DEEP事務局
「BULL TERRIER presents DEEP X 05」
2010年2月6日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
※フューチャーファイト開始17:45
▼第4試合 66kg契約 2R(1・2R4分)
○飛永 翼(ラバーガール/人力舎)
一本 2R1分21秒 ※腕ひしぎ十字固め
●星野昌宏(サムライTV)
お笑いコンビ「ラバーガール」のツッコミ担当・飛永が格闘技の試合に初挑戦。柔術白帯で格闘技歴は2年半。アニメ「ガッチャマン」の主題歌で観客の声援に微笑みながら入場した。
対するはCS放送の格闘技&プロレス専門チャンネル『ファイティングTVサムライ』の星野昌宏ディレクターで、飛永と同じく格闘技の試合は初挑戦となる。
1R、飛永が身軽に飛びつき、両足で星野の胴を挟んでグラウンドに引きずり込む。上になった星野は飛永の首に腕を巻き、フロントチョークの体勢に! いきなりピンチを迎えた飛永だったが、暴れて脱出に成功し、足を掛けてテイクダウンの2ポイントを奪う。
すぐにバックを奪った飛永だったが、星野は前に落として立ち上がる。星野は仕事が忙しくて試合前に2回しか練習に行ってないとは思えないほどの動きを見せて飛永に対抗。
立った星野が上に乗ってきたところで、飛永が両足を跳ね上げるようにして三角絞めの体勢に! 星野は自分の膝を飛永のノドに押し付けて体重を掛け、三角絞めから脱出するとすかさず足関節技を取りに行く。
起き上がった飛永がリバーサル(上と下の体勢を入れ替える技)で2ポイントを追加し、足関節を極めようとする星野のバックを奪いに行く。そこで1Rが終了した。
2R、組み付く飛永を星野が体を浴びせ倒すようにして寝技に持ち込む。飛永はすぐにバックを奪いに行くが、星野は首に腕を回してフロントチョークの体勢に。飛永は首を捕まれたまま馬乗りになり、リバーサルで2ポイントをゲットするとマウントポジションを奪って4ポイントのビッグポイントを追加。
マウントを奪った飛永は腕十字の体勢になり、星野は両手をクラッチして防ごうとするも、腕が伸びきってタップ! 飛永が見事に関節技を決めて、一本を取っての勝利を奪った。
マイクを渡された飛永は「すいませんでした」となぜかいきなり謝り、「星野選手は格闘技未経験と聞いていたので、様子を見ながら行ったんですが力が強かったです。勝ててよかったです。自分でも首が弱点と思っていたので、首を取られた時はもうダメだと思ったんですが、山崎(剛=柔術の師匠)さんの声が何となく聞こえて、何となく粘ったら何となく勝てました。未経験の方がいたらぜひ格闘技をやってもらって、この苦しさを味わってもらいたいと思います」と、首を手で押さえながら息も絶え絶えに苦しそうな表情でコメント。
リングアナウンサーから「勝ったらネタをやるとのことでしたが?」と言われ、飛永は速攻で拒否。しかし、相方のボケ担当・大水がリングに上がり、早くリングから降りたそうな飛永を無視して「ショートコント電気屋」に持ち込み、飛永もプロ根性を見せて無表情でネタを披露。場内の笑いを誘い、関節技による一本に続いて笑いも取った。
最後には大水が「まだまだ強い相手を募集しております!」とマイクアピールすると、飛永は「やめてください! もういいです。ありがとうございました」とすかさずツッコミを入れた。
<全試合結果>
▼メインイベント(第9試合) 日本対アメリカ3対3大将戦 81.5kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
○中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC世界4位)
一本 2R1分44秒 ※アームロック
●ポール“エル・テクニコ”シュレイナー(アメリカ/クラウディオ・フランカ)
※日本対アメリカ3対3は日本が2勝1敗で勝ち越し
▼セミファイナル(第8試合) 日本対アメリカ3対3中堅戦 68kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
○バレット・ヨシダ(アメリカ/SD Undisputed/ワールド・ノーギ・チャンピオンシップ2009優勝)
一本 1R3分38秒 ※三角絞め
●八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷/DEEP Xリアルキングトーナメント ライト級王者)
▼第7試合 日本対アメリカ3対3先鋒戦 73kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
○山田崇太郎(Brave/DEEP Xリアルキングトーナメント ウェルター級王者)
一本 2R1分30秒 ※フロントチョーク
●ライアン・ホール(アメリカ/50/fifty Brazilian Jiu-Jitsu/ADCC2009世界大会3位)
▼第6試合 56kg契約 2R(1・2R4分)
○塩田さやか(AACC/ADCC2007世界王者)
一本 1R22秒 ※膝十字固め
●Ricaco(ポゴナ・クラブジム)※湯浅麗歌子が改名
▼第5試合 エキシビジョンマッチ
マルキーニョス・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/ブラジリアン柔術ブラジル王者)
勝敗なし
オペルト・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)
※KOTESU(フリー/サンボ100kg超級世界5位)が負傷のため試合中止
▼第4試合 66kg契約 2R(1・2R4分)
○飛永 翼(ラバーガール/人力舎)
一本 2R1分21秒 ※腕ひしぎ十字固め
●星野昌宏(サムライTV)
▼第3試合 85kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
○宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
一本 1R2分13秒 ※チョークスリーパー
●荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ/ADCC2009日本代表)
▼第2試合 無差別契約 2R(1・2R4分)
○宇井大二郎(フィットネスショップ水道橋)
ポイント判定8-2
●尾薗勇一(ジュエルス)
▼第1試合 無差別級契約 2R(1・2R4分)
○関根秀樹(ボンサイ柔術/アブダビプロ柔術日本代表)
ポイント判定27-1
●シング・心・ジャディブ(インド/パワーオブドリーム/K-1 WORLD GP2009アジア王者)
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