
森田大介(角海老宝石ボクシングジム)
vs
池ノ内ワタル(福田)
▼第1試合 62.5kg契約 3分4R
中村慎太郎(角海老宝石ボクシングジム)
vs
櫻井孝樹(小熊)
<チケット料金>
RS席10,000円 A席7,000円 B席5,000円 指定席3,000円 先着自由席3,000円
<問い合わせ>
角海老宝石ボクシングジム=TEL:03−3915−8904
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