Krush実行委員会
「Krush初代王座決定トーナメント 〜Round.2〜」
2011年1月9日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
※オープニングファイト開始17:30
観衆2,100人(超満員札止め=主催者発表)
▼第6試合 スーパーファイト 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
KO 2R2分16秒 ※左フック
●渡辺雅和(チームドラゴン)
昨年4月以来、約8カ月ぶりに山本がKrushのリングに登場。対戦相手の渡辺は常に激しい試合を繰り広げるチームドラゴンの激闘系ファイターだ。
1R、ジャブを突いて右のヒザ蹴りにつなげる渡辺。山本もジャブを返して右ストレート、右ローを蹴る。渡辺はジャブから飛びヒザ蹴り。山本は左ミドルを蹴って左フックを返す。渡辺は下がりながらジャブとヒザ蹴り、そして右ストレートから左フック!
これが山本の顔面を捕らえる。山本が左ボディ、そして右ロー。渡辺は右ハイキックから右ストレート! 山本も左フックから左ミドルを蹴る。
2R、山本がジャブと左ハイキック、渡辺は左右のフックからヒザ蹴り。山本は左ミドルを返して、左ボディから左アッパー、右ストレート! 渡辺も右ストレートから左フックを当てるが、山本は渡辺をロープに詰めて右ストレートから左フック、顔面前蹴り、そして左フック!
これで渡辺が崩れ落ちてダウン! 立ち上がった渡辺は山本とパンチで打ち合うが、山本が左アッパーから左フック! そして渡辺の左フックに左フックを合わせ、2度目のダウンを奪う! 何とか立ち上がろうとする渡辺だったが、立ち上がることが出来ず。山本が渡辺をマットに沈めた。
試合後、山本は「あけましておめでとうございます。今日は選手生活の中で一番と言っていいくらい、体が動かなかったです。
周りのみなさんのおかげで何とかリングに上がることが出来ました。渡辺選手も強くてやりづらかったです」とコメント。「この後に青春塾の寺崎直樹が試合をします。一緒に練習してきた仲間です。青春塾全員で勝ちたいと思うので応援よろしくお願いします」と同門の寺崎にエールを送った。
▼第5試合 スーパーファイト 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○名城裕司(国士会館)
判定3−0 ※30−24、30−24、30−22
●堤 大輔(チームドラゴン)
昨年は山内佑太郎、健太を下し、Krushの70kgエースと言ってもいい活躍を見せた名城。対する堤は9月の後楽園大会で石黒竜也から勝利を奪っている。
1R、サウスポーの両者。軽くジャブを出して距離を取る。名城がジャブから左ストレートを打つと、堤は右ミドルを蹴る。名城はジャブで堤を下がらせて左ストレート。堤はインローと右ミドルを返す。そこから左ストレートにつなげる堤だが、名城が右フックのカウンター。そして細かいジャブで堤を下がらせて左ハイキック!
これで名城がダウンを奪う。再開後、名城がジャブと右フック、左ストレートから右フック。堤は右の前蹴りと左ミドルで距離を取る。
2R、堤は右ミドルと右のヒザ蹴りで前進。そこに名城が右フックを合わせる。左ストレートから右アッパーで前に出る名城。堤が左ストレートと右ミドルを返し、左ストレート! これでバランスを崩す当てて名城だったが、逆に左ストレートを打ち込んでダウンを奪う。再開後、名城が右ハイキック! 左ストレートから右フック!
堤の右のヒザ蹴りに右フックを合わせる。一気に手数を増やしてパンチで前に出る名城はバックブローも繰り出す。
3R、ジャブを伸ばす名城はそこから左ストレート、そして右フックから左ストレート! これで堤を下がらせ、左右のパンチをまとめると堤がバランスを崩して、レフェリーがダウンを宣告する。再開後、ジャブと右フック、そして右ハイキックを蹴る名城。堤のハイキックをブロックして、名城が左右のフック! 必死に前に出る堤だったが、名城が的確なジャブで何度も堤の顔を仰け反らせる。全ラウンドでダウンを奪った名城が大差の判定勝利を収めた。
▼第4試合 70kg Fight K-1ルール 3分3R
○健太(E.S.G.)
KO 2R2分23秒 ※右ハイキック
●秀虎(AK)
NJKFスーパーウェルター王者の健太が3度目のKrush参戦。対戦相手の秀虎はアウトサイダーで吉永啓之輔に勝利している選手でもある。
1R、鋭いジャブとインローを蹴る健太。秀虎もそこにインローを返す。健太はジャブ・左フックから左右のローを蹴り、左フックから右ストレート! これで秀虎からダウンを奪う。再開後、健太がジャブとワンツー、飛び込むような左フック。
秀虎も左ミドルを蹴り返すが、健太が左ボディ、ジャブから右ストレート。秀虎の右のパンチに右ストレートを合わせて、左ボディから右ストレートを打つ。
2R、パンチとローでテンポ良く攻めていく健太。ここで秀虎が健太の右ローをキャッチして右ストレート。これで健太が尻餅をついてしまうと、レフェリーはこれをダウンと判断。健太は両手を広げてレフェリーに抗議する。
再開後、健太は左ミドルから前に出て、左フックから右アッパー、左右のローで秀虎の前足を効かせる。健太は秀虎をコーナーまで詰めて左ボディ、必死に足を使って距離を取ろうとする秀虎に強烈な右ローを蹴る。そして再び秀虎をコーナーに詰めた健太は右ハイキック! この一発で秀虎が崩れ落ち、健太が貫禄のKO勝利を収めた。
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